今回はベントレー。なんと中に乗り込めるチャンスがありました!
●ベントレー コンチネンタルGT SPEED
こちらは2代目コンチネンタルGT SPEED。コンチネンタルGTは初代とあんまり外観が変わらないので、モデルチェンジしたのもわからないくらいですね。GT SPEEDは2012年8月のモスクワモーターショーでデビュー。日本上陸は2013年2月。

全長4806mm×全幅1943mm×全高1394mm、ホイールベース2746mm、車重2320kg
パワーユニット:5998ccW型12気筒DOHCツインターボ
460kW(625ps)/6000rpm、800Nm(81.5kgm)/1700rpm
0-100km/h加速4.2秒、最高速296km/h
ミッション :ZF製8速AT
ブレーキ :(F)8ポッドキャリパー&ベンチレーテッドディスク
(R)ベンチレーテッドディスク
サスペンション:(F)ダブルウィッシュボーン
(R)マルチリンク
エアサスペンション装備
タイヤ :ピレリ P ZERO (F)275/35ZR21 103Y、(R)275/35ZR21 103Y
価格 :2561.1429万円(税込)
コンチネンタルGTは4WDなので、タイヤサイズが前後同じです。それにしても21インチってすごいですね。

スピードメーターは340km/hまで。レッドゾーンは6200rpm。こういうクルマでレッドゾーンを気にする人もいないかも。デザイン的には地味ですね。

アルミ削り出しのペダルですが小ぶりで、この価格帯のクルマにしてはさみしい作りですね。

時計はブランドものの「BREITLING」。パネルはご覧のとおりピアノブラック仕上げ。

アルミのシフトレバーの右側にミラー調整、左側に電動パーキングのスイッチ。シフト手前のスイッチは左からエンジンSTART/STOP、シーターヒート、可変ダンパー切り替え、スポイラー手動操作、車高調整の各スイッチ。

インパネは革張りで赤ステッチ入り。パネルはカーボンです。

ウィンドウ操作スイッチ4個の前2個のスイッチはトランクオープナーとフューエルリッドオープナー。
何気にドアオープナーも「B」を意識した形になっているところがいいですね。

ステップはアルミパネルで「Speed」の文字入り。シート調整スイッチもメッキ入りで洒落てますね。
●ベントレー コンチネンタルGT V8S
顔は地味ですけど、リアフェンダーの造形など、結構迫力を醸し出してる部分がいいですね。

全長4806mm×全幅1943mm×全高1404mm、ホイールベース2746mm、車重2295kg
パワーユニット:3993ccV型8気筒直噴DOHCツインターボ
389kW(528ps)/6000rpm、680Nm(69.3kgm)/1700rpm
0-100km/h加速4.5秒、最高速309km/h
気筒休止システム、エネルギー回生システム装備
ミッション :ZF製8速AT
ブレーキ :(F)ベンチレーテッドディスク
(R)ベンチレーテッドディスク
サスペンション:(F)ダブルウィッシュボーン
(R)マルチリンク
エアサスペンション装備
タイヤ :ピレリ P ZERO (F)275/35ZR21 103Y、(R)275/35ZR21 103Y(オプション)
ノーマルは275/40ZR20
価格 :2190万円(税込)
●ベントレー フライングスパー V8
コンチネンタルGTの4ドア版ともいえるフライングスパー。
こちらは最近発売されたばかりのV8.

全長5299mm×全幅1984mm×全高1488mm、ホイールベース3066mm、車重2417kg
パワーユニット:3993ccV型8気筒直噴DOHCツインターボ
373kW(507ps)/6000rpm、660Nm(67.3kgm)/1700rpm
0-100km/h加速5.2秒、最高速295km/h
気筒休止システム、エネルギー回生システム装備
ミッション :ZF製8速AT
ブレーキ :(F)ベンチレーテッドディスク
(R)ベンチレーテッドディスク
サスペンション:(F)ダブルウィッシュボーン
(R)マルチリンク
タイヤ :ピレリ P ZERO (F)275/35ZR21 103Y、(R)275/35ZR21 103Y(オプション)
ノーマルは275/40ZR20
価格 :1890万円(税込)
●ベントレー ミュルザンヌ
なんと間抜けなことにフロントを撮り忘れてしまいました。
それにしてもこの堂々とした5mを超える大きさと、、100kgmを超えるトルクのエンジンは、走るとどんな世界なんでしょうか。味わってみたいものです。
個人的にはコンチネンタルGTスピードよりもこちらのベージュの明るい内装に木目パネルのほうが温かみがあって好きです。

全長5575mm×全幅1926mm×全高1521mm、ホイールベース3266mm、車重2685kg
パワーユニット:6752ccW型12気筒DOHCツインターボ
377kW(512ps)/4200rpm、1020Nm(104kgm)/1750rpm
0-100km/h加速5.3秒、最高速329km/h
ミッション :ZF製8速AT
ブレーキ :(F)8ポッドキャリパー&ベンチレーテッドディスク
(R)ベンチレーテッドディスク
サスペンション:(F)ダブルウィッシュボーン
(R)マルチリンク
エアサスペンション装備
タイヤ :ピレリ P ZERO (F)275/35ZR21 103Y、(R)275/35ZR21 103Y
価格 :2561.1429万円(税込)
インパネのツートンに合わせてステアリングもツートンになっているところがおしゃれですよね。

この不思議な指針のメーターは見にくそうな気がしますが、走ってみたらどんな風に見えるんでしょうか。

ペダルはコンチネンタルGT SPEEDと変わらないです。

この木目パネルは色もいいし、仕上げもきれいでベージュの革とのコントラストがいい味出してます。

こんなメッキのパワーウィンドウスイッチは見たことありません。

シフト手前の左側はサスペンションの可変ダイヤル、右側はエンジンのSTART/STOPスイッチです。

キッキングプレートも高級感を醸し出しています。
●1960年式ベントレー S2コンチネンタル クーペ
この堂々とし体躯は現代のクルマと並べても、存在感では全く引けをとっていなかったです。
こちらは埼玉県にあるワクイミュージアム所有の個体で、H.J.マリナー製のボディが架装されたもの。
たまに雑誌に出ていたりしますよね。

このリアフェンダーの造形が現代のコンチネンタルGTのモチーフとなっています。

全長5400mm×全幅1840mm×全高1550mm、ホイールベース3124mm、車重2100kg
パワーユニット:6230ccW型8気筒OHV
147kW(200ps)/4500rpm、450Nm(45.9kgm)/4001rpm
ミッション :4速MT
タイヤ :235/75R15 105S(前後とも)
ちょっと見にくいですが、インパネは全面木目で厚さが1cmはあろうかという立派なもの。

革の使い方が見事ですよね。現代にも通じるものがあります。

ボンネット上のベントレーマークが誇らしげです。

リアバンパーにベントレーのマークがありますね。

ドアノブも洒落てます。

昔はイギリス車といえばランプ類はルーカス(LUCAS)ですよね。
こんなに間近でこれだけの数のベントレーに触れることはそうそうないですし、ロータスに続きこちらにも乗り込めるなんて、ほんとに幸せでした。