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ふじぃのブログ一覧

2013年03月25日 イイね!

高齢者にこそMT

高齢者にこそMT今マニュアル車がアツイ!?「硬派なマニュアル男子にモテ期到来!」
(clicccar、2013年3月20日)

いまマニュアル車に乗る硬派男はモテる!
(同、2013年3月24日)



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|  ,,ノ(、_, )ヽ、,,   |  < ま~た始まった
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\  `ニニ´  .:::/
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このサイトは、時々おかしな理屈を捻じ込む傾向があるからなあ。
以前は散々車好きの男を侮辱して煽っておきながら、最近は、逆にこうして男をおだてるように方針転換してきました。

(因みに僕は、幾ら記名式の記事だからといって、記者の自己責任で書かれているとは思っていません。
必ず全員を出席させる編集会議で方針を取り決め、脱稿後は編集長のチェックを通すものであり、すなわち編集部全体の方針があからさまな形で発露しているに過ぎません。
仮に記者の一存であったとしたら、スタンドプレーを放置する、素人の同好会にも劣る企業体質だというのを露呈していることになる。
そもそも、他の記事が軒並み実名表記なのに対し、こういう記事を書く記者に限って「リン」などの筆名)


CR-Z、86&BRZ、アテンザと、日本車でもMTブームであり、僕もMT大好きですが、そんな大騒ぎするほどのことかと。
逆に、あれだけ6MTを推していたアウディ R8が、マイナーチェンジで掌を返して7ATを推してきたのには、呆れましたがw

効率や合理性ならAT・CVT・DCTですが、操る楽しさはMTだと個人的には感じています。
構造も単純なので、維持や修理も楽だといいます。僕が好きな「シンプルな車」を構成する要素の一つと成り得ます。

ところが、普段MTに慣れているだけに、たまにATに乗ると怖くなってしまいます。
どこのギアに入れているか分からなくなって焦ったり、発進時を含む低速で中々加速してくれないのでアクセルを思いきり踏み込みたくなったり、本当にRレンジに入っているかインフォメーションランプだけでなくシフトノブを一々目視したり…。
そして僕の周りにあるAT車というと、父のパジェロミニだったり勤務先のハイエースだったりと、重い車ばかりなのも、不安になる一因です。
車を操っているのではなく、車に操られている感覚に陥り、思うような操作ができないのも、ストレスが溜まる一番の要因です。




ですが、そんな我が身を振り返って、ふと思いました。
高齢ドライバーがよく、ギアやペダルを間違えて、建物に突っ込んだという事故がありますね。
あれはATに不慣れなあまり、「Rレンジに入れた つ も り 」「ブレーキを踏んだ つ も り 」になっていたのが原因だったのかも?

MTなら、入れるギアを間違えたらノッキングないしエンストするので、すぐに気付くし、そのまま急加速するわけではない。
前時代的なクラッチ操作がワンクッションとなり、変速を能動的な動作として意識させる。
高齢者は目も遠くなっているでしょうから、メーターパネル内のインフォメーションランプが小さくて判りにくいというのもあるかも知れません。
まして今の高齢者が若かりし頃にはMTしかなかったことを考えれば、身体感覚としてMTに慣れすぎて、これだけ氾濫したATには中々順応しにくいのかも。
MTにはMTの作法があるのと同様、ATにはATの作法がある故に。


便利を追求するのは悪いことではないし、それが生活を豊かにしてきました。
しかし本来技術とは、人間の機能や動作や感覚を拡張するためのもの。便利に慣れすぎて退化してしまっては元も子もありません。

前述の車たちにおいてMTを買っているのは、物心ついたときからMTに慣れ親しんできた、“団塊の世代”とそれ以上の年齢層だそうです。
高齢者向けの機能として自動ブレーキなどが開発されていますが、案外、MTを宛がうほうが余程高齢ドライバーにとって安全に運転できるかも分かりません。
そして何より、僕自身も、そうなりつつあるんだろうなあ。


復権 マニュアル車 トヨタ「86」火付け役、ベンツも21年ぶり投入
 (msn産経ニュース、2013年3月17日)
トヨタ86の登場でスポーツカーに「MT車」復権の兆し !
 (clicccar、2013年3月19日)
高齢運転手の「相手の被害を最小限に抑えたい」ニーズにピッタリ!軽自動車で初めての自動ブレーキを搭載したムーヴに注目!
 (同、2013年3月21日)
マニュアル車のどこが好き? 「操っている感覚」 「坂道発進のドキドキ感」
 (ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2013年3月20日)



上記四番目のリンク先で言われている、

> 自動車動かす時の「クラッチ操作」って、結構"心理的セーフティ"になってると思う
> 車に関しては操作カンタンにし過ぎるのも問題なのかもね


という言葉に共感します。
Posted at 2013/03/25 11:25:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 変速機 | クルマ
2013年02月11日 イイね!

AT多段化の流れ

AT多段化の流れ北米トラック・オブ・ザ・イヤーのラム1500、その理由は8速ATにあった?
(clicccar、2013年2月3日)



ATの進化は、留まるところを知りません。
多段化による高効率化に成功し、それにより燃費は良くなり、アイドリングストップ装置との相性も良く、マニュアルモードも搭載するので運転手の意思による変速も可能になり、物によってはデュアルクラッチも搭載して変速ショックも軽減(デュアルクラッチトランスミッション=DCT)。
流石に開発コストが掛かるからか、高級車或いは上級グレードのみの搭載ですが、6ATや7ATが最近では主流になりつつあります。

かと思いきや、無骨なアメリカンピックアップトラックにも搭載されるとは。しかもいきなり8AT。
これも時代の流れですね。

しかもアメリカは、AT大好きなお国柄。
戦車でさえも、エアコン・パワステ・ATが標準装備ですから。これが陸上自衛隊の75式自走155mm榴弾砲なら、そんな快適装備はないので真夏の車室内は40℃を越えるといいます。


このZFというメーカーは、ドイツ系アメリカ企業サプライヤーとして、多段式ATの開発・製造を請け負っているところなのですね。
少し調べてみたところ、9ATを開発したり、未だMTが主流のバス市場にも多段式ATとそれを中心としたソフトウェアを持ち込んだりと、かなり手広くやっている模様。

9速の自動変速機を造ったZFが変える、競争の形
 (Tech-On!、2011年10月18日)
バスもオートマで省燃費になるというドイツ系サプライヤーの主張と実践
 (clicccar、2012年7月18日)
大手サプライヤーZFは省燃費パーツを供給して北米市場で成長する
 (同、2013年2月3日)


この調子で、工事現場で働くダンプも、多段式ATになっていくんでしょうかね。




【レポート】「ミッションは9速を上限とすべき」 ZF社のCEOが過剰な多段化に苦言
(autoblog、2012年11月12日)



ついには、9速や10速だそうですよ。凄いですね。
そうなったらもはやCVTと変わらないのでは?
微々たる違いなので運転していても恩恵に気付きにくいでしょうし、その割に開発コストばかり掛かってしまう。ならば今あるCVTを発展させたほうが理に適っていると、素人としては思ってしまいます。

とはいえ一般の素人が言うならまだしも、ZF社長自身が「ATには9速以上は必要ない」と主張するからには、別の意図がありそうな気もします。
ZFは9ATに対し特許を持っているそうですし、他社がそれ以上の変速を開発すれば、自分の牙城が崩されかねない。それを気にしている側面もあるのでは。




昔はATというと2~3速しかありませんでした。
今では4速が一般的ですが、それでも変速の度に激しい振動が生じ、四段階しかないから効率は悪く、常にパワーバンドで走るから燃費も悪いものでした。
今でも一般的なATは、4速まで。
僕がATに対し偏見を拭い去れない理由です。

しかし最近色々な新車を試乗するようになって、最新のATも中々良いじゃないかと考えが変わりつつあります。
日本の普及車でさえこんなに良くなっているのに、外車で一般的な多段式ATやDCTともなれば、更に変速は滑らかだし燃費も良い。
いえ、それでも自分が乗り回すとなれば、相変わらずMT以外の選択肢はありえませんがw


世界の名立たるスーパーカーは既にAT(又は2ペダルMT)ですし、ATの進化はどこまで行くんでしょうね。
Posted at 2013/02/11 12:15:09 | コメント(2) | トラックバック(0) | 変速機 | クルマ
2012年07月26日 イイね!

スポーツAT

スポーツATオートマで乗るとカッコ悪いクルマ ワースト5!【女子のホンネ】
(clicccar.com、2011年9月22日)

やっぱりオートマのスポーツカーはカッコ悪い!【ただしトルコンに限る】
(同、2011年10月6日)



些か古い記事ですが、たまたま見付けたので。

この情報サイト、どうやらネット上では結構反感が多いようですね(NAVERまとめ、「男をボロクソにこき下ろし毎回炎上の「女子のホンネ」シリーズまとめ」)。
このリンという記者も、女性の割に妙に車に詳しいし、一々喧嘩腰だし、古い専門用語ばかり出てくるし(MTのことを「手コキ」と言うなんて、20年振りに聞きましたよ。そもそも「手漕ぎ」の誤用では…?)、価値観とすら呼べない偏見だらけだし、ダブルスタンダードだし、極度に我が強いし、ツッコミどころが多い割になぜか自信たっぷりで「アタシ以外はみんなバカ」という態度があからさまだし、個人的な感情に基づく結論ありきで話すから第三者を納得・共感させるだけの理論とは無縁だし、男の悪口ばかり好んで書く割に自分が槍玉に挙げられると掌を返して怒る。

醜い人です。
でも、女性なら誰でも持っている内面を隠していないだけで、或る意味正直な人でもあります。
高潔とは無縁の正直さだけど。




内容はともかく、本題。

確かに、最近では、スポーツカーといえど殊更にMTであるべき理由などないのかも知れませんね。
技術が進歩したことで、多段式ATやCVTが開発され、MT以上に操作は滑らかで、変速のロスはMTに勝り、MTに劣っていた燃費すら最近では良くなっている。
昔は低級グレードには必ずMTの設定があったのも、最近ではコラムシフトATしかない車種のほうが多い。
マークⅡ三兄弟だって、スポーティグレード「ツアラー」系には、必ずMTがあったのに。
MTはどんどん廃れていく一方です。今や商用車くらいでしょうか、全グレードにMTが標準装備なのは。
MT好きとしては寂しいですが、もはや趣味性以外にMTを選ぶ理由がなくなってきたのかも分かりません。

考えてみれば、F1だってATですし、その意味ではATとは由緒正しいスポーツカー向け変速機とも言えましょう。
今や世界のスーパーカーや、ハイパフォーマンスグレードに至っては、セミAT(2ペダルMT)・マニュアルモード付きAT・パドルシフト付きCVT・DCT(デュアルクラッチトランスミッション)が主流です。
フェラーリのF1マチック、ヌォーヴァ・アウトモービリ・フェルッチオ=ランボルギーニはセミAT、メルツェーデス=ベンツのAMGスピードシフト、マゼラーティのガンビオコルサ、ポルシェのPDK、BMWのSMGやDCT、アウディのS-トロニック(DCT)、フォルクスヴァーゲンのボルグワーナー製DSG(DCT)、アルファ=ロメオ・アウトモビレのアルファTCT(ツイン・クラッチ・トランスミッション)、R35型GT-RはDCT、ランサーエボリューションⅩのゲトラグ製TC-SST(ツイン・クラッチ・スーパー・シフト・トランスミッション)、等々…。

それらは快適性や利便性を突き詰めたり、高齢者や初心者や女性にも運転できるためのATとは根本的に異なります。
有り余る駆動力を的確に効率良く地面に伝えるために、ATという道を選択したのでした。
手動操作はパドルシフトやモード切替スイッチに残るのみ。
スポーツ走行を極めれば極めるほど、MTにおける変速ロスが気になるので、技術革新によりATのほうが優位に立つのは、或る意味当然とも言えます。



一番印象に残っているのは、三菱自動車工業 FTOINVECS-Ⅱですね。
ATだけどMT的な操作ができるとして、当時衝撃的でした。
FTOはどちらかというとスポーツカーというよりスペシャルティカーですが、それ故に新技術を盛り込めるジャンルでもあるのでしょうね。


個人的には、普及車やスーパーカーはともかく、一般庶民に向けられたスポーツカーくらいは、せめてMTを残して欲しいのですよね。
効率や利便性ではない、趣味性を謳う車なら、尚更変速機も同様なものが相応しい。
何より、程々にローテクで、路面状況や挙動に応じて思い通りに車をコントロールでき、機械を操っているという実感が強く抱ける。よって運転が楽しいのはMTだと感じるからです。
スポーツカーの魅力は、効率や合理性や速さやカタログスペックだけではありません。楽しさも重要な要素の一つです。そしてそれらはしばしば正比例するとは限らないのですから。

そうは言っても、MTはこれからは廃れていく一方であり、辛うじて残っても趣味性以外の存在意義はなくなっていくんでしょうねえ…。
車に興味のある人は、興味のない人に比べて圧倒的に少数派。更にその中でのMT派に至っては、数など推して知るべし。

メーカーとは企業であり、企業とは営利団体であって、伊達と酔狂で車造りをしているわけではない。
「ATとMT、どちらが売れるか?」を天秤に掛ければ、社会人である僕らに置き換えて考えれば、メーカー側の考えなど自ずと理解できるはずです。
MTが廃れていったのは、決してメーカーのせいでもなければ、AT限定免許証のせいでもありません。


とはいえ、みんカラに登録したことで知ったのですが、身体障害者の方や人並み外れて小柄な方でも、スポーツカーが好きな人はいますね。
そんな人々のためにも、AT設定のあるスポーツカーは、ありだと思います。だから「スポーツカーからATを一掃しろ」などと言うつもりはありません。
要は、ATとMT、どちらか片寄ることなく、バランス良く設定されているのが理想です。
現状はAT一辺倒ですが、スポーツカー、せめてスポーティグレードだけでも、MT選べる余地があると好ましいです。
Posted at 2012/07/26 14:46:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 変速機 | クルマ

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