
一昨日1日は、新しい靴を買いました。
地元のスーパーのポイント3倍セールであり、その一週間前からテナントの靴屋に新入荷して目を付けていた、地元では珍しい若者向け商材wです。
今まで履いた靴もやっぱりその靴屋から買ったもので、かれこれ20年は履いたと思います。
長年の酷使に耐えかねて、もうぼろぼろ。何度洗っても落ちない汚れ、染み、破れ、ほつれ…。外も、中も。
1年ほど前から傷みが隠し切れなくなってきたので、流石に替え時だなと思い、外出する度にあちこちの大型店(
SHOE・PLAZAや
東京靴流通センターなど)を物色していました。
しかし、確かにどれも良いものだけど、なぜか自分の中で今一つ決め手に乏しく、いつまでもいつまでも買わずにいました。
それに、デザインの良いものに限って、僕の足に合わないのですよね。指付け根の幅が狭かったり、痛いほどに小指が物凄く圧迫されたり…。
それ以上に、どうせ買うなら、品揃え豊富な郊外型大型店よりは、小さな個人経営店で買いたいという感情論もありました。それも出来れば地元で。
いわゆる応援であり、地域振興であり、判官贔屓であり…。

それが一週間ほど前に、偶然前を通りかかったら、不意打ち。
お年寄り向けの地味な商材ばかりの中にあって、ごく稀にこういう商材が並ぶこともあるから、侮れないw
予てから試し履きは済ませており、足とそんなに合わないこともないと確認もしていたので(それでもまだ若干左右がきつめですが)、あとはいつ買うかという問題だけでした。
今までの靴は、およそ20年もの長きに渡り、役に立ってくれました。
これから外出する際は、この新たな靴の世話になります。こちらも、それくらい末永く付き合いたいものです。
さて。
人間と同様、車にも、新たな靴を用意してやりたいものです。
過去のブログやフォトギャラリーにもある通り、Laevateinnは、ホイールが一本だけ違う上、残り3本のうち2本にはガリ傷が付いています。


なので、新たなホイールにしたいとの思いは、予てからありました。
どうせなら、その機会に、いっそ14インチにしたいとも。
個人的には6本スポークが好みなので、高い買い物をするからには、そこは譲れない。
色は今までがアルミ地金剥き出しの銀色だったので、今度はイメージチェンジとして、それ以外の色を。厳ついガンメタリックか、赤い外装色に合うブロンズか、古のフェラーリを重ね合わせる金色か。

とはいえ、そこは20年前の車。
PCD114.3であり、旧規格ゆえ選択肢は狭まれます。
合うホイールというと今や15インチ以上の一般乗用車向けサイズしかなく、だからAZ-1&キャラが新品のホイールを履くとどうしても大径化しがちです。
しかしホイールが大径化すればするほど、金属部分が増えるので足回りの重量がかさみ、動きは鈍重になり、燃費も悪くなる。ショックアブソーバーの役割を果たすタイアとその空気部分が少なくなるので、いきおい乗り心地も悪くなる。
快適性を求めた車ではないとはいえ、見栄えとの両立を考えると、14インチがぎりぎりのラインでしょうか。

理想は、
タナベ SSR Type-Cです。
・R14×5.0J
・PCD100-4H
・インセット+45
・3.15kg
・スターブロンズ、ガンメタリック、スターホワイトの3色
・本体価格¥38,000、消費税込み¥39,900
デザインもスペックも理想的。
しかし以前から、Type-Cは割れやすいとの情報は聞いていました。
YouTubeでも、サーキットを走行中に、スポークとリムの接合部がぱっきり割れた動画も、幾つかこの目で見てしまいました。
恐らく、徹底的に軽さを追及したが故に、耐久性を度外視しているのでしょうね。純粋な競技用であり、日常使用には適さないと。
そもそもPCDが現規格のみの対応なのですね。

色々調べた結果、ここはやはり定番の、
レイズ ボルクレーシング・TE37が良いのでしょうかねえ…?
・R14×5.0J
・PCD100/114.3-4H
・インセット+35/45
・ブロンズ(アルマイト)
・本体価格¥38,000、消費税込み¥39,900
どうやら、PCDが旧規格にも対応する、マルチピッチ仕様らしいのは、嬉しいですね。
軽さは勿論のこと、耐久性にも申し分なく、定番として広く愛用者がいるのには理由があります。
ですがそこはそこ、天邪鬼な僕としては、一捻り加えたものにしたいとの思いがw
…しかしふと正気に戻れば、無邪気に無限に妄想していられる御身分ではなかった事実を思い出してしまった……orz
よくAZ-1&キャラでは、最終型アルトワークス用ナックル(PD100)流用と並び、カプチーノ用ホイール流用が、定番改造の一つとされています。
「安い」「純正でありながらデザインが良い」「純正でありながら軽い」「純正なのでベストマッチング」と、良いことずくめ。
それでも、旧車に片足突っ込みかけている車の宿命として、年々数は減ってきており、稀に掘り出し物があるとしても傷だらけだったりするとか。
そんなこんなで、カプチーノ用ホイールへと視点を変えて、暫く経った或る日。

9月15日の「
第2回 福島ABCCミーティング 2013」にて、正にカプチーノ用ホイールを装着したAZ-1に出会いました。
個人的には6本スポークの後期型狙いでしたが、こうして見ると、前期型ホイールも良いですねえ。
オーナーの方にお話を伺ったら、「これはまだ綺麗な個体だったから塗装だけで済んだけど、傷だらけのものを補修してとなると、最低でも1本5万円はかかる」とのこと。
かと言って、足回りに用いるもの。素人が自家製で補修や塗装をしたところで、あっという間に剥がれて劣化するのは目に見えており、やはりどんなに高くともプロに頼んだほうが賢明です。
更にそこへ、思わぬ情報が。


前回のブログで
スペーシアカスタムを試乗した旨を書きましたが、その際もらったアクセサリーカタログにおいて、消滅したと思われたスズキスポーツブランドが載っているではありませんか!
しかも14インチで、6本スポークで、ガンメタ!
・R14×4.5J
・PCD100-4H
・インセット+45
・ガンメタリック、パールホワイトの2色
・ナット4個付属
・本体価格¥28,350、参考取付費\4,095、合計¥32,445
鈴菌感染者としては勿論ウェブカタログは一番最初に確認しましたが、
モンスタースポーツに移行しているばかりか、14インチはどれも星形5本スポークな上に廃盤でしたよ?
一体どうなっているんでしょう…。
まあいいやw
こちらは、他の3種とは異なり、スポークがアウターリムと地続きになっているんですね(他は段差で区切られている)。
なので、スポークがかなり伸びた格好になっており、目の錯覚で実寸以上に大きく見えます。
鈴菌感染者としては、なるべくならスズキ所縁のパーツで固めたい。
意外な伏兵に、心が傾きます。
できるだけオリジナルを尊重した姿で乗っていきたいとの思いもあって、旧規格PCDに合うホイールを考えていましたが、これは現規格PCDしかありません。
仮にこれにするとなれば、自分としては禁じ手と捉えていたPCD変換スペーサーを、導入すべきなのかも知れません。
もしそうなれば、冒頭のSSR Type-Cはおろか、無限に選択肢は広がります。
……まあ、どれも現時点では、ファーストカー共々夢物語みたいなものです(´;ω;`)