
現在開催中の「第43回 東京モーターショー2013」は、前評判通り盛り上がっている様子ですね。
リーマン・ショックや欧州債務危機を何とか乗り越え、日本車メーカーは世界で躍進して再浮上しつつあります。それが、現在盛り上がっている根本要因なのでしょうね。
久々に、わくわくするイベントです。
遠いし時間もないので僕は行けませんが、暫くはそれに因んだブログを書いていこうと思います。
スズキの新型軽自動車「ハスラー」が意外とカッコ良いと話題
(乗り物速報、2013年10月29日)
スズキの新型軽SUV「ハスラー」は【ダサカッコいい】デザイン!なんと燃費30km/Lか?
(Ethical & Lifehack、2013年10月31日)
スズキの新型軽SUV「ハスラー」が【カッコイイ】!【実車画像】【カラー】公開!【12/24】発売!
(同、2013年11月27日)
【新車情報】超話題の新型軽SUVスズキ『ハスラー』値段も安いが装備も最強!絶対欲しくなってしまう10の魅力徹底解説
(ROCKET NEWS 24、2013年11月23日)
【東京モーターショー2013】スズキの新しい"軽クロスオーバー"、「ハスラー」は12月24日発売!
(autoblog、2013年11月28日)
中でも僕が一番気になっているのは、S660でも次期コペンでもなく、実はこれです。
これはコンセプトカーではなく、既に市販化が進んでいるとのこと。
最初に発表された当時は、随分現実的なデザインや使い勝手だなと思っていたら、そういうことだったのですね。
既に公式サイトも開設されています。
一見するとFJクルーザーのようであり、角ばった車体に丸型ヘッドランプの組み合わせはアルトラパンショコラやミラココアのようでもあり、内装をぐるりと取り囲む加飾パネルはMRワゴンのようでもあり…。
ハスラークーペのほうは、ミニ・ペースマンを思わせます。実際、開発陣は、ハスラーはミニ・クロスオーバーを参考に造ったのだとか。
車台はワゴンRと共用というのは、意外でした。でもスズキ軽では最も流通しているでしょうから、考えてみれば妥当な線ですね。
デザインも個性的で好きなのですが、今流行りのクロスオーバーSUVを、軽でも実現したというのが衝撃的ですね。
スズキには、本格的なSUVとして、ジムニーやエスクードがあります。しかしそこまで過剰なものを求めておらず、「主な使い道は街中の舗装路で、たまに未舗装路や雪道を走る程度」という向きには、もう少し緩く乗れる車が望ましい。
そんなときに、クロスオーバーSUVは、打って付けです。
クロスオーバーSUVは実質「SUVの形をした高級ミニバン」ですが、このハスラーには、まだSUVの香りが残っています。
事実、雪道での制御を手助けしてくれる安全装備が搭載されるとのこと。コンクリートジャングルをゆったり流すよりは、もう少しSUV的な使われ方を想定しているのでしょうね。そして何より、軽を主に乗る人はどんな地域に住んでいてどんな使い方をしているのかを、調査した結果なのではないかと。
僕は雪国の人間でありながら冬の運転が苦手なので、大助かりですw
スズキにはKeiという、クロスオーバーSUVの先駆けとも言うべき車が、かつてありました。
ハスラーは、その復活のようにも感じます。だから懐かしさすらあるのですよね。
因みに、初代ハスラーは、モトクロスバイクだったといいます。
名前を受け継いだこの車も、ちゃんとオフロード対応という辺りに、単なる使い回しではない、名前への愛があります。
使い勝手も、今のトールワゴンによく見られる、お母さんが喜びそうな所帯染みた使い勝手ではない。
勿論、今の軽ではもはや定番となった、収納トレイやフルフラットシートやドリンクホルダーは常備されています。しかしそれ以上に、アウトドア感覚の強い、無骨な使い勝手を想起させるものです。
防水のための樹脂被覆が剥き出しで、水や泥や雪が付いたまま放り込んでも平気そうな、荷室。更に、アタッチメントを使用することで、スノーボードなども壁面に取り付けられるとのこと。
大きく、どこを掴んでも、手袋をしても、確実に開閉できそうな、インナードアハンドル。
Keiだけでなく、エレメントやエクストレイルにも相通ずるものがあります。SUVはこうでなくては!
どちらも良い車だったのに、前者は北米専売となり、後者はデザインはおろかコンセプトすら変わるとか…。だから尚更ハスラーは貴重な存在となりそうです。
メーターが単眼式というのが、個人的には不満ですね。
今の時代性能が上がったから、殊更に回転計は必要ないのでしょうが、やっぱりあったほうが雰囲気が高まるというもの。
5MTも、低級グレードのみ、しかも自然吸気NAのみというのも。たとえ試乗コースではNA&CVTで充分に感じても、やっぱり生活圏においては、ターボ&4WDは必要です。そこへMTが選べないのは寂しい。
内装パネルも、橙色以外では白一択というのも。ここはFJクルーザーやザ・ビートルのように外装色とお揃いにするか、或いはコストとの兼ね合いで厳しいのならオプションで好きな色が選べるようにして欲しかった。
発売は12月24日。
これも話題作りの一環として、明らかに狙っています。既に存在する車種のモデルチェンジなどではなく、全く新しい車種だから失敗するわけにはいかないのは分かりますが、それにしても狙いすぎですw
売る気満々です。
考えてみれば、他社含めて最近の軽にはこういった車種はなかったので、これは或る意味「
スズキの新作が常識を超えてやって来た(←キャラのキャッチコピー)」と言っても過言ではないかも分かりません。
鈴菌としての面目躍如です。
ファーストカーとして欲しいなあ。
Laevateinnを延命させるためとして、またLaevateinnでは不可能な使い方をするためとして。
どこかに、気のいいサンタさんはいないかなあ…。
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Posted at 2013/11/29 23:30:55 | |
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