
クリスマスはボーナス商戦でもあるのが、日本の風物詩ですね。
自動車とて例外ではなく、各社趣向を凝らした車の発売を、この時期に合わせてきています。
時節柄もあり、特別感が漂っており、正に大人へのクリスマスプレゼントです。
スズキ 新型 アルトワークスの発売は12月24日に!! 待望のマニュアルトランスミッションを設定
(ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2015年11月27日)
【祝】スズキ、新型「アルト ワークス」発売!
(同、2015年12月24日)
ついに発売された新型「アルトワークス」は買いなのか?ターボRSとの違いは?
(CarMe、2015年12月26日)
スズキ「新型アルトワークス」発売開始;デザイン画像集(ボディカラーやインテリアも)
(最新自動車画像ニュース NEWCAR-DESIGN、2015年12月24日)
スズキ「東京オートサロン2016出展車両」デザイン画像集;アルトワークスに早くも派生モデル登場!
(同、2015年12月30日)
まずは、以前も取り上げた、
アルトワークス。
鈴菌感染者としては本命であり、実現の可能性も限りなく高かったので、気になっていました。
発売が現実のものとなりました。
しかもクリスマス・イヴ。
これは
おさむちゃんからのクリスマスプレゼントですね。粋な計らいです*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*☆
レカロシートや、専用外装色や、各種専用装備を奢られながら、価格は
アルトターボRSからたったの20万円しか上がっていない160万円。
商売になるのかと、こちらが心配になるほどのバーゲンプライスですw
もっともその分、スイフトスポーツ(175万円)と、初期投資において大差なくなったのですが。
FFと4WDの、どちらにも5MTと5AGSあり。
正直、ワークスは5MT一択にして、ターボRSとは差別化を図って欲しかったですね。
内装は、ターボRSにはあった赤い挿し色がなくなり、黒一色に。
個人的には内装はターボRSのほうが好みです。
そしてそして、とりわけ5MT仕様は、ターボRSにはあった安全装備が、悉く削られています。
●運転席シートリフター、削除(レカロシートのため)
●運転席・助手席シートヒーター、削除(同上)
●シートバックポケット、ショッピングフック、削除(同)
●メーター部分エコドライブアシスト照明、削除(専用メーターのため)
●アイドリングストップ、削除(5MTのみ)
●エコクール、削除(同)
●レーダーブレーキサポート、削除(同)
●誤発進制御機能、削除(同)
●エマージェンシーストップシグナル、削除(同)
●パドルシフト、削除(同)
正確には、純正シートではなく他社製品だから、シートの快適装備を付けられなかっただけ。
同じく安全装備や省エネ装備が付いていないのも、いわば5MTとしての弊害であり、5AGSには普通に搭載。
でも、この思い切りの良さがたまらない!
これは益々、5MTを選ばない理由はないでしょう!(力説)
これで、削った装備の分、5AGSよりも安けりゃなぁ………いえ何でもないです(´ω`)
・【12月24日発売】 スズキ新型アルトワークスとターボRSの違いとは?
(くるまン。、2015年11月28日)
・スズキ「新型アルトワークス」は『エコ&快適装備』を削除の『走り特化』で139万円~【12/24】発売!
(Ethical & LifeHack、2015年12月21日)
・スズキ「新型アルトワークス」発表:【5MT & 専用チューン & 専用レカロ】で【走り特化】のワークス!
(同、2015年12月25日)
他にも、カヤバ製ショックアブソーバーは、ターボRSから専用チューニングを施され、更に硬くなっているそう。
5AGSでさえも、シフトタイミングが調整されてあり、全体的にローギアード化されてあるそう。
コンピュータも調整されてあり、中身はターボRSからかなり変えられてあります。
ファーストカーに欲しいなあ…。
4WDで、5MTで、通勤や買い物や送迎や冬場の移動に重宝しそうです。
話は変わって。
先だって、アルトシリーズ(
アルト、
アルトラパン、アルトターボRS)は、2016年次RJCカー・オブ・ザ・イヤーと、2015‐2016日本カー・オブ・ザ・イヤー/スモールモビリティ部門賞を、ダブル受賞しました。
・日本カー・オブ・ザ・イヤー 10ベストカーが決定!
(ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2015年11月6日)
・RJCカーオブザイヤーにスズキ「アルト」を選出! 2年連続6回目
(同、2015年11月10日)
飾らず、気取らず、質素に、シンプルに、ミニマムに。かと言って貧乏臭くない。
軽自動車の本分に立ち返ったコンセプトが受けたのでしょう。
しかしながらそれを実現するために、軽く頑丈であるものの加工のしにくい
超高張力鋼板(ハイテン)を用い、それと相反するコストカットを強いられるなど、開発陣は毎日泣きながら仕事をしていたのではないかと想像されます(;´Д⊂)
ワークス発売に先立って、華を添えてくれました。
応募殺到間違いなし!トヨタが本気でコスト度外視!100台限定「86“GRMN”」は600万円のバーゲンプライス!
(オートック ワン、2015年12月21日)
トヨタ元町工場で生産する219PSのコンプリートカー「86 GRMN」 限定100台で2016年1月4日からWeb申込受付
(Car Watch、同日)
トヨタ「86"GRMN"」を100台限定発売! 商談申し込みはWeb限定
(ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2015年12月22日)
こちらはトヨタ。
86(ハチロク)発売開始当初から、コンセプトカーとして開発が続けられていた、GRMN仕様。
それがようやく発売です。
苦節4年。な、長かった…。
12月21日発表、2016年1月4~22日ウェブサイトで予約受付、同年2月1日順次発売、限定100台。
クリスマス直近での発表なので、こちらもまた、
モリゾウさんからのクリスマスプレゼントとも言えますね。
コンセプトカーよりも過剰さは抑えられ、市販車らしく幾分まろやかな外観になりました。
派手で巨大なデカールはなくなり、マフラーは中央1本出しになり、GTウィングも車検対応の小振りなものに。
ボンネット、ルーフ、トランクをドライカーボン製に置き換え、リアウィンドウとクォーターウィンドウもポリカーボネート製に。本格的な軽量化です。
只、その分価格は高く、いきなりの648万円!?
専用工程を設けて大幅に手を加えたのは分かりますが、同じGRMN仕様マークXが、専用に6MTを搭載しておきながら540万円を実現したのに比べると、どうしても割高感が拭えません。
86は、少なくとも表向きは「スポーツカーを今一度若者の手に」だったのに、いよいよお金持ちの中高年のものに…。
ホンダ、新型シビック タイプRを12月に限定発売!「心昂ぶるブッチギリの走り」
(ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2015年10月29日)
ホンダの新型シビックタイプRはなぜ商談が“抽選” なのか
(同、2015年11月23日)
こちらはホンダからのクリスマスプレゼント。
メガーヌ・フノースポールに対抗し、「世界最速のFFホットハッチ」を実現するために、大きく姿を変えました。
しかしその反面、頂点を目指す代償として、シビック本来の姿と役割と価格を棄て、VTECさえ棄ててターボエンジンとなり、英国生産・海外専売となり、日本を巣立って二度と帰って来なくなった。
シビックが当たり前に走っていた日本の風景に慣れ親しんだ身としては、寂しい限りです。
こちらも86・GRMNと同様、ウェブ限定。
確かに凄いし、格好良いし、憧れますが、かと言ってシビックなのかと問われれば…。
完全にスカイラインと分離したGT-Rに倣い、いっそこちらもシビックを名乗らず「タイプR」とだけ名乗っていれば或いは…。
リンク先でも言われていますが、
●伝統ある車名
●ニュルブルクリンクで新記録を作った話題性
●ウェブ限定で抽選販売
●値引きなしの強気な価格
等々の特殊性から、投機目的の転売の餌食にされる危険性さえ孕んでいます。
僕は知らなかったのですが、
S660が、人気が殺到しすぎて納車は1年待ちとなっているせいで、新車価格よりも高価な中古車が出回っているそうで…。
そんなS660の二の舞になれば、只でさえ高額になったのに(先代284万円、新型428万円)、益々手の届かない存在に。
裏を返せば、それだけ注目の的でもあるということなのでしょう。
Posted at 2015/12/23 23:29:49 | |
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