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2016年01月08日 イイね!

くるまマイスター検定1級残念!

こんばんは。
いまさらですが、明けましておめでとうございます。
さて、昨年もくるまマイスター検定受けてまいりましたが、残念ながら4点足りず不合格となってしまいました。
なんとなく前回と同じ問題が出ているんじゃないかと思われたので、今年は合格できるんじゃないかと、勝手に期待しております。
以上、報告でした。

Posted at 2016/01/08 22:29:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント | クルマ
2015年12月18日 イイね!

トヨタ MIRAI試乗

こんばんは。
センチュリー、クラウンと地味目なクルマばかりしか紹介できませんでしたが、やはり最新の車も知りたくなり、乗って来ましたMIRAI!

試乗車 MIRAI     価格723.6万円(税込)

値段は高いですが、補助金が出ます(詳細は最後のまとめで)。


●外観デザイン
最初見たときは「なんだこのデザインは!?」と思いましたが、今はだいぶ見慣れてきました。それにしてもフロントバンパーサイドの三角の部分が大きすぎなのは個人的には好きになれません。
空気抵抗係数Cd値は公表されていないですが、おおよそ0.28くらいらしいです。
この大きさですが、乗車定員は4名です。

全長4890mm×全幅1815mm×全高1535mm、ホイールベース2780mm
車重1850kg、前軸重1090kg、後軸重760kg(車検証記載値、前後重量配分59:41)

サイドの姿もちょっとずんぐりしています。


●パワーユニット
650V交流同期モーターの最高出力は113kW(154ps)、最大トルク335Nm(34.2kgm)
ノーマルモードでは過不足ない走りで、街中であれば不満のない程度の加速力です。パワーモードにすると、十分スポーティーと言える程度の加速力はあります。ただテスラ・モデルSのような爆発的な加速力というほどではないと思います。発信の際は過激にならないよう電子制御により加速力を調節しているとのことです。私の経験では、モーター出力が100kWを超えていると体感的な力強さを感じるので、その予想くらいの加速力は見せてくれました。
今回の売りはECOモードが、パワーユニットとエアコンで別々に設定できるようになったことだそうです。
たとえばパワーは控えめ(ECOモード)でいいけれども、猛暑だからエアコンは強く効かせたい(通常モード)といった使い方ができるようになったそうです。


●燃料電池スタック・水素タンク・蓄電池
モーターを動かす電気を発生する燃料電池(FC)スタックですが、比較対象がないのでよくわかりません。
スペックは体積出力密度3.1kW/Lで、最高出力114kW(155ps)となっています。
体積出力密度とは効率のことを言っているのでしょうか?これが世界トップクラスだそうです。
水素と酸素を化学反応させると水が発生するので、当然燃料電池スタックから水を排水するわけですが、走行中は微量しか排出しないようにしているそうです。たとえば高級なホテルの玄関に乗りつけたときにおしっこを漏らすように排水していたらカッコ悪いですよね。ですので、排水してもいい場所でドライバーの操作で任意に排水できるよう、インパネに排水のボタンがついています。ちなみに排水すると下の写真のようになります。結構出るんですね。

水素タンクはリアシート下とトランクに合計2本搭載しており、合計で常圧で122.4リッター。航続距離は約650kmと優れています。水素は-253℃の液体水素を700気圧(70MPa)で貯蔵します。取扱いがちょっと怖いですが、充填は現状では水素ステーションの方にお任せだそうです。
蓄電池はリチウムイオンかと思ったら、なんと従来のニッケル水素のまんまなんですね。残念ですが、このあたりはコストを考えてのことなんでしょうか。


●ハンドリング
電動パワーステアリングです。あんまり路面の感触は伝えてこないですが、遊びもなくそこそこ剛性感があって、切ったら切った分だけ素直に曲がってくれるので、スポーティーにも走れます。ロールも少ないですね。

●足回り
フロントがストラット、リアがトーションビームとなっています。
タイヤはブリジストン・エコピアEP133、サイズは前後とも215/55R17 94W
この車格でリアが独立でないとは驚きですね。コストの問題なのか、スペースの問題なのかよくわかりませんが。でも乗り心地はリアサスのネガは感じられず車格相応といった感じです。車重もあるからなのかどっしりと落ち着いた乗り心地で、締まっています。クラウンよりこちらのほうが高級に感じますね。

●ブレーキ
フロントがベンチレーテッドディスク、リアがディスクです。
回生が効くので、結構効きはいいです。ペダル配置はセンターから少しだけ右で、許容範囲といtったところです。
パーキングブレーキは足踏み式。さすがにここは車格を考えると電動にして欲しかったですね。

●静粛性
ここはMIRAIの真骨頂ともいうべきところです。
ほんとに静かで、横を他のクルマがすれ違っても全く聞こえません。
スペックは不明ですが、ガラスはレクサスと同使用のものを使っているとのこと。ドアのゴムパッキン等もより密着度の高いものが使われているそうです。
しかし、水素の流れる音やポンプの作動音といったものは聞こえてきます。これは、あえてこれらの音を聞かせる事によって燃料電池車に乗っているという感覚を味わってもらうためにわざとそうしているとのこと。このあたりは賛否が分かれそうですね。

●シート
フロントシートはシートの大きさも適度で、ホールドもそこそこあり、座り心地はいいですね。特に合成皮革の表皮はタッチが柔らかくていいです。

リアシートはシート自体の大きさ、座り心地はいいのですが、頭上空間が狭いのと、フロントシート下に燃料電池スタックがある関係で足が入れられないので、クルマの大きさのわりにゆったりと座ることができません。このあたりは初の市販燃料電池車ということで、買う方は我慢が必要なところかもしれません。


●内装(インパネ)
最初見たときは外観同様「すごい!」と思いましたが、もうすでに何回か見ているのでこちらもだいぶ見慣れて、未来感と質感をちょうどいいところでまとめているかなといった感じです。プリウスみたいに未来感がある造形だけれども安っぽいといった感じではありません。そこそこの質感はありますが、かといって高級に見えるというほどでもありません。
残念なのは中央吹き出し口下にあるモードの切替スイッチが横に細長くて押しずらいところでしょうか。

メーターはトヨタのハイブリドカーに乗りなれている人には特に新鮮味はないのでしょうか。


●安全・快適装備
現在考えられるおおよその装備は全て備えています。
・プリクラッシュセーフティ
・レーンデパーチャーアラート(車線逸脱警報)
・ブラインドスポットモニター
・レーダークルーズコントロール
・ロー/ハイ自動切り替えLEDヘッドライト

●トランク
残念ながら写真を撮る事はできませんでした。
ゴルフバッグ3個を入れる事ができるようです。


世界初の市販燃料電池車ということで、乗用車として違和感なく乗れるようよくここまでまとめ上げたなと思います。ただ、最新のクルマに乗っているという未来感は薄くて残念だと思いました。それは燃料電池としての仕組み以外の部分は既存のクルマと技術的になんら変わらない作りだからでしょう。BMWのi3みたいにカーボンボディを採用するとか、特別先進の技術を使っているところがないんですよね。モーター駆動なので電気自動車やハイブリッドカーと走りもそんなに変わらないんですし。トヨタはなるべくコストを下げるようにそういう道を選んだのでしょう。このMIRAIに対して補助金(クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金)が202万円も出ますし、購入時の取得税・重量税は100%減税で、500万円代で購入できるようにしたのはそごいことですよね。
生産については以前LFAを生産していた工場で日産3台というところで、年間生産が400台なので、発売から1年経ちましたがまだまだ街で見かけることは稀ですね。なんと納車については3年待ちだそうです。今から予約しても、納車の時には補助金が出なくなっているかもしれないとのことで、購入するには微妙な時期です。
あとはインフラの問題でしょうか。水素ステーション自体まだ少ないですし、茨城より北にはないそうで、残念ながら東北地方や北海道ではまだ購入できる状況にはありません。ただ電気自動車に比べれば充填時間は3分と短いので、インフラさえ整えば、こちらのほうが便利かもしれません。

なんだかまとまりのない文章になってしまいましたが、最終的に購買意欲が湧くクルマかというと、微妙なんですよね。買ってからから数年すると飽きるような気がします。デザインでは頑張って未来感を出そうとしているようですが、ハイブリッドカーのプリウスが出た時と同じだと思うんですよね。最初は物珍しさでみんな飛びつくと思うんですけど、ワクワクする魅力がなかったら飽きてしまう。トヨタは普及を目的にしているからそういう作りになってしまうんでしょうか。でも同じく普及を目指したBMWのi3は先進技術と走りの楽しさを見事に兼ね備えて魅力があり、長く所有しても飽きがこなさそうです。この違いはなんなのでしょうか。個人的には燃料電池と言う先進技術のクルマを売るなら、とことん先進的にして楽しい未来を想像させるようなワクワクするものにして、長く乗っても飽きないクルマにして欲しかったと思った次第です。
Posted at 2015/12/20 22:24:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ
2015年12月03日 イイね!

イベントの紹介 「谷保天満宮旧車祭」

こんばんは。
イベントや博物館に行ってばかりで、アウトプットが全く追いつかない今日このごろ。
そんなときに、またしてもイベントが!




先日トヨタクラシックカーフェスティバルin神宮外苑へ行った祭、このチラシをもらいました。このイベント、以前からやっていたんですね。全く知りませんでした。

谷保天満宮のホームページにも書かれていますが、1908年(明治41年)8月1日に有栖川宮威仁親王が「遠乗会」と称されたわが国初のドライブツアーを催され、その目的地が谷保天満宮だったというわけです。有栖川宮様は大のクルマ好きで、このドライブはタクリー号完成を記念して行われたものだそうです。そして第1号オーナーが有栖川宮威仁親王というわけです。
国産吉田号、通称タクリー号は国産初のガソリン自動車。1907年(明治40年)春に完成。全部で10台程度作られました。製作は東京自動車製作所の吉田真太郎と内山駒之助。国産吉田号とは製作者の名前からとったものです。通称のタクリー号とは、走るときにガタクリ、ガタクリと大きな音を立てて走ることから、ある意味馬鹿にして付けられたあだ名というのは有名な話ですね。国産とはいいつつも、エンジンとシャーシーは輸入品だった模様。ボディを日本で作成し、組み付けています。当時の技術レベルではボディをかぶせるだけでも相当大変で、また製作にあたり有栖川宮様から1万円(当時)を下賜されていたため、一応国産と名乗らざるおえなかったのでは、との見方があります。

そのあたりの詳しいお話は、たまたま最近読んでいた以下の書籍に書かれていました。

「苦難の歴史 国産車づくりへの挑戦」
著者:桂木洋二
出版社:グランプリ出版
価格:2,000円+税



今回のタクリー号はオースチン・セブンをベースにしたレプリカなので、当時のようにガタクリとは走らないと思いますが、100年以上前に日本にこのような自動車があったということをみんなに知ってもらい、またたくさんのクラシックカーを見てクルマの歴史に触れるには、いいイベントではないでしょうか。
私はもちろん行く予定です。
Posted at 2015/12/03 23:31:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント | クルマ
2015年11月24日 イイね!

トヨタ クラウンアスリート試乗

センチュリーとくれば、次のトヨタの高級車はクラウン。
というわけで、最新の2リッターダウンサイジングターボ車に乗ってみました。

試乗車:トヨタ クラウンアスリートG-T(FR、8AT)     価格533万円 

試乗車オプション アドバンストパッケージ 10.8万円

試乗車価格 543.8万円(税込) 


●外観デザイン
前期型に比べると見慣れたもあるのか、アクが減ってカッコよさが増した感じがしました。まとまりが良くなっている感じです。個人的には前期型もフロントとリアの形は別として、セダンらしい端正な造形は結構好きだったんですよね。前期型は急遽フロントデザイン変更したためか未消化の部分があったのかもしれません。この「ソラ」色のカラーもいいですね。

全長4895mm×全幅1800mm×全高1450mm、ホイールベース2850mm
車重1630kg


●エンジン
8AR-FTS型2リッター直列4気筒直噴ツインスクロールターボで
スペックは235ps(173kW)/5200-5800rpm、350Nm(35.7kgm)/1650-4400rpm
パワー的には不足はないという程度で、力強さは感じません。スムーズに回りますが、盛り上がりに欠けるエンジンです。回転を上げていってもどこまでもフラットトルクで、私の乗っているゴルフGTIとは全く性格が異なります。車重の差もあるとは思いますが、パワーはGTIの方が下ですが、加速感や吹け上がりの良さはGTIのほうが断然上です。
音も軽く、正直楽しさは期待できないです。
なぜ日本車のダウンサイジングターボは下の回転でのトルク感が薄いんでしょうか。それはジュークの1.6リッターターボを乗った時も感じたことです。街中でエンジン回転を5000も6000も回す人はいません。そんなところで一番パワーが出てもあまり意味がないのではないでしょうか。1500から3000rpmくらいで体感的にパワー感を感じられた方が私個人は良いと思います...

●ミッション
トルコン式8ATです。
変速ショックは少なく、非常にスムーズです。パドルシフトが付いていましたが、変速のレスポンスは非常に遅かったです。一昔前のATといった感じです。クルマが温まっていなかったせいもあるのでしょうか。

●ハンドリング
電動パワーステアリングで、センター付近の感触がちょっとあいまいですが、適度にクイックです。残念だったのは電動の補助が効くのに応答遅れがあることです。他のトヨタの試乗車では感じられなかったので、個体差なのかどうかわかりませんが、もしこれが通常のセッティングであれば、改善してほしいですね。

●足回り
フロントがダブルウィッシュボーン、リアがマルチリンクです。
タイヤはトーヨー(銘柄は見忘れました)、サイズは215/55R17 94V
クラウンからイメージするゆったりとした乗り味とは全く違ったものです。
車重はそこそこあるのに、クラウンとは思えないほど軽快な走り味で、ボディ剛性感もそんなに感じないですし、カーグラTVで松任谷さんがおっしゃっていたとおり線が細い感じがします。
スポーティーというのとはちょっと違うのですが、この軽快感が結構いい感じでロールも少なく、走りはそこそこ楽しめます。
かといって乗り心地が悪いということもなく、凹凸でもセンチュリーのように尖った衝撃も感じなくて、足回りで吸収してフラットな走りです。

●ブレーキ
フロントがベンチレーテッドディスク、リアがディスクです。
センチュリーと違って、さすがに普通に効きますね。
ペダルの配置も許容範囲で特に問題ありませんでした。
この車格でパーキングブレーキはいまだに足踏み式です。電気式にしたくない理由でもあるんでしょうか?マツダ・アテンザですらマイナーチェンジで電気式に変えたのに。

●静粛性
さすがにセンチュリーほどの静粛性ではないですが、静かですね。
防音は3重構造でフロントドアのヒンジ付近には遮音用の樹脂カバーがこれでもかというくらい付いていました。
ドアの下側の遮音用のゴムもヒンジ付近まで回り込ませています。



●シート
本革シートはこのグレードには標準です。
フロントシートは座面、背もたれともに大きさも適度で底づき感もなく、ホールドもそこそこでよかったです。


リアシートは背もたれの角度が結構寝ています。逆にGTIは結構立っているので、もう気持ち立っていた方がいいかなとも思いますが、楽は楽ですね。


●内装(インパネ)
すみません。写真を撮り忘れてしまいました。機会があったら追加します。
メーターは見やすくていいですね。配置もゴルフに近いから違和感を感じないせいもあるかもしれません。ただ、真ん中の液晶ディスプレイの文字が小さくて老眼の私には見にくかったです。


●安全・快適装備
なぜかブラインドスポットモニターと確か車線逸脱警報だけ標準なんですよね。
私の好きな追従機能付オートクルーズは標準ではなくアドバンストパッケージのオプションを付けなければなりません。プリクラッシュセーフティもアドバンストパッケージのセットオプションです。これだけの値段のクルマでわざわざオプションにする必要があるのでしょうか?
こういった装備はオプションにしておきながら、ヘッドライトには妙に力を入れています。
1つのLED光源でハイとローを兼ねるBi-Beam LEDヘッドライトを採用。
アダプティブハイビーム(AHS)は対向車に対してだけ眩しくないよう配光を自動調整するもの。
インテリジェントAFSはコーナリング角度、ステアリング舵角に応じてヘッドランプ光軸を動かす機能で、これらの機能は標準です。

●トランク
さすがにクラウンはゴルフに行くことを考えて作ってますね。
ゴルフバッグが4つ入るそうです。



カーグラTVで言われていたとおり、走りだけで言ったらクラウンじゃないみたいで、「別の車名のほうがいいんじゃないの?」と確かに思ってしまいます。
私の中ではやはり1983年に登場した7代目クラウンのイメージが強烈に残っています。「いつかはクラウン」というキャッチフレーズもそうですが、ヨーロッパの石畳の上を足回りだけでショックを吸収しているさまを見せて乗り心地の良さをアピールしたコマーシャルなど、当時中学生だった私にはまさに憧れのクルマでした。次の8代目もそうですが、使っている素材からして他のクルマとは別格だった気がしますが、今のクラウンはクルマとしては悪くはないけれど、昔よりも値段が高いのに、昔抱いた特別感が感じられないんですよね。厳しい言い方をすれば、あえてこのクルマを選ぶ意味があるのかと思ってしまうのです。今回はアスリートしか乗っていないので断定はできませんが、機会があればロイヤルやマジェスタにも乗ってみて、クラウンらしい特別感が感じられるグレードがあるのか、確認してみたいですね。
Posted at 2015/11/24 21:22:18 | コメント(2) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ
2015年11月20日 イイね!

トヨタ センチュリー試乗記


先日、お台場のMEGA Webでセンチュリーに乗ってみました。
最近なぜかトヨタに興味が湧いていて、珍しいクルマに乗ってみたかったのです。

試乗車:トヨタ センチュリー(FR、6AT)    価格1253.8286万円



全長5270mm×全幅1890mm×全高1475mm、ホイールベース3025mm
車重2070kg


自動車ジャーナリスト福野礼一郎さんの著書「クルマはかくして作られる」では、センチュリーの職人技の製造工程が紹介されており、日本が世界に誇るべきクルマはこのクルマではないかとひそかに思っていたのですが...


エンジンは1GZ-FE型5リッターV12です。
スペックは280ps(206kW)/5200rpm、460Nm(46.9kgm)/4000rpmと排気量のわりに控えめです。
トランスミッションは6速ATで、どれも今となっては特別な技術は何もありません。
やはり車重が重いため走りはおとなしいですが、吹け上がりはウルトラスムーズで振動もぜんぜん感じられません。

エンジンだけでなく、ボディの静粛性もすごいです。
隣をクルマが通りすぎても全く音が聞こえません。

残念だったのはやはり走りの部分ですね。
足回りはクルマのキャラクターなりのやわらかさですが、凹凸では結構突き上げが刺さるように感じました。
ハンドリングはステアリングのギア比がスローでUターンではたくさん切らなければなりません。当然カーブでも反応はにぶい。
ブレーキも効きが甘いです。
でもよく考えてみると、味付けに統一感があるんですよね。
ただクルマ好きが好む味付けでないだけで。

内装は本でも紹介されていたすばらしい木目パネルがあしらわれていますが、ボタン類のデザインは一昔前のトヨタ車ですね。


メーターは特に質素でタコメーターなどというものは存在しません。



フロントシートはホールド性とは無縁の作り。厚みがあり布地は滑りにくいですが、長時間乗っていると意外と疲れそうです。



快適性ではリアシートのほうがいいでしょう。



質感高く見栄えはすばらしいですが、特に所有欲を満たされるようなものはなく、残念ながらクルマ好きとして何かを期待してはいけないクルマだということがわかりました...

Posted at 2015/11/20 20:30:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ

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「motoGPホルヘ・ロレンソ選手の引退はショック!」
何シテル?   11/16 08:45
VWのダウンサイジング直噴過給エンジンTSIとツインクラッチミッションDSGの技術に興味を持ち、2008年2月にVWゴルフトゥーランに試乗してその走り...
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