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2013年01月30日 イイね!

ホンダの車が武器を持って戦うロボットになるなんて!(激怒)

ホンダの車が武器を持って戦うロボットになるなんて!(激怒)車がロボットになって戦うのは抵抗がある…人気のあのゲームにホンダ車だけ登場しない理由
(痛いニュース(ノ∀`) 2ちゃんねる、2013年1月26日)



『超速変形ジャイロゼッター』は、僕も以前から玩具店で商品を見掛けて、名前だけは知っていました。

公式サイト
 (スクウェア・エニックス)
あにてれ 超速変形ジャイロゼッター
 (テレビ東京)
超速変形ジャイロゼッター トイファクトリー
 (バンダイ・ボーイズトイ事業部)


僕としては、トランスフォーマーのほうに思い入れがあったので、それ程印象には残っていませんでした。アニメも放映されていませんし。
玩具もバンダイらしい。プレーンすぎるデザイン、成型色むきだしな上に塗装も少なく安っぽい、ウィンドウも含めたルーフ全体を取り外して丸々盾にするといった安易さ、変形が簡単すぎてパズル的な楽しみもない、変形後も直立不動なので様々なポーズを付けて遊ぶことができない。東大工学部の新卒から厳選に厳選を重ねて採用しているからなのか、真面目すぎて遊び心が感じられないんですよね。
でも、様々な自動車メーカーから様々な車両提供を受けており、フラッグシップモデルだけでなく普及車や軽までも実現しているのが、TFでは成し得なかっただけに羨ましく思っていました。

でもその裏では、本田技研工業は協力を拒否していたのですか。
個人的には残念ですが、ブランドイメージを大切にするからには、たとえ儲けにならなくとも、何でもかんでも手を出さないというのも、ありだと思います。


現にTFでも、『トランスフォーマー バイナルテック』において、フェラーリやランボルギーニやベンツやBMWやアウディやボルボなどの欧州製高級車メーカーからは、門前払いを食らった過去があります。
喜んでくれたのはスバルとマツダとビッグ3だけ。
特にフォルクスヴァーゲンとポルシェは、第二次世界大戦でナチスに軍事協力した歴史があるからなのか、反応は辛辣だったといいます。

ホンダも当初は『バイナルテック』での商品化は渋っていましたが、長い交渉の末、ホンダ北米法人が「銃を持たせないと約束してくれるなら…」という条件付きで、シリーズ終盤でようやく実現したという経緯があります。
だからプロール(インテグラ・タイプR)の銃は銃と判りにくいものになっているし、海外専売商品であるディセプティチャージ(タイトル写真左端の、黄色いスポコン仕様S2000)ランブル(シビック・Siクーペ)に至ってはそもそも銃を持っていません。
(余談ながら、アーノルド・シュワルツェネッガー氏がカリフォルニア州知事に立候補する前後も、自分を象ったターミネーターなどのフィギュアに銃を持たせることを禁じていました)

それが、ハリウッド製実写映画の世界的ヒットを境に、あれほど頑なだった各社の態度が一変しました。
『トランスフォーマー リベンジ』にはアウディが、『トランスフォーマー ダークサイド・ムーン』にはフェラーリとベンツがそれぞれ登場(それでも車形態での戦闘はさせないでくれと頼まれたそうです)。
玩具独自の展開においても、『トランスフォーマー オルタニティ』では日産自動車・スズキ・光岡自動車が、『トランスフォーマー マスターピース』でもランボルギーニが、それぞれ協力。特に日産は物凄い乗り気で、これでもかとR35GT-Rを推しまくっています。
『バイナルテック』のときも皆これくらい協力的だったらなあ……(←未だに根に持っている)。


TFでそういった紆余曲折があっただけに、この『ジャイロゼッター』に対し非協力的なメーカーがあるのも想像が付くし、或る程度仕方ないと思います。

そりゃ確かに、TFみたいなハードな世界観どころかむしろ子供向けに特化した作品であり、変形後の武器もストレートに殺人を思わせる銃ではなくファンタスティックな剣が中心なんだから、許可してくれないのは不思議に感じます。
武器らしい武器を持たせるのに難色を示すなら、ホンダの企業イメージを尊重した、「電子魔法を駆使する魔道師型ロボや巫女型ロボ」にはできなかったのかと。

残念ではあるけれど、「いい宣伝になったのに」「子供にステマして、未来のホンダ好きを育てるチャンスを逃したな」というのは、あくまで僕ら側の言い分なんでしょうね。
ヲタではない普通の車好きや、メーカーにすれば、また違う価値観を持っていることですしね。




ところで。
リンク先で紹介されていた2ちゃんねるのスレッドでは、『ムダヅモ無き改革』6巻にて、ASIMOが登場して戦った件について触れており、吹きましたw
Posted at 2013/01/30 12:14:15 | コメント(2) | トラックバック(0) | トランスフォーマー | 趣味
2013年01月28日 イイね!

EV市場に参入する家電メーカー

EV市場に参入する家電メーカーパナソニック・津賀社長 「脱テレビ。 将来は自動車メーカーになるかも」
(暇人\(^o^)/速報、2013年1月27日)

パナソニックが“脱テレビ”宣言――将来は自動車メーカー? (1/3)
(Business Media 誠、2013年1月28日)

パナソニックが社運を賭けて軸足を「家電」から「自動車」へ!
(clicccar、2013年1月31日)



日本の家電メーカーの凋落ぶりは、見ていられないものがあります。
かつて栄華を誇ったパナソニックも同じ。赤字に次ぐ赤字、繰り返される大量リストラと工場閉鎖、子会社の韓国メーカーへの売却、利益挽回になるどころか却って赤字の要因となる頓珍漢な新製品…。今や「世界のナショナル」の面影はどこにもありません。

パナソニック本社大幅縮小 7000人から一気に数百人に
 (J-CASTニュース、2012年7月9日)
【大粛清】36,000人をリストラしたPanasonic 1万人を追加削減 構造改革を急ぐ
 (キジトラ速報、2012年11月17日)
【家電】各社、スマートフォン(スマホ)連携家電で知恵絞る 2013年ヒット商品予想[13/01/04]
 (ピカピカニュース2ch、2013年1月4日)
中国・韓国に 「買われた」日本人技術者たち・・・給料5割増しで引き抜かれても、わずか3年でポイ捨て、その哀れな末路
 (アルファルファモザイク、2013年1月7日)
「電機メーカーは無理な計画や営業で自滅した」 ケーズHD会長が"喝破"
 (暇人\(^o^)/速報、2013年1月23日)


そんな中、遂に主力商材だったテレビ事業に半ば見切りをつけ、自動車業界へ参入する旨を示唆した発言が飛び出してきました。




確かに、ハイブリッドカーやEV(電気自動車)は、従来の車造りとは思想も技術も違うものが必要ですからねえ。むしろ家電のほうが、親和性があるかも。
北米では、富裕層を中心にPHVが人気といいます。そうでなくとも、最近車業界は元気を取り戻してきています。
なので、勝ち馬に乗ろうとする経営判断は、それ自体は間違ってはいないです(もっとも昔は、パナソニック自体がその勝ち馬であり、他社や異業種から便乗される立場だったのですがね…。本当に落ちぶれたものです)。


現実的なところでは、ハイブリッドカーのモーターやリチウムイオンバッテリーを、車メーカーと共同開発することでしょうか。
実際、パナはPHV向け充電施設を幾つか手掛けており、子会社のプライムアースEVエナジーはトヨタ自動車と共同開発して専用バッテリーを作っていますね。
先日も、新型リーフの専用バッテリーが、ニチコン製からパナ製に置き換わったとの発表があったばかりです。

とはいえ、トヨタや日産自動車や三菱自動車工業のような、既にPHVを実現している大手では、自社開発に成功していたり、パナ以外の家電メーカーと提携していたりと、パナが入っていける余地はありません。余程の技術力がない限り、先人たちを出し抜くことは不可能ですし、今のパナにそれが出来るでしょうか。余力があった内ならともかく、散々現場の技術者を大量に解雇し、挙句の果てには特許すら切り売りしている今のパナに。
先人たちの試行錯誤と蓄積してきた膨大なノウハウとは、新規参入が一朝一夕には太刀打ちできないものです。
正直、気付くのが遅すぎた感があります。




松下一族を追放した今のパナには、松下幸之助の理念はどこにも見当りません。
「車業界への転進の示唆は、社員一人一人が意識改革することを促している」と言うものの、一番意識改革すべきなのは実は経営者はじめ上層部です。
いつの日か、パナ製EVが実現し、公道を走り回るときが来るのでしょうか。
Posted at 2013/01/28 12:52:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | エコカー | ニュース
2013年01月26日 イイね!

アベノミクスで車の維持はどう変わるか

アベノミクスで車の維持はどう変わるか今週の『news Watch 9』や『ビートたけしのTVタックル』でも軽く触れていましたが、第二次安倍晋三内閣では、自動車に関する税金がどうやら一大変化しそうです。




経産相、自動車取得税と自動車重量税の撤廃を検討
(アルファルファモザイク、2013年1月10日)
経産相が「自動車取得税」「重量税」廃止に前向きの姿勢!
(clicccar、2013年1月11日)

突如、軽自動車いじめが始まる 軽の自賠責保険が大幅値上げ・・・ 軽が売れてない会社と国のグルか?
(暇人\(^o^)/速報、2013年1月20日)
自家用乗用車の自賠責保険料が4月から11.6%引き上げ ! 軽自動車は20%アップ!!
(clicccar、2013年1月21日)

税制改正審議が紛糾 ! 「車体課税」見直しが最大の焦点に !
(同、2013年1月23日)



以前から、車は二重三重に税金を取られていると言われていましたね。

何年何月号かは忘れましたが、VIP STYLEだったかにも、エイムゲインだかジャンクションプロデュースだかモードパルファムだかのエアロパーツメーカー社長同士の、
「今は“若者の車離れ”と言われ、けしからん、不甲斐無いという風潮があるが、それを言っている老人たちが彼らから散々仕事を奪っているんだから、そりゃあ若者だってお金がなくなって車どころじゃなくなるよ」
「それで買ったら買ったで、今度は二重三重に税金を取られる。ガソリン税なんてその最もたるものです。馬鹿らしくなりますよ」
「だからこんな世の中にも係わらず、むしろ茨の道しかありえないのに、それでも車を買う若者は、本当に“生え抜きの人材”“選ばれし者”だね」
「そんな子たちのためにも、これからの自動車業界を、皆で盛り上げて明るいものにしていきたいですね」
という旨の対談がありました。

自賠責保険は、ドライバーとしての責任だから、当然としても。
車を買えば取得税。
車検の際は重量税。
給油をすればガソリン税と暫定税。
勿論その全てに消費税が付いてくる。


それが4月1日から、自賠責保険が上がるとのことです。普通乗用車は11.6%、軽自動車は20.0%に。
対して、取得税と重量税は、2015年を目処に廃止。エコカー減税も、延長の予定があるとも。暫定税も見直している最中。

どれもまだ各省庁で調整と議論を重ねている最中であり、はっきりとしたことは言えない状態です。
でも、消費税の段階的増税(2014年4月1日に8%、2015年10月1日に10%)と併せた一種の救済措置であるのは、明白です。
これが先代の野田佳彦内閣だったら、そんな交換条件はおろか普通の景気対策すらなく、震災復興の美名のもとに増税され、しかも中韓に流れていたんだろうなあ…。


田舎では車なしの生活とは孤立を意味するから、生活のためには絶対に買わないわけにはいきません。
しかし日本は車を維持するのには大変な国です。リンク先のグラフにもあるように、諸外国と比べて、税金が二重三重に課せられており、その一つ一つがまた高額です。田舎住まいのワーキングプアにとっては苦行以外の何物でもありません。
だから税金が安くなるのは、正直非常に助かります。

特集 欧米の若者たちにとっての“クルマ” ドイツ自動車事情 木村 好宏[モータージャーナリスト]
 (一般社団法人 日本自動車工業会、2009年11月1日)
特集 欧米の若者たちにとっての“クルマ” 米国の若者たちとクルマ事情 桃田 健史[モータージャーナリスト]
 (一般社団法人 日本自動車工業会、2009年11月3日)


いえ、その分消費税が上がるのであれば、支払う側とすれば結局は±0なのでしょうけど、二重三重に徴収されているという実感は幾分減るのではないでしょうか。
それに、消費税として一括して徴収すれば、国としては使い道を限定せずに柔軟な再配分が可能になるのでは。

上がるのは消費税だけではありません。自賠責もです。
特に、僕も大好きな軽に至っては、普通車以上に結構な率です。これは、以前も軽く触れた環境自動車税の、体裁を変えた実現を思わせます。




定職に就いて納税するのは、社会人としての義務です。日本を棄てて海外に移住したとしても同じです。
どこに行ったとしても、何をやったとしても、どんな生き方をしたとしても、国に住むことの恩恵を受けずにはいられないのだから。それに、納税することによって、見ず知らずの、自分と同じように困っている人を助けることができるし、自分も誰かに助けてもらえる。
でも最近では、その税金が色々と不条理な徴収と使われ方をされてきたのかなと思う機会が目に付くようになってきました。

僕としては、増税そのものは、ある程度仕方ないかなとは思います。
でもその前に景気対策。デフレ不景気なまま増税したらどうなるかは、欧州債務危機に陥っているEUの現状を見れば多くを語る必要はないでしょう。
だから野田内閣のような、景気対策なき増税には断固反対です。


この見直しで、適切な徴収と使われ方をして欲しいところです。
安心して車を乗れるからこそ僕らは生活できるし、生活できるからこそ各方面へお金を落とせるし税金も納められる。そうなれば経済は回って活性化して皆が元気になれるし、国も殊更に税率を上げなくとも税金が入ってくる。回収した税金を元手に、更に国民が暮らしやすい国になる。そうなれば理想的なサイクルです。
物を買おうよ。物を買わないから景気が悪くなる。貯金全部使い果たす勢いで物を買おう!
 (ピカピカニュース2ch、2013年1月26日)

革命を謳いながら、その実選挙期間だけ甘言を弄するばかりで、何一つ実績を残せなかった民主党には、逆立ちしてもできない芸当です。


一生遊んで暮らせる一部の人はいざ知らず、僕ら庶民の生活にとって政治は密接に影響してくるのだから、気にせずにはいられないですね。
Posted at 2013/01/26 15:02:06 | コメント(1) | トラックバック(1) | 政治、経済(自動車関連) | クルマ
2013年01月24日 イイね!

ムーヴカスタム試乗

ノートの次は、昨年12月20日にマイナーチェンジをした、ダイハツ工業 ムーヴカスタムの試乗もしてきました。


マイナーチェンジに際し、CMや公式サイトなどで、散々勿体付けて煽っていましたね。
ダイハツ「新型ムーヴ」:【パンフレット】公開 → 【デザイン】も公開!でも・・・
 (Ethical & LifeHack、2012年12月16日)

ところが得てしてそういう場合は、実物は逆にがっかりな出来になる場合が常と、相場は決まっていますw

でも、そんな売り方をしなければならないほどに、ダイハツには危機感があったのでしょう。
切っ掛けは、本田技研工業 N ONE(DBA-JG1/2)。あれが前評判も実車も売り上げも相当なものなので、同業者は皆焦ったそうです。
何しろ、それを受けて、スズキ ワゴンR(DBA-MH34S)&ワゴンRスティングレー(同)のモデルチェンジが、予定よりも前倒しになったほどですし。
日本において軽自動車とは、素人の僕らが想像する以上に激戦区です。

ダイハツ、新型「ムーヴ」に映る危機感 スズキ「ワゴンR」、ホンダ「N」シリーズを迎撃
 (東洋経済ONLINE、2012年12月21日)
今、軽自動車が大人気!各メーカーも軽自動車の開発に力を入れる・・・軽自動車の魅力とは?
 (ピカピカニュース2ch、2013年1月2日)



晴れて公開となったムーヴ&ムーヴカスタムは、ほとんどモデルチェンジと言っても過言ではないものになりました。

新技術もふんだんに投入。
エンジン冷却水とCVTフルードを相互に熱交換して温めあう「e:S(イース)テクノロジー」により、燃費がワゴンR系の28.8km/Lを越えた29.0。
軽初となる衝突回避支援システム「スマートアシスト」を、「SA」と付くグレードに標準装備。
RSには、前席SRSサイドエアバッグと前後席SRSカーテンシールドエアバッグを、オプション装備。

その甲斐あり、販売台数は中々に好調な滑り出しの模様です。

ダイハツ「新型ムーヴ」発表!進化は【燃費29km/L】&【軽初の安全性能】
 (Ethical & LifeHack、2012年12月6日)
ダイハツ「新型ムーヴ」発表【エクステリア&インテリア画像&価格】詳細!
 (同、2012年12月21日)
ダイハツ「新型ムーヴカスタム」発表!【エクステリア&インテリア&価格】
 (同、2012年12月21日)
ダイハツ 新型 ムーヴ・ムーヴ カスタム[2012-2013マイナーチェンジモデル]試乗レポート/渡辺陽一郎 (1/3)
 (オートック ワン、2013年1月8日)
【池原照雄の単眼複眼】軽の省燃費技術に限界の見えない逞しさ
 (Response.、2013年1月17日)
【ダイハツ ムーヴ 改良新型】伊奈社長「スマートアシストは半分くらいいってほしい」
 (同、2013年1月21日)
新型「ムーヴ」が1ヶ月で21,000台を受注 ! 月販目標75%超え !
 (clicccar、2013年1月24日)



デザインは格好良いし、そもそも今の軽はどんなメーカーのどんな車種を買ってもまず外れはないと思っているので、あとは実際に乗った感触が自分に合うかどうか。





今回お邪魔した、(株)新潟ダイハツモータース ダイハツ村上です。



こちらが試乗車。
同日にマイナーチェンジをした普通のムーヴもありましたが、僕が試乗したのはカスタムのほう。

グレードはX“SA”、駆動方式はFF、変速機は一律インパネシフトCVT、外装色はタングステングレーメタリック。
型式はDBA-LA100S、直列3気筒DOHC、無鉛レギュラーガソリン駆動、燃料タンク容量は30L、JC08モード燃費は29.0km/L、タイアサイズは155/65R14 75S、乾燥重量は820kg。
車両本体価格は\1,285,714(消費税5%込み\1,350,000)、エコカー減税対象車(取得税と重量税が免税)。


前期型が曲面主体だったのに対し、直線と平面が主体となり、安定感が増しました。どことなく迫力や凄味もあります。ヴェルファイアにも似ているような気がしますし、この厳ついフロントマスクは軽VIPに改造する人が続出しそうです。
リアハッチやバックランプが、ボディから一段盛り上がって尖っており、スポイラー形状になっています。



ドアは前後とも大きく開いて、乗り降りがしやすいです。感触も、単なる鉄板になっていないのが、好印象。
シートも、座り心地も生地の感触も、中々。柄が黒一色でないところも、単調にならなくて良い。
カップホルダーがプッシュ式なのが良いですね(N ONEは単なる窪みで、ゴミが溜まりやすそうでしたから。ついでにメーター周りも掃除が大変そう)。

ただ、収納スペースが小さく狭く浅くそして遠いのが、玉に瑕。



個人的に、外観だけでなく、内装も気に入っています。
シンプルなデザイン、機械らしい無機質な配置、センターコンソールの計器と計器の間から覗くピアノブラック、シルバーカーボン調の加飾、スポーティで見やすい三眼式メーター…。
ただステアリングは、X系はウレタンなので細く握りづらく、感触も今一つ。X“Limited”系は本革巻きとなり、RSは更にMOMO製となります。

カスタムだと格好良いけど、普通のムーヴも共通デザインなので、あちらは違和感があります。
色を変えてゆるふわなイメージを狙っているものの、基本的なデザインが硬質で男っぽいので、ちぐはぐになっちゃってます。
それぞれ専用内装を用意すれば良いのでしょうけど、コスト削減の都合なのでしょうね。



後席も中々の広さ。
乗り降りはしやすいですが、開口部の広さやシートの位置など、体が不自由になりかかったお年寄りにはワゴンR系のほうが向いてるかも分かりませんね。
用途に応じて多彩なシートアレンジが楽しめるのは、今の軽のスタンダードです。

シート座面の下のふくらはぎが来る場所の鉄板の形状が末広がりになっており、座面も背もたれ側のほうが下がるよう傾斜が付けられているので、半強制的に背もたれに体を預けて脚を若干投げ出す姿勢で座ることになります。それも、広く感じる要因の一つかも知れません。
足下の空間は、N ONEは完全ながらんどう、ワゴンR系は徐々に奥まっていく形状でしたから。



リアハッチは初代からの伝統である横開き。
一般的な跳ね上げ式よりも、女性オーナーからの評判が良いとのこと。ムーヴ系の個性であり、他にはない特徴というのは大切にして欲しいですね。
後席を目一杯前にスライドしてから背もたれを倒せば、かなり広く使える上、可動部の段差も少なくなります。




それでは早速試乗してみます。
今回対応してくれたのは長身の若い女性でしたが、なぜか後席に乗りたがる…。今までの人は皆助手席に乗ったのに。
いつでもどこでも誰とでも、俺はキモオタらしく異性から生理的嫌悪感を持たれてるんですなあ(´ω`)

【画像あり】電車でのおまえらwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
 (暇人\(^o^)/速報、2013年1月23日)


ほうほう、低燃費を謳っていたからあまり期待してなかったのですが、中々しっかり走ってくれます。
トルクがあり、アクセル応答が実に小気味良い。
N ONEほどではないにせよ、軽だけど軽薄な感じもほとんどなく、どっしりと安定感があります。


でもアイドリングストップ装着は、あまり洗練されてはいませんね。
作動中は、エアコンが止まってしまいます。ブレーキから足を離すとエンジンが再始動しますが、その際エンジンの振動と音が、一瞬とはいえかなりうるさいです。もっとも、その分ちゃんと機能しているのが分かるとも言えますが。
こういう野暮ったいところはダイハツらしい。ここはワゴンR系のほうが上ですね。

それに、駐車中は気にならなかったのですが、運転してみると、Aピラーの太さが意外に気になります。
三角窓を形作る縦のサブピラーも、外から見ると細いものの車内から見た角度では太く見えるので、Aピラー自体の太さと相俟って、思いの外視界が狭く感じます。


高速道路には乗り入れず、しかし国道からかなり離れた田んぼの中の道路を、高速で飛ばします。
軽トールワゴンにしては、中々走ってくれます。風も雪もなく天気が良かったせいもあるかも知れませんね。
又してもN ONEと比べてしまいますが、あちらはどれだけ踏んでもまだまだ余裕がありましたし、流石に比べるべくもありませんが、ストレスなく走れるのは大事です。田舎住まいとしては、都会へ行くまでは山道を延々走ることになりますからね。

N ONEは個性的だけど、それだけでない力強さと余裕がある。ワゴンR系は優等生すぎる。ムーヴ系は安定感と野暮ったさが共生している。
三者三様です。





お店に戻り、カタログと、粗品のリンゴ型メモ帳、お菓子をもらいましたw
そして「ぜひ参考にして下さい~」と、見積もりまで出してくれました。まだ買うなんて言ってないのにw

軽は激戦区であり、各社競争が激化しています。
ムーヴ系は、一応無難な普及車ではあるものの、その実メーカーの個性が強く反映されているのが面白いです。
Posted at 2013/01/24 12:30:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ
2013年01月22日 イイね!

ノート試乗

一昨日は、昨年9月3日に発売された、日産自動車 ノート・メダリスト(DBA-E12前期型)の試乗をしてきました。

基本となるノートは、車名こそノートですが、実質的には先代ノートとティーダを統合した新しい車種です。
世界戦略車ではあるものの、日本で現実的な5ナンバー枠とレギュラーガソリン駆動とし、価格を下げ、安易にハイト型にせず、一クラス上の上質感を目指し、何より奇をてらっていないのに内外装のデザインが良い。エンジンも、今流行りの「敢えて小排気量にして、その分過給器で補う」という発想の、エコ・スーパーチャージャーです。
第22回(2013年次)RJCカー・オブ・ザ・イヤーで、最優秀賞を受賞しました。

見るべき部分は多いし、個人的にも気になる一台ではありますが、近年の日産車の悪弊として、微妙な部分も目に付きます。
5人乗りを謳っておきながら、後席中央にヘッドレストがない(公式サイトやカタログの写真では、それを誤魔化すためなのか、殊更にリアセンターアームレストを倒しています)。価格対策なのか、今時の世界戦略車にしては、カーテンエアバッグを全車オプション設定していない。グレードによるオプションの落差が激しすぎる。コンパクトカーでありながら、14インチタイアでは最小回転半径は4.7m、オプションの15インチでは5.2m(因みに本田技研工業 フィット(DBA-GE6~9、DAA-GP1/4)は前者は同じ、後者は4.9。トヨタ自動車 ヴィッツ(DBA-DBA-KSP130/NSP130/NSP135/NCP131)は前者は4.5、後者は4.8と軽自動車並み)。
素性自体は良いものですが、開発を急ぎすぎたあまり、煮詰めが今一つ足りなかったのかなという気がします。





今回お邪魔した、新潟日産自動車株式会社 村上店です。



こちらが試乗車。
ノートはもう一つ、通常グレードもありましたが、僕が試乗したのはメダリストのほう。

駆動方式はFF、変速機は一律CVT、外装色はダークメタルグレー。
直列3気筒DOHCミラーサイクルエンジン「HR12DDR」、ターボチャージャー搭載、無鉛レギュラーガソリン駆動、燃料タンク容量は41L、JC08モード燃費は24.0km/L、タイアサイズは185/70R14 88S、総重量1365kg。
車両本体価格は\1,634,000(消費税5%込み\1,715,700)、エコカー減税対象車(取得税と重量税が免税)、自動車税減税。

シンプルな中にうねりを利かせた、格好良いというより優美ですらあるデザインです。アウトサイドドアハンドルみたいな細部に至るまでも、単なる円柱ではなく一捻り加えられており、上質感を演出しています。
ドアのプレスラインは「スカッシュライン」と名付けられ、ボールが壁や床に当たって跳ね返る軌跡をイメージしたのだとか。
現在の日産の共通意匠であるブーメラン型ランプを、前後に装備。しかし一捻り加えられており、フロントはブーメランの向きが左右逆、リアはバックウィンドウとラインが繋がっており外装のプレスラインとも連続した表面の凹凸。
無闇矢鱈と背を高くせず、むしろ低くしてあるのは、スポーティ5ドアハッチバックCセグメントが流行りの欧州市場を意識したのでしょうか。トヨタ オーリスメルツェーデス=ベンツ Aクラスも、それを目指してコンセプトを一新したほどですし。
実車は思ってたより小さく低く、トヨタ アクアを思わせます。プレーンなアクアに対し、上質で一捻り加えられたノート。



内装も、外装同様、うねりを利かせたデザインです。ひたすら丸っこいわけではなく、凹凸が激しいでもなく、奇をてらったわけでもなく、しかし従来あまりなかったデザインが不思議です。
色や質感も、インナードアハンドルはメッキ、センタークラスターはピアノブラック、その両端はシルバー加飾と、変化があって見所が多いです。
それだけに、シフトレバーやシフトゲージやセンターコンソールのデザインが普通っぽいのが、浮いています。
シートの座り心地や生地の感触も、中々。
車内空間も、ミニバンや軽トールワゴンのような驚くような広さではないものの、必要にして充分な広さです。

実用性も考えられているとはいうものの、収納スペースはセンターコンソールに集中しており、しかもそんなに入るほうではないですね。
運転席側にはステアリング真下に浅く横長の小物入れがある程度であり、むしろ助手席側のグローブボックスに集中しています。
デザイン優先という印象です。



後席も、中々。
流石にドアポケットは小さいですが、その分センターコンソールが後ろまで伸びており、縦に2個入れられるドリンクホルダーが内蔵されています。
センタートンネルが隆起しているし、軽トールワゴンほどではないものの、こちらもストレスを感じない程度の広さ。
ドアも最大約90度と結構開くので、乗り降りもしやすいです。
ドアポケットに左右各1つずつ、センターコンソールに縦2つ、センターアームレストに横2つと、後席はやたらとドリンクホルダーだらけですw

5人乗りを謳う割に、センターヘッドレストはないのが、何だかなあ…。5人乗って重くなってカタログ燃費より悪くなったというクレームが少しでも来ないよう、4人だけ乗せようと誘導しているのでしょうか。
前席SRSエアバッグが全車標準装備なのに対し、後席を守るSRSカーテンエアバッグは上級グレードのみ、しかもオプション。その分価格を抑えて買いやすくしようということなのでしょうけど。
「プレミアムなデザイン」「プレミアムなインテリア」「プレミアムな燃費」等々とやたらとプレミアムを連呼する割に、安全性は全然プレミアムじゃないのね(;- -)



荷室。
フィットやヴィッツほどではないでしょうが、こちらもまずまずの広さ。大きな荷物を積みたければ背もたれを倒せば良いですしね。
6:4可倒式リアシートや、(試乗車にはありませんでしたが)マルチラゲッジボードの様々に展開すれば更に収納スペースが現れたりと、今のコンパクトカーの定番です。




では乗ってみます。
おおっ、エンジンを始動させると、エコドライブインジケーターが全体的に青く発光しながら、針が一旦最大限振り切れるのね! 最近流行りだなあ。
地元では大荒れで、道路の雪も凄かったのですが、ここは全然雪がないので、心置きなく運転できます。天気も快晴であり、やっぱり新潟は違うなあ(´ω`)

まずは、国道を、流れに沿って流します。
駐車場から道路へ出るの際、しっかり加速して、難なく道路へ出てくれます。ターボチャージャーの恩恵でしょうか。
しかしその割に、車内は結構静かであり、挙動がふらつくこともありません。

信号毎に停まったり発車したりを繰り返しますが、ECOモードを作動していると、エコドライブインジケーターの青い発光域が、狭くなったり広くなったり。
ホンダは外周リングの色を青や緑に変えたり、スズキは文字盤の色が変わったりと、各社工夫しています。ノートの場合は青一色で統一し、しかしメーターパネルほぼ全体を発光させることで嫌でも視界に入るようにしています。
またそれが、他社のようにコントラストを強めたものではなく、グラデーションを利かせており、暗闇の中でぼんやり光っているようで綺麗です。

また、アイドリグストップ作動中でも、ちゃんとエアコンが作動してくれます。
ワゴンRで既に体験済みだったから新鮮味はありませんでしたが、こういうのは大事です。

ハイトワゴンと比べるのは酷なのは承知していますが、フロントグラスが傾斜しているだけあって、流石に視界は今一つです。
Aピラーも、三角窓を形作る縦のサブピラーも、どちらも太いので、実際に運転してみると意外に視界は狭く感じます。
安全の為には前者は太くせざるを得ないとしても、せめて後者はもう少し細くして欲しかった。


新しくできた高速道路に乗り入れます。
冬にも係わらず天気は快晴で、他に車はほとんどいなかったので、心置きなく高速走行を味わいます。ここではECOモードを切ります。
そんなにアクセルを踏み込んだ覚えはないものの、気付けばどんどんスピードが上がっていきます! 車内は静かで、風切り音もなく、挙動も安定しており、アクセル応答も良く、着座位置が低いので、スピードを出している感覚が全然なく、しかし安心感があります。
これもターボチャージャーの恩恵でしょうか。中々走ってくれます。


最後は、高速道路を一区間で降り、入り組んだ市街地の中を走ります。再度ECOモードを入れます。
普通に走っている分には、最小回転半径は、あまり気にならないですね。
でも、実際的な日常使用では、試乗コースよりも更に狭く入り組んだ田舎道で乗るでしょうからねえ…。それに、15インチにすると、より小回りが利かなくなるようですし。





お店に戻り、カタログをもらいます。
7日から27日まで「ノッテコニッサン」フェア第2弾として、試乗してアンケートに回答すると特製膝掛けがもらえ、特製嵐QUOカードが抽選でもらえるとのことです。

デザインは良く、走りも良く、実用性もそこそこ。
日産らしく微妙な点も見受けられ、上級グレードしか評価対象にはなり得ませんが、中々良い車です。
Posted at 2013/01/22 13:03:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ

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「「車種もドンピシャな東方Projectモチーフの隠れ痛車を捕獲!」特徴的な翼のデザインをスズキ・キャラのガルウイングで再現
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何シテル?   07/03 23:51
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