
F-Secureや、新潟日報が、前代未聞の不祥事を起こして騒動になっています。
前者は、フィンランドに本社がある、ITセキュリティ企業。
防衛省や警察庁、Facebook、この度始まったマイナンバー制度も、一手に請け負う巨大企業です。
そこの社員が、ただ政治信条が異なることを理由に、普通に生きている市井の一般人を脅迫し、恫喝し、中傷し、公開していない個人情報を調べ上げてばらまいた。
あまつさえ、取引相手が
日本共産党や
民主党を支持していると知るや否や、優先的に仕事を発注。対して、自由民主党ないし
安倍晋三政権の支持者と分かれば、解約。
私生活においても、反日極左暴力集団「レイシストをしばき隊」メンバーとして、反日デモをして現政権と日本人へのヘイトスピーチを繰り広げていた。

一介の平社員なら、ここまで騒動は大きくなりませんでした。
その人物とは、クオリティソフトビジネス企画本部営業戦略室室長・
久保田直己(57歳)といい、社内でも重要な役員だった。
身元が割れ、フィンランド本社が事実確認と信賞必罰のために動こうとした矢先に、その日のうちに依願退職。
F-Secureも後を追わなかったこともあり、今はどこで何をしているのか、誰も分からない。
そういえば何年か前にも、自衛隊の機密情報がなぜか日本共産党や中国に漏れていた事件がありましたが、その真相に近付いたようなものです。
この事件は、久保田一人の責任ではありません。
自分の会社の社員、それも重役級がこれだけの不祥事を起こしておきながら、記者会見の一つも開かないというのは、明らかに異常です。
普通であれば、出された退職届を一旦預かっておいて、事実関係を詳らかにした上で、然るべきけじめを付けさせるもの。
それが一般常識だと思います。
しかしF-Secure、少なくとも日本法人は、火消しにすらなっていない保身を最優先した。
そして、日本法人ウェブサイトに登録されている顧客情報が、なぜか退会も削除も出来なくなるという。
取引先一覧も、一夜にして削除。「あんな会社とは二度と関わるな」という苦情が殺到するのを恐れたであろうことは、明白です。
それは即ち、久保田一人の仕業ではなく、本当に会社ぐるみだったということを、暗に仄めかしています。
・【速報】 エフセキュア社 「続報です。不適切SNS利用とされる社員は退職しました。」
(保守速報、2015年11月6日)
・セキュリティ専門家「F-Secure側の対応が極めてまずい。通常なら記者会見が行われる」…ITメディア
(同、2015年11月13日)
・【F-Secure】 更新でアカウントが削除できなくなった件について問い合わせた結果→A「え?そうなんですか?」 (ロケットニュース24)
(同、2015年11月14日)
F-Secureとしては、久保田一人が辞めたところで、会社の体質は変わらないでしょう。
それは事件への対応を見ていればよく分かります。
第一、久保田は採用担当も兼任していた。だから会社の内部は、反日極左思想の持ち主ばかりであり、久保田の「仕事」を引く継ぐ若手で占められているであろうことは、容易に想像できます。
彼が最後に言い放った捨て台詞
「俺が辞めても会社は何も変わらないからな。これからも業界の総力を挙げてネトウヨどもに追い込みをかけるから、覚悟しとけよ」
「お前の身元は割れてんだ。お前のガキ、塾からの帰りに一人で夜道を歩かせるときは、気を付けろよ」
というのは、虚勢でも何でもなく、事実なのでしょう。
久保田個人としても、特段痛くも痒くもないことでしょう。
前述の理由でF-Secureの体質は相変わらずなので、安心して去ることができる。
日本スマートフォンセキュリティ協会のリーダーでもある。
入手したおびただしい個人情報は、未だ久保田の手の内にあり、そもそも既に世界中に拡散しており、民主党関係者が大喜びしている。
従来培ってきたスキルと役職と人脈を駆使して、関連会社の管理職に、今頃は収まっているものと想像します。
あなたが使っているスマホは、電話帳も、通話記録も、メールの文面も、保存した画像も、Facebookで公開していない個人情報に至るまで、全ては久保田直己に筒抜けなのです。

そして後者の、新潟日報。
こちらも同じく、上越支社報道部長・
坂本秀樹(53歳)が、しばき隊やSEALDsと共同で反日デモを繰り広げ、ツイッターで市井の一般人を脅迫し、新潟日報社長名を騙って自作自演。
それも、政治信条が異なる相手のみならず、新潟県民なら尚更見過ごせないはずの、北朝鮮拉致被害者の家族にまで。
「お前の赤ん坊を殺して豚に餌として食わせてやる。その豚肉を、お前と旦那が食うんだ。最高だろ?」
「安倍は死ね! 今すぐ死ね!」
「
稲田朋美はネトウヨの従軍慰安婦」
等々…。
こんな人間が、愛だの正義だの平和だのを説くのだから、虫唾が走ります。
脅迫されたツイッター利用者たちが予め警察に届け出ており、そこへ来て、水俣病集団訴訟の弁護士団長も脅迫されたことが決定打となり、事実関係が表面化しました。
弁護士だけに、喧嘩の仕方が抜群に上手いのですねw

こちらも、F-Secureと同様、会社としての事後対応の拙さが際立ちます。
経営管理本部付の無期限懲戒休職処分とは、事の重大さに反して懲戒解雇ではなく、飼い殺しとはいえ身分は保証されて給料も出るという甘さ。
その後も、小田敏三社長名義で、有料懇談会会員に対してだけ、謝罪文が送付。
普通に新聞を取っている一般購読者や、地元新潟県民、脅迫された人々への謝罪は一切ない。
そもそもその文面は坂本一人に責任をなすりつけるものであって、そんな人間に要職を任せていた経営トップとしての懺悔の言葉は一言もない。
だからマスゴミと呼ばれるのです。
2009年には朝日新聞も、2ちゃんねるにおいて、暴言・誹謗中傷・身体障害者への差別的な発言・自作自演の工作を、執拗に繰り広げていました。
そして、そんな自分の書き込みを取り上げて、
「2ちゃんねるには匿名ゆえの悪意が渦巻いている」
「だからネットには規制が必要」
「対してテレビや新聞には匿名性がないから真実がある」
と連呼していた事件は、つとに有名です。
前述のF-Secureが起こした事件も、海外のマスコミは報道したものの、日本のマスコミは産経のウェブニュース以外どこも取り上げません。
F-Secureと新潟日報、どちらも、企業を代表する要職を、これだけ偏った思想の持ち主に一任していた。
事件発覚後も、厳罰とは真逆であり、未だに告訴も損害賠償請求もしていない。
記者会見も開かず、利用者への謝罪もない。
その様は、あたかも、会社を挙げて守ってやっているようにしか見えない。
組織ぐるみ、会社ぐるみであったであろうことは、想像に難くありません。
本当に一介の社員が独断でしたことであれば、もっと筋の通った後処理をするはずですからね。
ブラック企業の社長は、よく
「仕事と人間は別問題だ。人間としては屑でも、会社の備品を盗んでも、売上金を横領しても、客に暴言を吐いても、最悪人殺しであっても、仕事が優秀なら会社は絶対に手放さないし、どこに行っても引っ張りだこだ。俺もそういう奴が大好きだ」
と言いますが、そんなはずがないのです。
人間性に問題があれば、斯様な不祥事を起こして、結果として会社に損害を与えるのだから。
まして国家ぐるみのセキュリティや、報道機関に身を置くのであれば、尚更厳重な適性試験や思想チェックや身辺調査があって然るべき。
現に、
CIA(アメリカ中央情報局)は、職員への抜き打ち検査を絶やさず、二重スパイを継続的に炙り出しています。
だからこそ、余程仕事が優秀なのか知りませんが、思想や人間性に問題のある人間を採用する企業の質など、推して知るべしなのです。
・
【サヨク速報】山口弁護士「ぱよぱよちーん事件は『社会運動を熱心にやってる人を企業が雇うリスク』を可視化した」
(保守速報、2015年11月6日)
大企業だからといってホワイト企業とは限らない、これは格好のサンプルです。
さてさて、前置きが長くなりましたが…。
これら大企業の相次ぐ不祥事、フォルクスヴァーゲンの排ガス不正事件とも、非常によく似ていませんか?
クリーンディーゼルエンジンのみならず、今度は通常のガソリンエンジンでも不正していたことが、明らかになりました。
そんなVWだから、自社の不正を洗い出すことは早々に止めて、今度は他メーカー、それも日本車に責任転嫁しようとしています。
【排ガス不正】ドイツ当局、トヨタや三菱自動車などにも同様の不正がないか調査
(ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2015年10月4日)
ルノーのディーゼル車、最大で基準の25倍の排ガス ドイツ環境団体が発表
(同、2015年11月25日)
ホンダ・マツダ・三菱のディーゼル車も実走行時の排ガスが規制値を大きく超える ※日産はセーフ
(サイ速、2015年10月11日)
独排ガス調査でVW以外にもトヨタやマツダなど多数の車種で「多量の有害物質」確認発表へ
(同、2015年11月14日)
あのさぁ……。
燃費でさえ、カタログ燃費と実燃費とで乖離があるのだから、排ガスともなれば尚更でしょう。
机上の空論と現実は異なるのだから、それは或る程度は仕方ないと思います。
ましてディーゼルともなれば。
ですが、VWがやったことは、制御プログラムの意図的な改竄。
誰一人として有害物質を問題にしているのではありません。
馬鹿正直にやった結果、カタログと違う数値になってしまっただけの他メーカーと、一緒にするな!
論点のすり替え以外の何物でもありません。
そもそも、EU当局に、疑わしいから再検査をしてくれと頼んだのは、他ならぬトヨタ。
本当にトヨタも不正していたのなら、初めから告発しないはず。
そして、VWの不正を白日の下に晒した検査をしたのは、どちらとも中立なアメリカで、しかも政治的な力学とは尚更無縁な一介の大学。
なのに、そんなトヨタさえ道連れにしようというのだから……悪足掻きも良いところです。
ドイツ人が本性を現してきました。
この問題は、VW一社だけの不祥事に留まりません。
ドイツ当局も一枚噛んでいることです。
実際、EU当局は、トヨタからの告発を握り潰していたわけですし。
EUの中で最も力があるのがドイツで、そのドイツの外交官が、ドイツ車には検査を甘くするようアメリカでロビー活動をしていたのは、
以前も述べた通り。

そして今度は、他を排除したドイツ国内の調査機関だけで再検査し、今回のためだけにやり方や基準値を変えて、
「そぉら見ろ、日本だってやってたじゃねぇか」
とドヤ顔。

( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
……バカなの?
アホなの?
クズなの?
早速、パリの都は
クリーンディーゼルの排ガスで酷いことになっているという、フランス車を槍玉に挙げてきました。
というか、欧州圏から日本車を追い出すべく結託したはずであり、現に再検査の対象は日本車だったはずなのに……早くもEU内で仲間割れですか?wwwwwwww

そもそもVWが不正せざるを得なくなったのは、日本車を追い出すはずのEURO6を日本車が易々と乗り越えてきて、にも拘わらず自社製品のほうが弾かれるという自縄自縛に陥ったから。
北米市場シェア云々は、後付けでしかない。
F-Secureや新潟日報と同様、こちらもまた、
一部の従業員や一部の下請けの問題などではありません。
VW一社だけの問題でもありません。
ドイツ当局、ドイツという国ぐるみでの不正であり、EU全体を巻き込んでの不正です。

一部の個人のせいにしたり、ロビー活動したり、現金をばらまいたり、日本の自動車評論家に無理のある
擁護をさせたり…。
あまつさえ、不正プログラムから有害物質へと論点をすり替えた揚句、第三者ではなく自分のところの密室で再検査し、方法や基準値を公的なものから勝手に変えておいて、日本もやっていると責任逃れ…。
元より
反日企業であることは承知していましたが、どこまで卑劣なのでしょう。
VWのやるべきことは、そんなことではないはずです。