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2011年12月17日 イイね!

エコプロダクツ2011 エコカー同乗プチ体験記

ビル管理の仕事上、ビルの省エネを勉強するために、エコプロダクツ2011に行ってきました。
というのは建前で、本音はエコカー同乗体験したかっただけです。運転できなかったのは残念ですが。

三菱i-MIEV

同乗時の写真を撮り忘れました。もちろん電気自動車なので静かでパワフル。加速や減速に違和感はありませんでした。シートはベースのi(アイ)のものが、形状が背中のラインにしっくりこなくてウレタンも固いので余り好きではないのですが、i-MIEVはウレタンが少しやわらかくなっていて(へたっていた?)、座り心地は多少良くなっていました。足回りはけっこうひょこひょこ跳ねますが、突き上げはないのでそんなに不快ではありませんでした。自動車雑誌には、バッテリーやモーターがすべてリアに集中しているので、日産リーフに比べて重量配分が悪いといったことが書かれていたので気にして乗っていたのですが、とくに悪さは感じませんでした。


トヨタ クルーガーFCHV(燃料電池車)

こちらも動力はモーターなので、動かすしくみは電気自動車と変わりません。電気自動車と違うのは、電気を他からもらうのか、自車で作るかの違いだけです。燃料電池車は水素を使って化学反応を起こして電気を発生させ、その電気を使ってモーターを動かすのです。室内に電池等の出っ張りもなく、見た目は全く普通です。iーMIEV同様静かで、加速、減速に全く違和感はありません。加速はボディが重いせいもあり、i-MIEVに比べると良くないですかね。乗り心地は非常にいいです。重量配分の悪さは感じませんでした。

三菱RVR 新MIVECエンジン&アイドリングストップ車

こちらは電気でもハイブリッドでもなくエンジンカーですが、単純にRVRに乗ったことがなかったし、新エンジンも体感してみたかったのです。結論から言うと、クルマとして普通によく出来ていると思いました。エンジンは静かだし、内装の質感もいいし、シートが特によかった。不満点は足回りとアイドリングストップ。足回りは路面の細かい凹凸をi-MIEVほどではないですが多少拾うので、あとちょっとだけフラットな乗り心地にしてくれれば、固さなどは文句なく乗り心地はいいです。アイドリングストップは他社のに比べると再始動時のショックがちょっと大きめ。でもトータルでみれば良く出来ていて結構気に入りましたし、三菱車もがんばってるなと思いました。

個人的にはスマートグリッドに関心をもっているのですが、それに関連して自動車メーカーはどこも電気一色。日産、三菱は電気自動車から電気を取り出して家の電源として使う装置を出品していました。 ホンダは展示が電動バイクのみのため割愛。




トヨタはプリウスプラグインハイブリッドとアクア


電気ネタがないマツダはスカイアクティブ、スバルは新ボクサーエンジンを展示


Posted at 2011/12/17 23:27:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント | クルマ
2011年12月14日 イイね!

第42回東京モーターショー行ってきました!(ハチロク/BRZ編)

クルマ好きにとっては最大のイベント、東京モーターショーに行ってきました!
私は中学1年生のときに、おじさんに連れられて初めてモーターショー(第25回)を晴海に見に行って以来、ほとんど欠かさず見ています。その時に見た初代CR-X、初代MR2の衝撃が忘れられません。

話はそれましたが、とりあえずベタなハチロク/BRZの話題から。

雑誌でも取り上げるでしょうが、自分なりに何が違うのか観察してみると・・・
フロントは一番分かりやすいのはバンパー形状ですね。86のほうがアグレッシブでBRZはおとなしめです。ヘッドライトは共通かと思ったらこれも違うんですね。ウィンカーのランプが86はバンパーサイドのフォグランプの上についているのに対し、BRZはヘッドランプユニットの中に内蔵されてますね。LEDポジションランプも86は眉毛のように一直線になっているのに対し、BRZはランプを囲むように弧を描いています。
 
       全長4240mm×全幅1775mm×全高1285、ホイールベース2570mm
                  車重1230kg(上級グレード、6MT)


お次はサイド。 ほとんど違いはないです。サイドのウィンカーレンズがいままでにみたことないようなところ(ホイールアーチ)についていますね。


フロントフェンダーには86のエンブレム


BRZは86ではエンブレムのついているところにダミーのエアアウトレットがあります。
 

リアはというと・・・
エンブレム以外違いがわかりませんね。




インテリアは86は間近で見られなかったので、BRZメインで。
インパネは造形は変わりませんが、細部の加飾が若干違います。
助手席前のパネルがBRZは写真のとおりアルミ風になっていますが、86ではカーボン調になっています。


メーターはタコメーターがセンターにあって、デザインは非常にシンプル。


エアコン等の操作系も共通ではないでしょうか。ステアリング、シフトノブ、パーキングブレーキレバーはすべて革巻、ペダルはアルミです。
 

フロントシートは薄いですが、適度にホールドは良さそう。 残念ながら座れませんでした。


リアシートは人が座るようなスペースではないですね。ないよりはマシぐらいに考えておいたほうが良さそうです。


みなさんはどちらがお好みですか?
買うとなったら悩みますけど、いまのところアグレッシブな顔のハチロクかな、名前も言いやすいし。自分はスバル車に長く乗っていたこともあるし、メカはスバルなので、そういうこだわりで考えればBRZのほうがいいかなとも思うんですけど、「BRZ」ってなんだか言いにくくないですかね。「オレ、ハチロク乗ってるよ」って言った方が、言われたほうもピンとくるんじゃないでしょうか。まあ、私の勝手な考えなので適当に聞き流してください。

 それにしてもエンジンの型式名をみて「やられた!」って思ったのが、フォレスターのマイナーチェンジで新ボクサーエンジンが載ったときに、型式が「FB20」というのがどういう根拠でつけられたのか、ちょっとだけ気になっていたんです。で、今回ハチロク/BRZに載せられたエンジンが「FA20」。このご時勢にまさか同一排気量でボア×ストロークの違うエンジンを出してくるなんて思いもよりませんでした。しかもハチロク用の方が型式からいくと先に開発が始まっていたということでしょうか。
Posted at 2011/12/14 11:12:14 | コメント(1) | トラックバック(0) | イベント | クルマ
2011年12月11日 イイね!

本の紹介 ・・・ Xa CAR特別編集 トヨタ新ハチロク 全貌と実力

本の紹介 ・・・ Xa CAR特別編集 トヨタ新ハチロク 全貌と実力









Xa CAR特別編集 「トヨタ新ハチロク 全貌と実力」 (交通タイムズ社刊) ¥980.-(税込)


 私はマニアックな本ばかり読んでいるわけではありません。昔のハチロク乗りとしては、家庭の事情で購入はできなくても新ハチロクは気になる存在です。モーターショーでも見てきました。


 チーフエンジニアを務めた多田哲哉氏はこのクルマを作るにあたり、ロードスターの主査を務めた貴島孝雄氏にスポーツカーづくりについてお話を伺いにいっているそうです。そして、スバルとの提携により、スポーツカーに最適な低重心なパワートレインを手に入れ、トヨタスポーツ800や2000GTから先人のスポーツカーづくりの思想を感じ取るなどして出来上がったクルマであり、単なるハチロクの復刻版という安直なものではなく、メーカーの垣根を越えたニッポンのスポーツカーづくりのエッセンスが詰め込まれたクルマだということがわかりました。


 このクルマは技術的には直噴がトヨタ最新の方式であること以外に、なにもないといっていいのではないでしょうか。そんな中で技術上の特徴は以下の3つだと思いました。

①特にこだわっているのは「低重心」。水平対向エンジンの重心の低さもさることながら、最近の国
 産車 には皆無に等しい1200mm台の全高は、それほど足を固めなくてもスポーティーな走りを
 するのに役立つはずです。
②また、最近の2リッター車としては軽量な1200kg前半に収まっていて、軽快感や加速の向上に
 役立っています。ターボなしにもかかわらず0-100km/h加速6秒とはスゴイですね。ゴルフGTI
 は車重が1400kgと重く、0-100km/h加速6.9秒とターボつきにもかかわらず負けています。
③重量配分は53:47とBMWの50:50にはかないませんが、かなり気が配られています。BMWに
 乗ると車重は重いですが、重量配分のよさが軽快感につながることがよくわかります。

 これらのことはスポーツカーをつくる上では当たり前のことであり、特別な技術を用いることなく、地道な作業を積み上げてしか成しえないものです。だからこそこのクルマには期待してしまうのです。


この本を読んで、ハチロクは作り手の「思い」が非常に詰まっているクルマだと感じました。
それが本物であるのか、はやく乗ってみたいものです。
Posted at 2011/12/11 22:08:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | | クルマ
2011年12月10日 イイね!

本の紹介 ・・・ 浅井貞彦写真集 ダットサン (三樹書房刊)

本の紹介 ・・・ 浅井貞彦写真集 ダットサン (三樹書房刊)









「浅井貞彦写真集 ダットサン 歴代のモデルたちとその記録」 三樹書房刊  ¥1,470.-(税込)

 この本は快進社自動車工場が1911年(明治44年)に誕生してから100周年を記念して発刊されたもので、7月の国立科学博物館でのイベントとともに、ダットサンを勉強するためのよい資料となりました。

 快進社のモデルについてはほとんど記載はなく、日産自動車が量産を始める少し前のモデルから量産後のモデルを中心に、年代別の識別方法が記載されていてけっこう面白いです。また戦後間もないころのモデルやダットサンつながりでフェアレディSP・SR、初代ZのS30型まで貴重な写真が満載です。

 できればカラー写真がよかったかな。
Posted at 2011/12/10 23:28:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | | クルマ
2011年12月10日 イイね!

本の紹介 ・・・ ダットサンの忘れえぬ7人 (下風憲治著)

本の紹介 ・・・ ダットサンの忘れえぬ7人 (下風憲治著)










「ダットサンのわすれえぬ7人」 下風憲治著 片山豊監修 三樹書房刊  ¥1,890.-(税込)

 以前、日産の前身である「快進社」と橋本増次郎、日産自動車の生みの親 鮎川義介とウィリアム・ゴーハムの話をブログにアップさせていただきましたが、そのとき参考にさせていただいた本です。
スーパーカーは自動車産業が確立された後に、ミッドシップの市販車をどう成立させるかというお話ですが、こちらはなにもないところから自動車産業を成立させるまでの物語です。


 
 この本は3つの時代にまたがって日本初の自動車量産化や日本の産業・工業を発展させるために
尽力した7名について書かれています。

①明治時代にアメリカに渡り、自動車社会を目の当たりにした橋本増次郎が自動車の量産を志し
 「快進社」をつくるも、さまざまな困難にぶつかり量産を断念する過程と、彼を支援した田健次郎、
 青山禄郎、竹内明太郎の3人の人となりについて

②橋本増次郎の意思を受け継ぎ、「日産自動車」を設立し、日本初の自動車量産を実行した
 鮎川義介と、彼を支え日本の工業化に尽力したウィリアム・ゴーハム

③今尚ご存命であり、「Zの父」と呼ばれ、時代の生き証人である片山豊



 欧米では馬車が発達しており、自動車をつくるうえでの部品産業が下地としてあったため、自動車が進化していく過程は日本よりも早かったのです。一方日本では、江戸時代には籠やなど人力によって人を運ぶ文化であったために、自動車づくりの下地となる工業・産業がなきに等しかったのです。特に鋳造の技術(エンジンブロックの製作に必要)、プレスの技術、ガラスの技術等の部品産業がなく、一から部品の製造をしなければならない状況で、橋本増次郎は悪戦苦闘していました。
そんな彼を支えていたのが、首相候補にもなった田健次郎、同郷で逓信省に勤務した後、英国ヒーリング商会に移り、スイフト自動車を輸入するなど橋本の自動車研究に協力した青山禄郎、重機の「KOMATSU」の創業者竹内明太郎という錚々(そうそう)たるメンバーです。

 また明治時代には舶来信仰があり、日本製自動車を望まない風潮もありました。特にGMやフォードによる日本進出によりクルマの価格が国産車と比べ物にならないくらい安い状況が生じると、ますます国産車の状況が苦しくなりましたが、そんな中で鮎川義介は大型な米国車に対して小型車で勝負を挑み、ダットサンという国産車を始めて量産へと導いたのです。その量産技術を確立するのに尽力したのが日本人に帰化したウィリアム・ゴーハムです。

 そして、1935年4月12日の初の量産工場である横浜工場でDUTSUN第一号車のラインオフを見守り、ダットサンスポーツDC3を企画したり、その後冷遇されアメリカ日産に送られ、そこでもブランドイメージ確立のためスポーツカーの重要性を認識、DATSUN Zカーを企画・発売し爆発的ヒットとなり、「Zの父」、「ミスターK」と呼ばれる片山豊もまた、たくさんの困難に立ち向かった人です。



 自動車の国産化や発展に尽力したこれらの方々の物語を読むにつれ、胸が熱くなる思いです。
いま当たり前のように売られている国産車には、先人の思いがつまっっていると感じられるクルマが皆無に等しいと思えるのが残念でなりません。とはいえ最近のクルマの本を読んでいると、作り手の思いが入ったクルマが少しずつ出てきていて、これから良くなっていく兆候が見られるのがうれしいです。
Posted at 2011/12/10 12:06:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | | クルマ

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「motoGPホルヘ・ロレンソ選手の引退はショック!」
何シテル?   11/16 08:45
VWのダウンサイジング直噴過給エンジンTSIとツインクラッチミッションDSGの技術に興味を持ち、2008年2月にVWゴルフトゥーランに試乗してその走り...
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