息子が幼稚園年中児の時から所属している幼稚園のサッカークラブがあるのですが、
小学2年生まで所属することができるので、4年目の今年が最終年度。
年長児より毎年夏と冬に埼玉・東京・神奈川・千葉から所属クラブが集まる大会があり、
息子にとっては今回の大会が最後の6回目の出場となります。
この日は浦和レッズがFC東京と天皇杯準決勝進出をかけて熊谷で戦いますが、
今回は仲間に応援を託して、息子の応援に集中です!
(ゴール裏でよく知られたサポの息子が同じ幼稚園クラブいるのですが、今回はその方も息子に集中でしたw)
大会はAブロック・Bブロックに分かれ、各ブロックで総当たりのリーグ戦が行われ、
各ブロックの1位同士が決勝戦を行い優勝を決める方式。
息子の幼稚園からは3チームが出場し、息子のいるチームのブロックは同門対決があるのですが、
何と、第一試合がいきなりその同門対決となってしまいました(>_<)
力は拮抗していますが、ここで負けるといきなり優勝に黄色信号が灯るので、何としても勝ちたい!
しかし息子のチームは先に失点し、幸先の悪い展開になってしまいました。。。
正直ヤバイと思っていましたが、劇的な逆転勝利で初戦を飾ると、2試合目は大差で勝利!
3試合目は同じ浦和地区のライバルクラブで、しかもよく知るズバ抜けた子のいる一番当たりたくない相手…
いつも左FWとしてプレーしてる息子ですが、この日はほとんどが最後の砦としてCBの位置で出場。
うちのチームには少年団でも活躍している上手な子が他にもいたので、
息子は前がかりになった相手の裏のスペースに強いパスを送る戦術(だと感じましたw)
その3試合目の相手はそのズバ抜けた子が自陣から組み立てて、前線の子に送る戦術だったので、
自分はタッチライン際で、相手の最前線の選手をフリーにさせないようひたすら声出しww
身長は他の子達より頭半分くらい大きい息子ですが、足は遅いので、
とにかく相手に裏を取らせないように周りを見ながら、必死に相手の攻撃を潰し、
終盤の決定的なピンチには遅いながらも必死に戻って、スライディングでシュートブロックするなど、
いつもは前線にいる息子がチームの為に必死に守る姿を見て泣けてしまいました(泣)
その結果、かなり苦戦こそしましたが、強豪相手に1-0で勝つことができました!
これで完全に波に乗り、続く4試合目は圧倒的大差で勝利し、残すは1試合!
この試合に勝てばブロック全勝となり、自力で決勝戦へと進むことができます。
そして迎えた第5試合。
まずは失点をしないことが大事ということで、この試合も息子はバックで出場。
ほとんどバックとしての出場だったので、今年はゴールはムリかな、と思っていたら、
ブロック優勝を決める大事な試合で、CKをヘディングで決める貴重なゴール!!!
この貴重なゴールもあり、第5戦も3-0で勝利し、ついに全勝で決勝進出決定!!!
ここまで来たら絶対に優勝したいと息子のチームを担当した先生も必死!
そして、いよいよ決勝戦。
ブロック全試合が終わり、予選で敗れた各クラブの児童達やその親たちがコートを囲み、
たくさんの観衆の中で、子供達も緊張気味でキックオフ!!!!
実は決勝戦の前に、息子のチームはエキシビジョンマッチが割り当てられていたことで、
決勝戦の相手チームより1試合多く戦ってしまっていたこともあって、
これまでキレキレなプレーだった子供たちもかなりの疲労がたまり大苦戦(>_<)
息子はこの試合も最後の砦としてバックの位置で起用となりました。
一緒に出場した他のチームを率いていた顧問の先生達も集結して、子供達への指示に必死!
バックの息子も「りょーた!戻れー!!りょーーーた!!」と何度も怒鳴られてましたww
ですが、チーム1身長が高いことと、スローインが誰より遠くまで飛ぶこともあり、
バックでありながらチャンスになればスローインしに上がり、
コーナーキックになれば他の子を後ろに下がるよう指示してゴール前へと、
この日はいつも体力のない息子が本当によく頑張っていました(涙)
そんな決勝戦前半は0-0で折り返し。
そしてずっとバックをやっていた息子が、ついに後半はFWとして前線へ!
ただ、両チームとも疲労のピークで、中盤でボールがお互いに収まらず、
ついつい中盤まで息子も下がり、左サイドを突破しようと試みましたが、
結局後半の10分間で放ったシュートはポストをかすめる惜しい1本のみ(>_<)
全体的に見れば、7:3くらいで押してはいましたが、結局0-0で後半終了し、PK戦へ突入。
キッカーは先生が決め、息子は4番目に蹴ることになりました。
PK戦は相手が先攻となりましたが、いきなりGKがシュートを止めてくれました!!
続くこちらの1番手はゴール左にしっかり決めて1-0でリード!
そして相手の2番手はゴールの枠を捉えられず!!!
一方こちらの2番手もクロスバーを越えてしまい1-0と変わらず。
そして相手の3番手のシュートも味方GKがガッチリと止めていまだノーゴール!!
続くこちらの3番手は左隅に強烈なシュートを決めて2-0と優勝に大きく近づきました!!
そしてついに息子の4番手!!
これを相手が外した時点で息子は出番なく優勝でしたが、ついに相手も決めてきて、
これで息子が決めればそのまま優勝が決まるというスーパー美味しい場面にwww
これを決めれば優勝だと息子達は気づいていなかったようですが、
ヘタに意識させたらマズイかと思い、息子には「思い切り蹴ってこい!」だけ伝えました。
そして、息子のPKは・・・
GK正面に蹴ってしまい、美味しい美味しい場面でPKを決められず(泣)
しかし、相手の5人目が再びPK失敗し、息子たちのチームが優勝!!!!
この瞬間、4年間のこのチームでの活動が次々と思い出され、
特にこの大会で優勝することが、このサッカークラブでの目標だったこともあり、
息子のPK失敗なんて関係なく、もうこらえきれずに号泣 。・゚・(ノД`)・゚・。
顧問に女性の先生も1人いるのですが、息子が入園した年が先生1年目であり、
しかもその先生1年目で初めて受け持ったクラスが息子のクラス(*´艸`*)
そんな初めての教え子たちの学年の子たちが優勝ということもあって、
先生も優勝が決まって走ってくる子供達を前に号泣。・゚・(ノД`)・゚・。
(ちなみにこの先生は女子サッカーやってるので、腰掛けじゃないガチンコの顧問です。)
4年間一緒にやってきた子供たちの優勝に、親たちもみんな泣いてました。。。
最後の大会で優勝してこんな感動をもらえて、最高のクリスマスプレゼントをいただきました。
でも息子はまだまだサッカー人生の始まりにすぎません。
これから辛いことも嬉しいこともあると思いますが、サッカーを通じて、
仲間たちとの絆など、お金では買えない経験をたくさんしていって欲しいものです。