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2012年12月19日 イイね!

クラシックカーフェスタiin神宮外苑に行ってきました。

ちょっと遅い報告ですが、12月1日(土)にクラシックカーフェスタin神宮外苑に行ってきました。
今年はトヨタ自動車創立75周年ということで、トヨタの記念すべきクルマが出品されていました。 しかも走っているところを見られたのがよかったです。

●トヨダG1型トラック (レプリカ)
こちらはトヨタが世に出した最初のクルマです。詳しいことは忘れてしまいましたが、国策によりトラックを優先してつくらなければならず、当初AA型乗用車用に開発していたエンジンを使用し、急遽つくりあげ、1935年に発売されたのがこのトラックだそうです。
タイヤのところについているほうきのようなものは、当時法的に装着が義務付けられていた「どろよけ」だそうです。
現存するクルマはなく、図面から起こされたレプリカです。
全長5950mm×全幅2191mm×全高2219mm、ホイールベース3594mm 、車重2470kg
エンジン:水冷直列6気筒OHV 3389cc 65hp/3000rpm




エンブレムの円の中に
「田豊」の文字があります。







●トヨダAA型乗用車(レプリカ)
発明王、豊田佐吉の豊田自動織機という会社の中に息子であった豊田喜一郎が自動車部を設立し、1935(昭和10)年から開発。翌1936(昭和11)年に販売を開始したそうです。
トヨタが世に出した2代目のクルマです。
こちらも現存するクルマはなく、図面をもとにつくりあげたレプリカです。
しかし初めて開発したクルマにしてはずいぶん立派ですよね。ダットサンと比べると
その立派さがわかります。
全長4750mm×全幅1750mm×全高1750mm、ホイールベース2850mm 、車重1600kg
エンジン:水冷直列6気筒OHV 3389cc 65hp/3000rpm




この当時は「トヨタ」ではなく
「トヨダ」だったんですね。






こちらもエンブレムの丸いところの中に「田豊」と漢字で書かれているのがおわかりになりますでしょうか。変に海外かぶれしていないところがいいですね。



後ろ姿はまるっきりデソート・エアフローのパクリです。



●クライスラー デソート エアフロー シリーズSE 1934年型
このクルマはトヨタがAA型乗用車を開発する際に、主にデザインを参考にしたクルマです。
ヘッドライトが埋め込み式となるなど、当時としては斬新な空力ボディを持ってましたが、逆にそれが災いし、販売は不振だったそうです。
全長4918mm×全幅1835mm×全高1710mm、ホイールベース2934mm、車重1640kg
エンジン:水冷直列6気筒L頭型? 3956cc 100hp/3400rpm




このエンブレムにどういう意味があるのかはわかりませんでした。





ダッシュボードの上にレバーハンドルがついていますが、当時のクルマはフロントウィンドウも開けられたそうです。







シートはまるでリビングのソファのようで、座り心地がよさそうです。




 
ちゃんとした写真が残っていなくてすみません。
だけれどトヨダAA型がパクリだというのはよくわかりますよね。



●シボレー マスターシリーズDA  1934年型
こちらもトヨタがAA型乗用車を開発する際に、特にエンジンを参考にしたクルマです。
全長4568mm×全幅1760mm×全高1723mm、ホイールベース2845mm、車重1480kg
エンジン:水冷直列6気筒OHV 3389cc 80hp/3300rpm




昔の「シボレー」のエンブレムです。戦前はこのシボレーマークのクルマが沢山走っていたんでしょうか。







なぜ鳥のマークなのかはわかりませんでした。







デソート エアフローと同様
ソファのようなシートでした。







●ダットサン16型セダン  1937年型
日産自動車が創業したのが1933(昭和8)年です。国産メーカーの中で初めてラインによる大量生産で作られたクルマです。年式により微妙に細部が異なります。
全長3120mm×全幅1190mm×全高1600mm、ホイールベース2005mm、車重630kg
エンジン:水冷直列4気筒SV 722cc 16hp/3600rpm



「DATSUN」の文字が誇らしげです。





 

当初DATはうさぎの脱兎にかけて、エンブレムを脱兎の形にしていましたが、年式を経て何の形だかわからないものになってしまいましたね。



トヨダAA型に比べると見るからに小さいですよね。
意外とエンジン音が他車と比べるとスポーティーでした。
 


●プジョー402  1938年型
流線型が採用された初のヨーロッパ車
この日に見るまで、私はこのクルマの存在を知りませんでした。
ヘッドライトがグリル内に収められていたり、デザインが個性的です。
また、サイドステップがないのも特徴だそうです。
全長4850mm×全幅1640mm×全高1580mm、ホイールベース3150mm、車重1194kg
エンジン:水冷直列4気筒OHV 1991cc 55hp/4000rpm
 



このマークも洒落てます。








エンブレムはおなじみ
「ライオン」です。





後ろ姿はデ ソート エアフローと似たり寄ったりです。


普段見られない貴重なクルマがほんとにたくさん来ていました。
ぜひまた来年も行きたいです。 
Posted at 2012/12/19 00:19:58 | コメント(1) | トラックバック(0) | イベント | クルマ

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何シテル?   11/16 08:45
VWのダウンサイジング直噴過給エンジンTSIとツインクラッチミッションDSGの技術に興味を持ち、2008年2月にVWゴルフトゥーランに試乗してその走り...
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