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発電量の低下が見込まれるための計画的な停電の実施。
輪番停電が行われるとあって、昨夜は日付が変わる頃になって発表された地域ごとのグループ分けとそれらの停電実施時間の発表。

はっきりとした情報がないまま日付が変わり、鉄道各車がとった措置は運休を含めた大幅なダイヤ変更。
今朝になってみれば、６：２０からの停電は行われず、ただただ通勤電車が運休するといった状況。

唯一東京方面に向かえると見込まれた私鉄線は、運休したＪＲから雪崩れ込む利用客がホームに溢れ帰る事態を避けようとして入場規制を実施。

無理も無い。
狭いホームには防護柵も無く、各駅停車しか止まらない駅では、そこを急行や特急、快速特急が駆け抜けるのだから、ホームに人が溢れていたら大変な事故を引き起こしかねない。

駅前には改札口から繋がった長蛇の列。
誰がどう見たって目的地に到着するのは、相当時間がかかることとなる。

タクシーやバスはすでに順番待ちの列が出来ていることから、マイカー通勤を敢行する方も多く見られた。
そして、それによる交通渋滞。さらに渋滞。

これじゃあ、何も進みやしない。


現在発表されている輪番停電の情報は古く、明日の予定も発表されていない。
一部を除き結局実施されなかった本日の古い情報よくよく見てみると済んでいる地域が載っていない。
しかし、明日以降も実施されると覚悟が必要だが、明朝６：２０にいきなり停電されても動きようが無くなる。

原子力発電所が被災してその機能を停止し更に爆発まで起している状況では、必要とされる発電量が満たされず停電による電力消費を抑える必要があるのは承知しているし、拒否するつもりは一切無い。

しかし、やるやるといってやらない、一転して突然実施したが明日の予定は一切提示されない。
これでは今朝以上の混乱を引き起こさないだろうか？

とりあえず朝停電していてもよいようにバッテリー式のワンセグノモニターは準備している。
無駄な電気を使わないため、人のいない部屋は電気を落としている。
風呂に入って、とっとと寝るつもりだが、またまた日付が変わる頃になって発表されても確認できないぞ？


画像は熱い陽射しのもと、通勤難民の取材に来たヘリ。