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2016年01月27日 イイね!

フォード日本撤退

フォード日本撤退【速報!!】フォードが日本から撤退!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
 (ねたAtoZ、2016年1月25日)

【悲報】フォードが日本から撤退・・・
 (ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2016年1月26日)

米フォード、日本とインドネシア事業から今年撤退へ=内部文書
 (乗り物速報、同日)

「日本市場は閉鎖的」 米自動車大手フォードが日本から撤退へ
 (保守速報、同日)

「日本市場は閉鎖的」 米フォードが日本から撤退へ
 (痛いニュース(ノ∀`) 2ちゃんねる、同日)

フォード「日本市場は閉鎖的」…日本から撤退へ
 (サイ速、2016年1月27日)






何とも衝撃的なニュースが舞い込んできました。
フォード・モーターが、今年一杯で日本とインドネシアから撤退するとのことです。


フォードといえば、アメリカを代表する自動車メーカーの一つであり、ビッグ3を成す企業の一つです(もう一つはジェネラル・モーターズ、もう一つはフィアット=クライスラー・オートモービルズ・US)。
歴史を遡れば、自動車黎明期からずっと車造りを続けてきた、由緒正しい企業です。
現在世界中の製造業で一般的となっているベルトコンベアー式の流れ作業や、品質管理工程、マーケティング・リサーチ、アフターサービスを確立させました。
しかも、“自動車育ての親”自動車王ヘンリー・フォード一世が1903年に創業した、いわば純血種でもある。

日本へは、日露戦争後の1905年に導入。
現在の正規日本法人は、1974年に設立。
他のアメ車メーカーは日本市場において苦戦する中で、フォードは中々に巧く立ち回っていました。
ですがそれも、今年一杯の撤退が決まったことで、116年もの歴史に幕を下ろすことになります。





フォードは、CAFE(アメリカ企業別平均燃費)やEURO6(欧州排ガス規制)など世界中の燃費規制と環境技術へ対応するために、ダウンサイジングターボエンジン「エコブースト」を開発。
それを一車種だけでなく、様々な車種に水平展開。今やフォードの看板商品です。
排気量が少なくなったことで、日本でも税制面で維持しやすくなったはずです。



マッスルカーを代表する一台であるマスタングにも、現行の6thジェネレイションではエコブーストを搭載。
更には、イギリス、オーストラリア、そして日本に輸出するために、半世紀に渡る歴史上初めて右ハンドル仕様を設定。
ガラパゴスなマッスルカーから、グローバルなスポーツカーになりました。

イクスプロウラーも、現行の4thジェネレイションでは、大幅に刷新。
モノコックフレームを用い、前輪駆動プラットフォームを用い、例によってエコブーストを搭載。
そして現代におけるトレンドである、路面状況に応じて設定を変更できる電子制御式サスペンションと、多段式ATをも装備。
作業効率と量産性が向上し、街乗りも快適になり低燃費に。

他にも、イコスポートという、小型SUVもあります。
南米や中国や新興国へ売り込むための車であり、何より世界的な小型クロスオーバーSUVへの人気の高まりを受けて世界戦略車になった、出世魚です。


実情は、どちらかというと欧州対策であり、日本市場はおまけでしかなかったのは明らかです。
ですがそれが功を奏し、日本でも無理のない車に仕上がっていました。

全体的にも、
 「アメ車は大らかで豪快だけど、その分大味で雑、燃費が悪い、壊れやすい、整備性も劣悪」
という長年に渡る固定観念を打破してくれる、質感の高さが窺えました。



その一方では、昔ながらのビッグブロック(大排気量、自然吸気、V型8気筒エンジンの、アメリカにおける通称)も揃えてエコブーストと共存させたり、本国では相も変らぬフルサイズピックアップトラックを発売したりと、定番を押さえた商品展開がありました。



それでも尚、日本市場における輸入車のシェアを独占することは叶わず、この度の撤退の決定。
現行後期型イクスプロウラーを、2015年10月31日に日本導入したばかりだというのに…。
マスタングの右ハンドル仕様も、今年上期の日本導入を控えていましたが、これも白紙撤回でしょうか…?

駆け込み需要で買ったとしても、正規輸入の強みとしての手厚いアフタサービスはこれからは受けられなくなり、それでもどうしても欲しい人は並行輸入で買うしかなくなります。
仲介業者を介するために今まで以上に割高になり、修理・交換用のパーツに至っては…。
今以上に希少でマニアックで高額になり、より一層ハードルが高くなります。

従業員にしても、自身の転職活動をしなければならず、仕事どころでは正直ないでしょう。




アラン=ロジャー・ムラーリーCEOは、撤退する理由として、「日本市場は閉鎖的」と、捨て台詞とも取れる言葉を使っています。
もし本気で言っているとしたら、ヘンリー・フォード一世が、草葉の陰から泣いているはずです。


ビッグ3、特にGMとクライスラーの傲慢な経営姿勢は、つとに有名です。

1980年代、アメリカでは日本車にシェアを奪われて、激しい日本車追放キャンペーンが打たれていました。
シェアを奪い返す車造りをせず、政治とポピュリズムに訴えかけて。
毎日のように日本車メーカーは出て行けとデモ行進を行い、日本車を破壊するデモンストレーションを行い、揚句はレーガン大統領を焚き付けてプラザ合意
ビッグ3に好意的な経済学者が、著作で軽く弱点を指摘して対策を提案したことを根に持ち、私立探偵に私生活を調べ上げさせて裁判に持ち込もうとしたことも。

それらを以てしても、日本車の快進撃を食い止めることはできませんでした。
国家権力に働きかけても、税や保険で優遇されても、アメリカ人によるアメ車離れは止まるどころか加速する一方で、にも拘わらず日本車よりも優れた車を一向に造ろうとしない。
目先の小さなプライドに固執したせいで、何度も何度も日本車に苦汁を舐めさせられ、にも拘らず一向に経験から学ばない。

アメリカ人「日本車最高」 米消費者の自動車信頼度 日本車が1~9位席巻
 (ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2011年10月26日)
アメリカで日本車が爆売れ
 (同、2013年8月8日)


そこへリーマン・ショックやアメリカ同時多発テロや世界金融危機などの逆境が続いたことで、ビッグ3は経営悪化の一途を辿り、とうとう破産。
その際も、自力では経営再建できず、結局は連邦政府による公的資金投入と政府主導で以て助けてもらった。
GMに至っては一時は国営企業にまでなった。


ソースが不明なので真偽のほどは図りかねますが、日米貿易摩擦で日本とアメリカの経済界が険悪だった頃、リド=アンソニー・アイアコッカがアメ車を売り込むために来日した際の逸話があります。
記者会見が終わり、ふと気が緩んだアイアコッカがぽつりと
 「こんなに良い車なのに、どうして日本では売れないのかなぁ」
と冗談交じりに呟いたとき、それを聞いた記者が
 「それは単に日本の顧客が欲しがるような商品ではないからでは?」
と返事をされて、一瞬で激高したとか。


些か話が長引きましたが、ビッグ3とはそういう企業。
アメリカの基幹産業であり、多くの労働者に仕事と給料を与えてあげている、だから国ぐるみで保護されて当たり前……そんな根拠のない特権意識が骨の髄まで染み付いている。

そんな中で、唯一フォードだけは常識があると、ずっと思っていました。
日本人としても、マツダが苦しい時期に助けてくれたという恩義もあります。
だからこそ、まるで後足で砂を掛けるかのようなムラーリーCEOの言葉には、その分裏切られた感が強いし、日本の車好きたちが猛反発している気持ちもよく分かります。




「ワン・フォード」をスローガンとして掲げる、今のフォード。
そこには、「苦しい今こそ、全従業員の心を一つに」という綺麗な意味合いだけが込められているわけではありません。
仕向け地ごとのニーズを汲むのはコストが嵩むとして、一つのラインナップを一つの仕様のまま、一つの拠点で設計開発し、世界共通で売るという意味での「ワン」でもあります。
即ち、「お客様が求める車造り」ではなく、「自分たちが売りたい車を売る。客のニーズなんて知ったことではない」ということ。
だから選べるボディカラーが極端に少ないし、グレードも単一。



「そりゃ離れるよ 若者は…」 日本の自動車税はアメリカの49倍 高すぎると話題に
 (痛いニュース(ノ∀`) 2ちゃんねる、2015年3月20日)


確かに、日本は、他国に比べて特殊かも知れません。
国土は狭く山ばかりで、道路は細く、駐車場は狭く、高温多湿で、市街地は信号や歩道や丁字路による短距離間のストップ・アンド・ゴーが頻発。
自動車に課せられる税金も、諸外国とは比べ物にならないほど割高であり、自ずと保有台数は限られる。
それがために家族で使えるミニバンや、低燃費に特化したハイブリッドカー、小型で税制の安い軽自動車が発達する。

そうでなくとも、世界中から絶大な信頼を得ている企業の、日本はお膝元。
トヨタは言うに及ばず、スバル、マツダ、ホンダ、日産、三菱、スズキ…。
錚々たる顔触ればかり、これでもかとひしめき合っています。
海外の車好きからはいかに羨ましがられているか。

或いは海外勢にすれば難しい戦いかも分かりません。




それでも、他国とは異なり、日本は輸入車に対する関税などないに等しいから、幾らでも挽回できるはず。
現に、ベンツ、アウディ、BMW、ボルボ、フォルクスヴァーゲンは、どこに行っても見掛けないときはありません。


まして日本人は、世界的に見ても、舶来ブランドが大好きな民族性。
 ・コカ=コーラ・カンパニー
 ・ペプシコ
 ・ドクターペッパー・スナップル・グループ
 ・スターバックス・コーポレーション
 ・タリイズ・カフィー・コーポレーション
 ・P&G(プロクター・アンド・ギャンブル)
 ・フィリップ=モリス・インターナショナル・インク
 ・アップル・インコーポレイテッド
 ・HPインク(旧:ヒューレット=パッカード・カンパニー)
 ・アマゾン・ドット・コム
 ・グーグル・インク
 ・フェイスブック・インク
 ・リヴァイ・ストラウス(通称:リーバイス)
 ・ラングラー
 ・H.D.リー・マーカンタイル・カンパニー
 ・コンヴァース
 ・ナイキ・インク
 ・DCシューズ
 ・ニュー=バランス・アスレティック・シュー
 ・ゴールドマン・サックス
 ・カースコウ・ホールセール・コーポレーション
 ・トイザらス
 ・ボーイング
 ・ハーレイ=デイヴィッドスン・モーター・カンパニー
等々…。
中には日本限定モデルまで作って購買意欲を煽る企業も。
斯くの如く、アウェーとしてのハンディキャップを物ともしないアメリカ企業は、幾らでもあります。

日本ほど開かれた市場はありません。



要は、フォードは、売り方を誤ったとしか思えないのですよね。
CMを放送したり、新聞折り込み広告を刷ったり、テレビ番組とタイアップしたり、試乗会を頻繁に行うなどして、長らく染み付いたアメ車のネガティヴイメージを払拭する努力をしなかった。

日本で売られていたラインナップは欧州法人主導で開発した欧州向けが中心であり、その分欧州車的な雰囲気があったのだから、それを利用したプロモーションをすれば良かった。
「日本市場の閉鎖性」とやらに切り込むのではなく、既にシェアを占めている欧州車需要に食い込むことを目指せば良かったのです。
リンカーンブランドであれば、重厚で伝統を重んじるジャーマンブランドとは違う意味での高級感をアピールするなど(現にキャディラックは、先進性とモダニズムを主張している)、やり方はあったはずです。


ベンツに至っては、ミニバンを発売したり、アニメーションでPVを作ったり、『スーパーマリオブラザーズ』とコラボレーションしたり、最近もPerfumeをCMに起用したり、遂にはTポイントサービスに加入したりなど、とにかく話題を作ろう、売ろう、新規顧客を開拓しようという意気込みを感じます。
フォードは一度でもそんなことをしたときがあったでしょうか?
黙って座って待っていれば、客のほうからやってきてくれるとでも思っていたのでしょうか?


正直、ヤナセやマツダ・オートラマ店で売っていた時代のほうが、余程存在感がありました。


GMやクライスラーよりもディーラー数は多く、車自体の質も良いだけに、実に勿体無いことをしました。




TPPによって日本車市場はどうなることかと不安でしたが、それを目前にして思いもよらない出だしになりそうです。
Posted at 2016/01/27 23:59:12 | コメント(2) | トラックバック(0) | 政治、経済(自動車関連) | ビジネス/学習
2016年01月24日 イイね!

イグニス復活

イグニス復活スズキ、第44回東京モーターショー 2015の出展予定車を発表
 (autoblog、2015年9月30日)
スズキ、新ジャンル!コンパクトクロスオーバー 新型小型乗用車「イグニス」を発売!!
 (同、2016年1月21日)
【東京オートサロン2016】「イグニス ウォーターアクティビティーコンセプト」出品
 (同、同日)

スズキの新型コンパクトSUV「イグニス」が超カッコイイ
 (ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2015年10月6日)
スズキ 新型 イグニスが2016年の2月に発売か? ハスラーに続くヒットとなるか??
 (同、2015年12月29日)
スズキ 新型 イグニス 燃費28.8km/L 1月21日発表予定!
 (同、2016年1月16日)
スズキの新型車かっこよすぎ
 (同、2016年1月25日)





スズキは、2015年10月30日~11月8日に開催された「第44回東京モーターショー2015」で発表したコンパクトクロスオーバーSUV「イグニス」の発売を、正式に告知しました。
1月21日発表、2月18日発売。



スズキ、コンパクトクロスオーバー 新型小型乗用車「イグニス」を発売
 (スズキニュースリリース、2016年1月21日)
イグニス発売。スズキの世界戦略・軽量コンパクトクロスオーバー
 (carview!、同日)



ハスラーの好調に気を良くしたのか、同系統の車種をセグメント違いで発売しようというのですねw
3ナンバーとなるエスクードSX4 S-クロスと、軽自動車となるハスラーの中間に位置し、5ナンバーに収まっています。

・エスクード
 全長4175mm×全幅1775mm×全高1610mm×最低地上高185mm
 車両重量1140~1210kg
 直列4気筒DOHC、排気量1586cc、変速機フロアシフト6AT
・SX4 S-クロス
 全長4300mm×全幅1765mm×全高1575mm×最低地上高165mm
 車両重量1140~1210kg
 直列4気筒DOHC、排気量1586cc、変速機パドルシフト付きフロアシフトCVT
・イグニス
 全長3700mm×全幅1660mm×全高1595mm×最低地上高180mm
 車両重量850~920kg
 直列4気筒DOHC、排気量1242cc、変速機フロアシフトCVT
・ハスラー
 全長3395mm×全幅1475mm×全高1665mm×最低地上高175~180mm
 車両重量750~870kg
 直列3気筒DOHC、排気量658cc、変速機インパネシフトCVT/フロアシフト5MT

グローバル経済ということで、日本だけでなく世界中で売らなければならない。
そのせいで、今時の車は、モデルチェンジの度に肥大化する一方です。
そんな中にあって、日本の道路事情にマッチした5ナンバーサイズを発売してくれるスズキの姿勢は、良心的です。
「ハスラーでは小さい、S-クロスでは大きい」という声に応えたわけですね。


表向きはクロスオーバーSUVながら、2015年8月26日に四代目にモデルチェンジしたソリオ&ソリオバンディットと車台を共有し、事実上の兄弟車となります。
共通の次世代軽量プラットフォーム(スズキが世界展開するAセグメント車に順次展開予定)と、K12C型デュアルジェットエンジン、デュアルカメラブレーキサポート、そしてマイルドハイブリッドシステム「SHVS(Smart Hybrid Vehicle by Suzuki)」を搭載。
車両本体価格、消費税8%込み\1,382,400~1,875,960。




外観に目を向けると…。
これは、2015年3月3~15日に開催された「サロン・アンテルナショナル・ド・ロト2015(第85回ジュネーヴ・モーターショー)」で発表したコンセプトカー「iM-4」の、ほとんどそのままの姿です。

スズキ、コンパクトカー「iK-2」 小型4WD「iM-4」2台のコンセプトカーを世界初公開!
 (ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2015年2月8日)
スズキ、iM-4 公開…小型4WD車を新提案
 (同、2015年3月7日)
【ジュネーブ2015】スズキ、コンセプトカー「iK-2」と「iM-4」を世界初公開
 (autoblog、2015年3月4日)


スズキらしい、奇をてらわないデザイン。プレーンで、シンプルで、欧州テイストがあり、どこか古臭くて野暮ったいw
巨大な正面投影面積や、釣り目ライトや、大きくうねるプレスラインや、銀メッキと巨大グリルとの組み合わせといった、見る者を威圧するマイルドヤンキー向けが席巻する中にあって、ほっとします。


同時に、随所にスズキ四輪としてのアイコンが散りばめられているのが、話題になっていました。

・クラムシェルフード(クラムシェル=貝殻。フロントフェンダーまで覆うボンネット)
 エスクード2.4、エスクード、SX4 S-クロス、ワゴンR、MRワゴン、アルト、アルトラパン
・ブラックアウト処理されたA~Bピラー
 エスクード、ソリオ&ソリオバンディット、スイフト&スイフトスポーツ、スペーシア&スペーシアカスタム、ハスラー、アルトラパン


そして、ヘッドランプとフロントグリルを一周する縁取りは、アルトの「メガネガーニッシュ」に似ています。



そして、三角形の大型Cピラーと、そこに施された斜めの三本スリット…。
これは、フロンテクーペと、初代セルボの再来です。
二~三代目セルボやフロンテを連想させるアルトや、スズライトを連想させるアルトラパンに続いて、またしてもネオクラシック路線。やってくれます。

対してインテリアは、先進的。
曲面主体で、エアコン送風口が半分浮き出た造形。タブレットを据え付けたかのようなナビパネルは、Apple CarPlay対応。
そんな中にあって、インナードアハンドルが無骨。
上位グレードでは、白やボディカラーをあしらったカラーコーディネイトが楽しめます。


そもそも名称からしてが、初代スイフトの海外名。
そのスイフトは、元々は、Keiのコンパクトカー版として誕生した、クロスオーバーSUV風の小型ミニバン。
だからこのイグニスは、そんなスイフトの当初のコンセプトを、今一度蘇らせたとも言えますね。





もっとも、散々言っておきながら、フォルクスヴァーゲン タイグン・コンセプトに似てますがw
(因みに、エスクードもランドローヴァー レインジローヴァーイヴォークに、S-クロスもフォルクスヴァーゲン ティグアンに似てるような…w)

個人的には、ラパンやハスラーのような樹脂製サイドクラッディングパネルとホイールアーチモールと、銀色の前後アンダーガードと、マッドフラップと、ルーフレールと、ジムニーのようなテールゲート装着式スペアタイアと、5MT仕様があれば、尚無骨で好みですね。
Posted at 2016/01/24 22:04:35 | コメント(3) | トラックバック(0) | SUV | クルマ
2016年01月17日 イイね!

今年は懐古調ライトウェイトスポーツが流行るか

今年は懐古調ライトウェイトスポーツが流行るか今年も、東京オートサロン2016の季節がやって来ました。
開催期間は1月15~17日、会場は幕張メッセ。

今日は最終日ということで、みんカラでもレポートブログを数多く見掛けますね。



それにしても、画像検索しても、コンパニオンの写真しか出てこない……(´ω`)
いえ、僕も男だから好きなものは好きだけど、もう少し車の写真をですね…?


昨今は景気が回復傾向にあるということで、趣味性の強いスポーツカーへの注目度が上がっているといいます。

中でも個人的には、旧車風の外装を宛がわれた最新車種が目を惹きます。
それも、旧車が現役で走り回っていた時代に青春を謳歌した世代による懐古趣味ではなく、旧車にそこまで思い入れの無いであろう若い世代が中心になっている点に、留意したいです。


今は鋭角的な楔形デザインや、大きくうねりを利かせたプレスライン、マイルドヤンキー御用達の釣り目ライトと超大型グリルと銀メッキの組み合わせ、等々が溢れ返ります。
そんな中にあって、牧歌的な旧車ルックは、見る者を和ませてくれます。

アフターパーツメーカーによる改造は、特に珍しいことではないので、敢えて触れません。
しかし自動車メーカー自ら手掛けたところが注目です。





トヨタ、「S-FR」レーシング仕様を東京オートサロンで公開!
 (ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2015年12月3日)
「ロードスター」「S-FR」…改造車ズラリ 東京オートサロン開幕!
 (同、2016年1月16日)

【AUTO SALON 2016】トヨタ、TOYOTA S-FR Racingを公開
 (autoblog、2016年1月15日)

【東京オートサロン 2016】「TOYOTA S-FR」のレーシングカー仕様がマッチョでかっこいい
 (サイ速、2016年1月16日)



昨年末の第44回東京モーターショー2015に参考出品された、「トヨタ自動車 S-FR」。
その競技仕様をイメージしたコンセプトカーです。


元になったS-FRは、86(ハチロク)よりも小型で安価で軽量な、真の意味でのライトウェイトスポーツカーを目指しています。
実際、ヴィッツとほぼ同じ大きさに、フロントミドシップエンジン、大人4人乗り、6MT、FRレイアウト、そして若者にも買いやすい低価格を目指しているとのこと。

個人的には、トヨタにとって86を続けられる可能性が低くなってきたのと、依然として高価格だという声に応えようとしているのかなと思っています。
兄弟車であるBRZは、4WDやセダンが得意なスバルにすれば専用生産ラインを新設しなければならず、その分手間とコストが嵩み、専門の工員も多く揃える必要があり、その割に利益が見込めないとして今一つ乗り気ではなくなったという噂もあります。
次の一手としてBMWとタッグを組もうとしているものの、そちらは高級・高額・ハイパワー路線になるのは自明の理。
なので86の弟分を模索しているのでしょうか。

こちらは、デザインは、往年のスポーツ800を連想させます。
…と思って写真を見比べてみたら、思ったほど似ていませんでしたw
精々、ルーフが、ソフトトップをイメージしたであろうブラックアウト処理されている程度で。
むしろ、全体のフォルムやCピラー形状は2000GTを、フロントマスクはパブリカ(UP10型)を、それぞれ思わせます。
始めは、愛嬌を通り越して間抜けな面構えに呆れたものでしたが、見慣れてくると味わい深いです。
これでフェンダーミラーなら尚良いd(`ω´*)



野心的だし、ライトウェイトスポーツ好きとしては歓迎したいのですが、パッケージングには色々と無理がありそうです。
ヴィッツサイズの車体にフロントミドシップにすれば、その分トランスミッションが運転席にまで押しやられる。
FRなので、プロペラシャフトを収める巨大なセンタートンネルが車体を貫き、車室内の窮屈さが想像されます。

そこへきてクーペボディにすれば、後席など乗れたものではなくなる。
僕はDC5型インテグラ、FD3S型RX-7、CR-Z、86&BRZの後席に座ったことがありますが、それら3ナンバーサイズでさえ狭苦しかったのに、コンパクトカーサイズともなれば…。
更にそこへ、スポーツカーにとって正統派ともいえるダブルウィッシュボーンサスペンションにしようものなら…。
個人的にはスパルタンな車は大好きですが、これだけの割り切り、果たしてどれだけの人々に受け入れられるのか。

トヨタ S-FRへの期待と疑問
 (のまのしわざ、2015年10月13日)


お金のない人は、それぞれに特化した車を複数所有するなど夢の話であり、実際には1台で全てを賄うしかない。
それを思えば或る程度の実用性が求められます。
現に僕自身、そのせいで生活には苦慮しているので、よく分かりますw
結局、5ドアハッチバックボディにFFという組み合わせが、日本人にとって一番合理的なパッケージングなのでしょうね。





原形なし、S660 が「ネオ・クラシック」に変身!
 (ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2015年1月17日)

ホンダ「S660ネオクラシック」=レトロスタイルのデザイン派生モデル登場!モダンで超かっこいい!
 (Ethical & LifeHack、同日)



こちらは、本田技研工業 S660を元にしたもの。
往年のSシリーズ(S500、S600、S800)のような佇まいです。

N360リヴァイヴァルであるN-ONEのフロントガーニッシュと前後ランプを移植しているので、それだけで古典的な外観に仕上がります。
ノーズを延長しているのは、FR風のスタイリングに見せるため。

後部もなだらかなスラントテールになっているのが、3ドアハッチバッククーペのように見えます。
軽自動車でこんなスタイリングは、他社ですがフロンテクーペやセルボ(初代~二代目)のようで、懐かしいです。





…そういえば、日産自動車 IDxは、参考出品すらされなかったようですねえ…。
今年市販化予定という話はどうなったのでしょう?(すっとぼけ)

日産が若者のクルマ離れを食い止めるために作った車「IDx」
 (ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2013年11月22日)
日産、ハコスカをイメージしたIDxコンセプト(FR)を2016年にもリリース!
 (同、2014年1月16日)


確かに、今の日産は小型軽量FRプラットフォームを持たない上、そもそもFRクーペ自体の市場が小さくなっているので、実現の可能性は限りなく低いです。
その意味では、前述のS-FRとて市販化は怪しい。
それ故日産としては、たとえ表向きでも若者の車離れを食い止めるよりは、自動運転や自動ブレーキのほうが遥かに重要なのでしょうね。








以下は、外車の話です。


ND型ロードスターのイタリアンOEMが、紆余曲折あって、「フィアット 124スパイダー」となったのは、皆さんご存知の通り。



マツダ 新型ロードスターのフィアット版「124スパイダー」を補足!
 (ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2015年9月30日)
フィアット、「124スパイダー」公開!
 (同、2015年11月18日)

フィアット 124 スパイダーに「アバルト」来るか!?
 (ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2015年12月15日)
アバルト「124スパイダー」撮影成功=マツダ「ロードスター」にない唯一の【高性能エンジン】モデル!
 (Ethical & LifeHack-、2016年1月10日)



ND型ロードスターを芯にしていながら、ここまで変わるんですねぇ…(゚∀゚*)
往年の、フィアット 124スポルト・スパイダーや、MGBを、現代的に翻案した外観が溜まりません。
精悍で現代的なND型ロードスターに対して、こちらは丸目ライトのせいもあって、牧歌的。
目を三角にしてがんがん加速するよりは、のんびりと開放的な雰囲気が楽しめそうです。

個人的には、ピラーが艶消し銀色になっているのが、クラシックカーっぽくて大好きです(*´ω`*)




現在BMWから発売されている、三代目MINI。
こちらにも、二代目のみにあったロードスターを思わせるコンセプトカーがあります。
スーペルレッジェーラ」と名乗り、MINIらしからぬロングノーズになり、パワートレインは電気モーター。
市販化の予定はありませんが、MINIの意匠を尊重しつつもモダンです。
2016年01月10日 イイね!

パジェロ前途遼遠

パジェロ前途遼遠【悲報】「パジェロ」開発中止 エコカーに注力
 (ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2015年12月5日)

三菱「パジェロ」は本当に終わってしまうのか
 (同、2015年12月27日)

三菱パジェロ開発凍結、相川社長「開発をやめるわけではない」
 (同、2016年1月7日)





こちらでは6日までは雨でしたが、以降は本格的な雪模様です。
折角雪のない時期があったのだから、ドライブに行けば良かったですねw
これからは、SUVが路上の覇者となる季節です。

そんな折、パジェロの生産が打ち切られるのではないかと、自動車ファンの間で衝撃が走りました。


結局、相川哲郎COOのコメントによって公式に否定されたことで、マスゴミによるいつもの飛ばし記事と、ファンによる悲観的な憶測とが入り混じっただけであったことが判明しました。

とはいえ、懸念材料がなくなったわけではありません。
開発費の高騰と、それに見合うだけの販売台数が見込めない、開発凍結であることには違いなく、国毎メーカー毎に課せられた燃費規制にパジェロは合致しない。





車好きだという相川体制になって、「これからはPHEVなどの環境技術・電子制御技術に磨きを掛けつつ、世界中で売れている小型クロスオーバーSUVに注力していく」という方針を打ち出し、期待を持たせてくれました。

更には、アウトランダーPHEVを用いての、再びラリーへの参戦。
かつて「三菱はラリーの名門」の異名を欲しいままにしていた時期が頭をよぎります。

三菱 新型デリカD:5 2016年11月頃フルモデルチェンジか? クリーンディーゼル搭載!
 (ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2015年5月6日)
三菱自動車、アウトランダー改良新型を発表!
 (同、2015年6月19日)
【三菱 ラリー復帰】アウトランダーPHEV 駆る増岡浩「ワークス活動、続けるにはまず結果」
 (同、2015年7月2日)
三菱、コンパクトSUV「eX Concept」を世界初披露!
 (同、2015年10月10日)
三菱自動車、新型「RVR」と「ミラージュ」を世界初公開!
 (同、2015年11月20日)
【東京モーターショー2015】三菱自動車は、得意な「SUV」と「電動化技術」をアピール(ビデオ付)
 (autoblog、2015年10月29日)
三菱 パジェロスポーツ、南米NCAPで最高評価を獲得
 (サイ速、2015年12月17日)



しかし、2014年6月25日の新体制移行以来、販売台数が右肩上がりになる兆しは、今のところない。
それどころか、RVRの開発において失態が判明し、新体制の出鼻をいきなり挫かれた。

三菱自動車 国内販売5000台に届かず、シェアは1.4% 4月実績
 (ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2015年6月1日)
三菱自動車、新車開発の遅れを理由に管理職を「クビ」 異例事態に業界内で波紋広がる
 (Business Journal、2015年11月27日)


RVRは、アウトランダーPHEVほどではないにせよ、これからの三菱が注力するという、電子制御技術を駆使した小型SUVです。
それに対してこんなニュースとは、これからの三菱の行く先を暗示しているように思えてなりません。



同時に、三菱の社内で何が起きているか、闇の部分も垣間見えるようですらあります。

有り体に言えば、三菱もまたブラック企業であり、パワーハラスメントやモラルハラスメントが横行しており、社員は毎日怯えながら仕事をしているのだろうか……と。
本当にホワイト企業であれば、開発の問題点やスケジュールの遅延など、部下は臆することなく上司に報告でき、改めて指示を仰げるはずですからね。





三菱SUV 雪上走行性能の実力
 (YouTube、三菱自動車工業公式チャンネル、2014年2月3日)


僕らの世代は、パジェロといえば三菱の旗艦車種であり、ブランドイメージの象徴であり、SUVの代名詞であり、世界中のラリーにおける王者でした。
パリ・ダカールラリーでの連戦連勝と、『私をツキーに連れてって』に端を発するRVブームで、パジェロは売れに売れました。


それが今では、メーカーにとってのお荷物になろうとは……時の移り変わりとは残酷です。
むしろ三菱自動車工業そのものが、三菱グループにとってのお荷物になるなんて。
こんな姿は見たくなかった。

三菱自動車の米国にある唯一の工場、買い手がつかず閉鎖となることが濃厚に
 (autoblog、2016年1月12日)



限定復刻したランドクルーザー70や、ランドクルーザーに対するレクサス・LXを参考に、アウトランダーの上位車種であることをアピールした売り方が出来れば良いのですが…。


或いは、ハスラーやキャストアクティバが売れている今、ジムニーにも根強い人気がある中で、究極の小型SUVと銘打って、三代目パジェロミニが開発されれば…。
(もっとも、日産との軽自動車専門合弁企業「NMKV」において、日産が反対しているそうですが)


救いとしては、海外専売である、ミツビシ・モーターズ・タイランド パジェロスポーツ(今は亡きチャレンジャーの海外名)が、主に新興国で人気を博しているということでしょうか。
ランサーエボリューション・ファイナルエディションも生産終了し、開発チームも解散した今となっては、三菱にとって栄光と伝統に彩られた残り少ない車種であり、どうにか絶やさないで欲しいものです。
Posted at 2016/01/10 00:56:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | SUV | クルマ
2016年01月06日 イイね!

今年の初日の出暴走は少な目

今年の初日の出暴走は少な目「初日の出暴走」取り締まり、首都高などで13人摘発
 (乗り物速報、2016年1月4日)





毎年恒例の、初日の出暴走。
大晦日の深夜から元旦の早朝にかけて、珍走団や走り屋たちが、法定速度を越えて、危険運転をしながら、暴走します。
それを取り締まる警察との攻防戦と併せて、1960年代から続く日本の風物詩です。
それが今年は、幾分少なかった模様です。

以前から「若者の暴走族離れ」が社会問題化していましたが(←マテ)、最近では旧車會などを筆頭に、暴走族の高齢化が愈々進んでいるとのことです。
そのせいで、今回の初日の出暴走などでも、実際に暴走している車両や集団は、年々少なくなっているとか。
良い傾向ではありませんかw


しかし警察としては、毎年このために莫大な予算が注ぎ込まれており、装備も強化してあるのに、減少傾向とあっては肩透かし。
そのため、違法改造や騒音などの別件逮捕で以て、検挙率を上げている。

暴走行為を未然に防ぐという観点では良いことなのでしょうし、暴走をしていなくともどの道法に触れるのだから、理屈としては正しいです。
しかしどうにも腑に落ちないものがあるのも事実です。



確かに、僕としても違法改造はあまり好ましくは感じていません。
珍走やバニングやアートトラック(通称:デコトラ)に至っては、正直嫌いです。

ですがその行為は、傍目には、
 「どうせお前はこれから暴走するんだろう? こんな車に乗っているんだから、絶対そうに決まっている。お前は犯罪者予備軍だ」
と、一方的にレッテルを貼り、差別して、薄ら笑いを浮かべながら挑発し、揚げ足を取る機会を窺っているかのように映ります。
陰険であり、正直良い気分はしませんね。
そう感じるのは、僕も愛車が愛車なので、他人事とは捉えられないからです。


現に、ニュース映像を見ると、ポルシェ 911・GT3RS、日産自動車 スカイライン・GT-R・Zチューンなど、珍走というよりは錚々たる高級スポーツカーのほうが多そうです。
中には痛車も……(´ω`) エリーチカ.....


これを他山の石とするならば、理不尽なレッテル貼りをされたくなかったら、危険運転や暴走行為は勿論のこと、「好きな車に乗らせてもらっている」という意識を持ち、尚更周りに迷惑をかけない運転を心掛けなければなりませんね。
Posted at 2016/01/06 14:58:09 | コメント(2) | トラックバック(0) | 運転、交通 | ニュース

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