【ビデオ】ポルシェ「918スパイダー」のカタログがネットに流出!
(autoblog、2012年9月24日)
うおおおおおおおおおお!!!!
ポ、ポルシェにこの色はやばいだろ!!!!(*゚∀゚)=3
ポルシェが受注限定生産するスーパーカー、
918スパイダー。
スーパーカーでありながらプラグインハイブリッド機構を備えたエコカーでもあるとして、話題にもなりましたね。
その918に、オプションとして、往年の
マルティーニ・レーシングカラーのボディフィルムが用意される模様です。
個人的には、ポルシェと言えば、
ル=マン24時間耐久レースで活躍した
935のイメージが強いんですよね。
もっとも僕の世代ではスーパーカーブームは終わりつつあり、よって935もイラストや消しゴムや各種児童文房具、
模型、
ラジコン、アニメ『
戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー』の
マイスター(原語版での名前はJazz)などに、名残として目にする程度でしたが。
ブームは斜陽に差し掛かっていたとはいえ、そうやって慣れ親しんできたからこそ、マルティーニカラーはポルシェを象徴する色として思い出があるし、それが復活するというのは感慨深いです。
ポルシェに限らず、かつて名声を誇った車種に施されていたカラーリングを復活させるのは、最近の流行ですね。
フォード・モーター マスタング(5thジェネレイション前期型)では、「
サリーン パーネリー・ジョーンズ・リミテッド・エディション」として、グラバー・オレンジの外装色に黒いレーシング・ストライプと円形のゼッケン15番と黒いキックルーバーを施した車種が、本国のみの500台限定で販売されました。
かつてのSCCAトランザムレースにおいて、宿敵キャメーロを打ち倒すために“リヴィング・レジェンド”パーネリー・ジョーンズ氏がステアリングホイールを握り、1970年にシリーズ・チャンピオンの栄光に輝いた、これはその色の再現です。
これが余程売れたのか、中期型以降、「
ボス302エディション」として、若干形を変えてより本格的な公式チューンドカーとしてラインナップされました。
フォード・モーター GTでも、「
ヘリテージ・エディション」として、かつてのGT40がル=マン24時間で活躍した際に纏っていたガルフカラーが、333台限定のメーカーオプションとして用意されていました。
シェヴォーレイ キャメーロ(5thジェネレイション)も又、
コンヴァーティボル・コンセプトが発表された際、その色がちょっとした話題になりましたね。
ハガー・オレンジの外装色に、ガンメタルグレーのラリー・ストライプ、ピラーは銀色、シートやドアトリムは白。
昔のキャメーロ・コンヴァーティボルに設定されていた色が、そのまま再現されていたという。
只、残念ながら、市販仕様ではピラーはボディ同色、内装も実用的な黒になりましたが。
ダァヂ チャージャー(3rdジェネレイション)には、往年の
SRT-8・スーパービー仕様が復活したり、デイトナ・スペシャル・エディションには「
ゴー・マンゴー!(かなり朱色っぽい橙色)」や「
トップ・バナナ(黄色)」といった、往年のカラーリングとその名称が復活。
アメ車だけでなく、欧州車でも。
先日見学したスーパーカーにおいても、
ヌォーヴァ・アウトモービリ・フェルッチオ=ランボルギーニ ムルチェラゴが、黄色や橙色や黄緑色をラインナップして、往年のスーパーカー世代を熱くさせました。
BMW ミニに至っては、言わずもがな。
日本車も最近そんな流れに乗ってきたようです。
抜きん出るよりも他との調和を重んじる日本人は、ボディカラーにも白や黒や銀や紺といった無難な色を優先的に選ぶ傾向があり、そんな色の車が売れるという統計もあるといいます。
そこへきて、最近では、1980年代にはあった黄色や緑や紫といった鮮やかな色が、
トヨタ自動車 ヴィッツ(DBA-NSP130/KSP130/NCP131)や
トヨタ アクア(DAA-NHP10)や
三菱自動車工業 ミラージュ(DBA-A05A)などの一部車種に復活しました。
本田技研工業 フィット・RS(DBA-GE8中期型)の専用色はサンセットオレンジⅡ。それも今風のメタリックカラーではなく、懐かしきソリッドカラー。
これは
初代シビック・RSの専用色を今風に復活させたものとのこと。成程、温故知新です。
僕の
スズキ キャラ(E-PG6SS)と、そのOEM元である
オートザム AZ-1(E-PG6SA)の場合、外装組み立ての都合から、赤黒ツートーンカラーとなっています。
この色も、
日産自動車 スカイライン(C210、R30前期型)、
フェラーリ 365・GT4BB、
デ=トマゾ・アウトモビリ パンテーラを連想させます。
更にAZ-1に至っては、オプションで、ガンメタリック色のサイドシル部に銀色の英文デカールを貼ることができました。益々懐かしさ倍増!
こうして見ると、色とは、車にとって思いの外重要な要素の一つでもあることが分かります。
それぞれの車が代々培ってきた歴史を、一目で表すものです。
Legends are coming back!
Posted at 2012/10/02 13:59:01 | |
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外装色 | クルマ