ご無沙汰しております。
6月に86のマイナーチェンジ版(AT)に乗って以来試乗もしておらず、明日のオートモビルカウンシルが久々のクルマイベント。(86は乗り心地もよくなって、いいクルマになってました)
普段クルマに関することに絞ってブログアップしておりますが、今回は自分の若いころを思い出し、なつかしさのあまりアップしてみたくなりました。
お題は「ラジカセ」
今日、西武百貨店渋谷店で開催されている【大ラジカセ展】に行ってきました。
今回初めて知ったことは...
・カセットテープは1962年にフィリップス社が開発
・1968年にAIWA(なつかしい!)が初めてラジカセを発売(下の写真のラジカセ)
ウンチクはこのくらいにして、展示物は以下のような感じです。

当時の男子・女子の部屋を再現した場所もありました。
ラジカセのカタログも展示されていました。
自分の中で当時印象に残っていたのは、ラジカセといえば今はなきSANYOの「U4」
こちらの写真はダブルラジカセの「W(ダブル)U4」(1983年製)
ダブルカセットは当時のあこがれ。
今はMP3音源が簡単にコピーできて、曲順も簡単に入れ替えられるけど、
カセットテープは録音した順番にしか再生できないので、自分の気に入った曲順にするために
曲が入っているカセットテープから曲が入っていない新品のカセットテープに自分の気に入った曲順にコピー(当時は「ダビング」と言っていた)していましたが、このダブルカセットではいちいち配線する必要がなかったので、ダビングが簡単に出来てよかったんです。
上の「WU4」は録音・再生などのボタンを力強くガチャガチャ押さなければならなかった。
当時小・中学生だった自分は、この力強く押さなければならないのがイヤで、軽いボタン操作でモーターによりヘッドが動く製品にあこがれたものでした。
下のソニー製品はボタンが薄くなっていますよね。これがヘッドがモーターで動く製品かどうかの識別方法です。
そして当時ソニーにあこがれ、ソニーの社員にまでなりたいと思っていた私が手に入れたラジカセが
なんと!展示されていたのです。
それはソニーに「CFS-88」(1981年製)
これは結構な大きさで、スピーカーが折りたためるようになっており、ボックスのようになって持ち運びできるようになっていたのです。このスピーカーは線が内蔵されていて、切り離して離れた場所に設置することもできたのです。
この頃コンパクトラジカセに需要が移行しており、このような大型のものは人気がなくなりつつあったので、値段は覚えていませんが安く手に入れた記憶が残っています。

スイッチ類は最近のオーディオ製品にはない質感がありました。
当時は綿棒にアルコールを付けてヘッドを掃除していたものです。

当時はテープの種類(ノーマル、クローム、メタルの順に音がいい)があって、選択用のボタンがありました。
話が戻りますが、自分がダブルカセットを手に入れたのは遅く、大学生になってからでした。
なんとその製品も展示してあったんです。
パナソニックの「DT-9」(1989年製)
そして社会人になるころには、MD(ミニディスク)に移行していくのでした...
もう1つ、カセットといえばソニーの「ウォークマン」
著名人のカセットに関する所有物が展示されていたのですが、その中の水道橋博士の展示物の中に、自分が高校生のときに使っていたウォークマンがあったんです!
それがこちら。
「レコーディングウォークマン」

ソニーが大好きだった私は当時のキャッチコピー「It's a sony.」のとともに
本体に貼られているオレンジ色のマークにあこがれたものです。
ウォークマンといえば、最初はカセットテープの再生だけでしたが、この製品は録音ができて、
オートリバース (ヘッドの回転)ができて、ラジオまでついてコンパクトな、なんでもありの製品でした。当時お年玉などのこずかいをためて、38,000円くらいで買った記憶があります。
ただ、値段が高かったわりにコンパクトなボディにたくさんの機能を詰め込んだ無理が祟ったのか、
3年くらいで壊れてしまいました。
最後はカセットテープ。
同じ水道橋博士の所有物の中に、新品のカセットテープがあったのですが、そのパッケージがまた懐かしかった。
それがこちら。

当時は曲名をインデックスに書いたり、気に入った絵をインデックスに貼ったり、今とは違った楽しみがありました。
ラジカセ(カセットテープ)には、私の小学生から大学生までの楽しい思い出がたくさん詰まっていました。今の若い人には想像もつかない時代かもしれませんが、コピペできない不便さはあっても、それはそれで楽しかったです。私と同じころに生まれ育った方にはラジカセ(カセットテープ)にどんな思い出がありますでしょうか。機会がありましたらぜひ行ってみることをおすすめします。何とも言えない懐かしい思いがこみ上げてくること請け合いです。
Posted at 2017/08/05 23:15:36 | |
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