9月中下旬に、仕事のため2週間弱の間、米国に行ってきました。滞在地は、北東部の中都市(15年前に住んでた街です)と南中部の大都市、そしてその隣の小都市の3箇所です。それぞれホテルに泊まって徒歩やタクシーで目的地まで移動した際や、あるいは食事のため近辺をウロウロした時には、街行くクルマたちが目に入ります。仕事中ですので写真などは残念ながら撮ったりはしていないのですが、そんな中で感じたことをツラツラと書かせていただければと思います。
アメ車が頑張っている:フォード、GM といった米国メーカーの、日本では見たことない/名前が分からない、いろんなセダンが結構たくさん走っています(母国ですから当たり前かなww)。これがまたなかなかに格好良いんです。カチッとした印象もあり従来のアメ車観からは随分と変わってきているのではないかと思います。また、後でも触れますが、巨大SUV、スポーツトラックが多いのもさすがアメリカ。
韓国車が増えている:15年前に米国に暮らしていた時に比べて最大の違いはこれ。KIA、ヒュンダイブランドのクルマがびっくりするくらい走っています(TV宣伝も日本車より多く、アグレッシブな内容)。それに安かろう、悪かろうのイメージではなく、(勿論、乗っていないので分からないのですが)、見た目は結構洗練されて格好良いです。
日本車は相変わらず人気あり:年代モノからピカピカの新車まで、これはもう沢山走っています。完全に米国の風景に溶け込み、外車という感じはまったくしないです。米国人の日本車への信頼度は高く、乗ったタクシーのドライバーも「レクサスはクリーンで最高」、などと言っていましたw。また、仕事でお会いした方は、マツダ (MAZUDA ですか) のファンで、RX8 から何台も乗り継ぎ、今は白のアクセラ (MAZUDA3) を愛用中でした。
ドイツ車はやっぱりプレミアム?:プレミアム御三家はやはり米国でもお金持ちの乗るクルマ感がありましたね。中古車然としたクルマは少なく、ピカピカの新車みたいなメルセデス、BMW、アウディを多く見かけました (でも日本と違い フォルクスワーゲンは存在感薄し)。あとレンジローバーも結構走っていましたが、これもプレステージ感がありました。一方、我がボルボも米国ではポピュラーな存在で我々が想像するより多数走っているのですが、位置づけは完全に実用車といった印象(日本車と同じ感じで使われているよう)です。
地域性など:北東部の中都市では北国(雪国)のためか、各種ボルボと、意外にもサーブが走っているのを多く見かけました。旧9-5、そして 9-3、900 辺りが本当に多数走っていましたが、何故か米国の一部 (インテリ?)層はサーブが大変お気に入りのようです。ボルボは、新旧 V70 が圧倒的に多く、XC-60、XC-70 などが少し、我が S60 は一台だけ街中を走っているのを見かけました (黒の外装色)。一方、南部ではビックサイズのスポーツトラック、SUV が多い印象でした。また、いわゆるイタフラ車は米国ではビジネスをしていないので、当然、道中一台も見かけず、日本の道路風景と大きく異なる点の一つと感じました(元シトロエン乗りとしては寂しいところですが)。
SUV 大好き:各種メーカー(米英独日瑞)、サイズ様々(大型多い)な SUV が想像以上にいっぱい走っていました。米国の道路事情や生活環境を考えるとやはり SUV が便利なのでしょうか、ハイソ(死語?) 感も漂いますしね。
新型のフォードエクスプローラーもちょくちょく走っているのを見かけましたが、写真で見る限りはモダンなデザインと思っていましたが、アメリカの風景のなかでは、共通したデザインコンセプトのセダン (トーラスか?) も多く見かけるのと、ビック SUV が多いせいかサイズ感もまさにミドルサイズという印象で、それ程は目立ちませんでした(写真撮ってくれば良かったです、残念)。
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では最後に、写真を2葉ほど。一枚目は、中南部の小都市のホテルの駐車場で見かけたモノ。何と電気自動車用の充電ステーションです。決して大きくない街の普通クラスのホテルにあるのがとても不思議でした。米国ではそんなに電気自動車が普及しているのでしょうか?それともこの街がテキサス州の州都だから何らかの行政上の事情があるのでしょうか。
そして、2枚目はその小都市に着いた際に空港に展示してあったこれ。
格好いいですよね。やっぱり。
Posted at 2011/10/06 11:52:38 | |
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