ふるさと納税で入手した電動機付き自転車がやって来ました。今更ではありますが我が家では、ガソリンエンジン+電動のみならず、人力+電動のハイブリッドカーも初購入、初体験になります。なので、ワクワクが抑えきれず、配送いただいた方から説明を受けた直後に、自転車に跨がり近所を一周してみました。以下、その感想です。
まず、駐輪スペースに入れるため持ち上げてみて、その重量に驚きました。モーターアシストなしに運転できるとのことでしたが、それは愚策であることは明白だと感じました。プリウスみたく実際のハイブリッド車もモータが機能しないとただの重い車ということですね。
乗ってみると、これまた驚くほどのアシスト。噂通り急な坂道もグイグイ登れます。速度ゼロから最大トルクを発揮するモーターを組み込んだハイブリット車の利点が最大限発揮できていると感じました。こんな小さなモーターでもこれほどの威力であるならは、補助的なシステムであっても、ハイブリットカーの動力性能におけるモーターの寄与は大きいことが伺われます。欧州のハイブリッドカーは、アドオン的なシステムが主流ですが、それでもモーターのみでかなりの距離を内燃エンジンとそれほど遜色なく駆動できることも、(ややそのパフォーマンスに懐疑的でしたが)電動機付き自伝車に乗ってみて実感できました(笑)。ちなみにバッテリーはリチウムイオン電池とのこと最先端を進んでいます。空っぽからフル充電まで4、5時間はかかるとのこと、結局は発電所で生産した電気エネルギーを消費しているということですが、これもハイブリッドカーと同じ。
最後に、その他の装備として太陽電池と内蔵電池で交換不要に作動し続けるテールランプ、アシスト量切り替え、ライト点灯、バッテリー情報提示を電子的に制御しパネル表示していること、スタンドを立てるとハンドルがロックされること、等々、随分とインテリジェンスな存在になっていることにも驚きました。どうりで値段が10万円とかして、盗難補償なども必要になってくる訳です。チャリと称して気軽に使ってきた昔の自転車とは存在そのものが変わってきているのだなと実感した次第です。
しかし、息子用とはいえ自転車に乗ったのは本当に久しぶりで、しばらく運転感覚が戻ってこなくて慌ててしまいました。いくら自転車の機能が進化しても、乗る人間の技量が大事というのは、乗り物全般当てはまることだと思います(でも、最近は自動運転システムの導入が始まり、運転者の排除も始まっていますが)。
了
Posted at 2016/05/02 11:38:09 | |
トラックバック(0) |
その他のクルマ | クルマ