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2011年05月21日 イイね!

33:クルマ評価の方法論に関する一考察:第5回 短期絶対評価法

33:クルマ評価の方法論に関する一考察:第5回 短期絶対評価法 数時間~数日の試乗期間での評価、かつ複数台を横並びで相対評価するのではなく、1台についてのみの評価を行う、学校の通知表にならうと、いわゆる絶対評価ということになります。したがって評価結果の相対化、普遍化のレベルが最も低く、いうなれば「乗ってみた単なる感想」に過ぎないともいえる、ある意味では一番安易な評価法といえます。

 ただし、ミニマムで広報車1台とクルマ評論家(ライター)1名で記事を作ることができるので、簡単、低コストなため雑誌やウェブでは最も汎用される手法で、同予算であれば多くのクルマを評価できるのが最大のメリットになります。また、この種の批評の質は、当然ですが評価者(クルマ評論家、ライター)の知識や経験による相対化と普遍化のレベルに強く依存しているので、優れたライター陣を要している雑誌は、必然その内容が面白くなります。更に、この種の評価法の利点としては、ライターによって感じ方や、評価に差異がでてくるので、逆にライターの個性を楽しむという観点からの価値はあります。

 なおユーザーからの試乗記は、本来、後の長期絶対評価に分類されるべきものですが、実際にはこの短期絶対評価に留まっている場合が多いといえます。
Posted at 2011/05/21 09:09:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ評価 | クルマ
2011年05月21日 イイね!

32:クルマ評価の方法論に関する一考察:第4回 評価方法の分類について

今回から本題であるクルマの評価法について話を進めていきたいと思います。
 クルマの評価は、まず大きな視点で捉えると、「絶対評価 vs 相対評価」と「短期評価 vs 長期評価」の二つの軸で捉えることができます。これらを組み合わせることにより、①短期絶対評価、②短期相対評価、③長期絶対評価、④長期相対評価の4つの評価法に分類することが可能であり、この視点を導入することが今回の分析のポイントになると考えています。

 これらの評価法については、順次具体例を挙げて検証していきますが、先に内容を分析・分類した自動車雑誌で見られる評価記事はこの4つ評価法のいずれかに該当していることが理解されることと思います。では、次回はまず「短期絶対評価」から始めます。
Posted at 2011/05/21 01:29:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ評価 | クルマ
2011年05月21日 イイね!

31:クルマ評価の方法論に関する一考察:第3回 コンテンツの分析

31:クルマ評価の方法論に関する一考察:第3回 コンテンツの分析 今回は、自動車雑誌の内容について分析してみたいと思います。
 純粋な広告記事を除くと、分析の対象とする自動車雑誌のコンテンツは以下のように分類することができます。

1)クルマ評価記事
2)クルマの客観的な性能評価とまではいえない試乗記事。例えば旅行記など、いわゆる企画ものの記事。
3)クルマの形式や諸元をカタログ的に、あるいは上記1)に似せたスタイルで詳しく解説を交えて紹介するもの。試乗記と並んで掲載されていると見分けがつけ難い場合もある。また、いわゆる新車のスクープ記事もここに。
4)自動車の技術に関する詳細な解説記事
5)自動車会社の概要や歴史、経営方針、今後の自動車作りの展望などの取材記事や解説記事。モーターショーの取材記事もここに分類される。クルマ行政に関する規制動向の記事などもこの範疇。
6)主に自動車評論家の手になるコラム、エッセイ等。
7)モータースポーツ関連記事
8)タイヤ、ナビ、およびクルマに関わるライフスタイルやファッション、アクセサリー(時計など)、更にはデジタルガジェット等に関する紹介や解説記事
9)その他、目次、次号予告、車両価格表、販売台数など

 いわゆる「総合自動車雑誌」において、そのコンテンツの根幹となるのは1)クルマの評価記事になると考えられます。いずれの雑誌でも、各々の編集方針や、考え方に基づき、企画を立て、複数の方法論でクルマを評価し、その内容を文章や写真、数値データとして読者に提供する記事がトップの記事やメイン特集の扱いになります。知的作業としての価値も高く、ある意味、その雑誌の存在意義を決定づける部分です。その他の記事は、メーカーの提供した情報を元に作成されたり、あるいは、エッセイなど外部委託によるものであり、雑誌製作者自身の創作という立場からは、前述のクルマ評価記事に比べて、知的生産物としてのレベルは一段低いといえます。なお、しばしば”対決”などと称した全くジャンル違いのクルマの乗り比べや旅行記などの記事は、クルマ評価としては正統ではなく、いわゆる2)企画ものとして、1)に準ずる記事に位置づけられます。またユーザーからのクルマのレポートなどの投稿記事もこの中に含まれます。

 続いて、しばしば試乗記の体裁をとったクルマのカタログ的紹介記事や宣伝記事があります(上記で分類3)に該当)。これらの記事は試乗記などのクルマ評価記事に比べて、ずっと低費用で制作でき、さらには広告として収入源にもなり得るため雑誌を構成する内容としては、クルマ評価に比べると雑誌の独自性や企画力との関係性はずっと薄くなりますが、ビジネス的には重要な位置づけになります。カタログ的な記載から、更に踏み込んだ記事として、分類4)に該当する自動車テクノロジーをイラストやデータとともに詳細解説するものあり、こちらは内容にもよりますがコンテンツとしての価値はより高いといえます。

 上記分類5)に該当する、メーカーの思想、歴史、今後のビジネス展望、あるいは規制動向についての取材記事は、費用対効果が高く、一方で雑誌の思想が反映できるので、社会性に重きをおく雑誌では多く取り上げられる傾向があります。更に、従来の自動車雑誌では、クルマ本体以外ではタイヤやナビなどの関連商品の記事が掲載される程度でしたが、クルマを社会的存在と捉える見方、あるいはクルマを所有することをライフスタイルの一環と捉えて、服飾やアクセサリー、食事などと同列の目線で捉えるような、誌面作りを行う雑誌が新たに登場してきました(NAVI、Engineが代表でしょうか)。1990年代に盛り上がりを見せたこのような流れも今では落ち着き、自動車雑誌の記事の一つのバリエーションになったと言えます(分類7)。

 このようなコンテンツの仕分けを行って各誌を詳細に分析し、各々の誌面作りの特長を把握することにより、面白い発見がいろいろとできるのではないかと思いますが、今回の主題は「クルマの評価」についてですので、ここは実際の評価記事が雑誌の主たるコンテンツになっているのかについて見ていきたいと思います。具体例として、まずは「モーターマガジン」誌を取り上げて、その内容を上記の区分により分類してみようと思います。結果は添付の画像をご覧いただきたいのですが、冒頭で述べた分析、予測は概ね正しいことが分かります。すなわちクルマ評価に類する1)と2)で全体の半分弱を占めており、続いて3)、4)が21%と、ここまでで約70%、残り約30%が、それ以外の分類記事で埋められているという内容です。

 比較のため、もう1誌分析します。「Auto Car」誌について同様の分類を行ったところ、1、2)で48%、3)、4)で28%で、ここまでで66%と、「モーターマガジン」誌とほぼ同じ順位、ほぼ同じウェイトになっています。ただし、「Auto Car」誌では新車紹介より若干技術紹介を重視しており、硬派な印象ですが、これはオリジナルの英国誌の影響ではないかと思います。更に、老舗「Car Graphic」誌についても同じように調べてみました。その結果、1)、2)で35%とやや少なく、3)、4)で8%で、ここまでで43%になりますが、クルマ評価の記事が比率としては一番高いことに他誌と代わりはありませんでした。一方、「CG」誌ではメーカーの取材記事や規制動向(25%)、さらにはエッセイやスポーツといった記事(23%)の比率が高く、他の2誌に比べると、幅広い視点での誌面作りを目指していることが伺われます。

 以上のように、具体的に検証した結果は、当初の考え方、すなわち「クルマ評価は雑誌の中心となるコンテンツである」、との結論を支持するものでした。それではクルマ雑誌の評価記事とはいったいどういうものでしょうか?

 次回からは更に分析を進めて行きたいと思います。
Posted at 2011/05/21 01:07:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ評価 | クルマ
2011年05月19日 イイね!

29:クルマ評価の方法論に関する一考察:第2回 対象とする自動車雑誌について

29:クルマ評価の方法論に関する一考察:第2回 対象とする自動車雑誌について 今回は自動車雑誌に関する話題です。
 私は今までのところ購入したクルマは100%ノーマルで乗ってきました。別に大きなこだわりはないのですが、製造者の立場に立って考えると、おそらくノーマル仕様の状態でベストになるように製品を最適化した上で上市しているのではないかと思うからです(その意味で、クルマの性能に影響を与えない範囲内でのモディファイにはありかなとは思いますが)。

 そのため巷に多く発売されているモディファイ系雑誌は私にとって購読対象にはならず、また基本的には一般人が購入可能な価格の新車、あるいは現行世代か、せいぜい一世代前の中古車が自己所有の対象ですので、スーパーカー主体の、あるいは旧車関連の雑誌も対象外になります。さらに、車中泊/アウトドアライフなどをテーマとした雑誌は、クルマというよりむしろ旅行に重きが置かれており、今回取り上げようとしているテーマとは方向性が明らかに異なりますのでこれも駄目。最後に国産車のみを取り扱う雑誌は、単純に私が輸入車好きということから購読しておらず、対象から外しました。

 ということで私の購読対象(といっても全部を購入している訳ではありませんので念のため)でもあり、また考察対象となる自動車雑誌は、いわゆる「総合自動車雑誌」の範疇に入る、以下のようなものになります。

 Car Graphic、Engine、Driver、マガジンX、モーターマガジン、ルボラン、Auto Car、ベストカーに代表される週刊誌系

 (なおモーターファンは別冊形式で新車カタログ的な出版形態なので、またCar & Driver 誌は今では、ほぼ新車および旧車の写真カタログ記事のみ雑誌になっていますので、対象から除外しています)

 では次回はこれらの雑誌のコンテンツについて分析したいと思います。
Posted at 2011/05/19 01:19:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ評価 | クルマ
2011年05月19日 イイね!

28:クルマ評価の方法論に関する一考察:第1回 はじめに

 新しい話題として、表題にあるとおり特にクルマ総合雑誌やウェブサイトで行われているクルマ評価記事を分析してみて、方法論として分類整理するとともに、更に、その視点から「自動車雑誌」のあり方や、各雑誌の特長などについても考察してみたいと考えています。

 このようなことを考えついたのは、前車シトロエンC5や現在の愛車ボルボS60について、私なりにいろいろと評価分析してみて、恥ずかしながら、その内容をインプレッションやユーザーレポートといったかたちで報告させていただいたのがきっかけです。

 “クルマを評価する”とはどういうことかを自分なりに考えた機会を捉えて、その考察の概要をこうした場に書き残すことを考えているのですが、あくまで個人としての備忘録的なものであり、自己満足に過ぎないことは承知の上ですので、この点、ご容赦いただければと思います。

 今後、複数回に渡って不定期にアップするつもりですが、ご興味ない方は読み飛ばしていただければと思います。次回は、分析対象とするクルマ雑誌について取り上げてみたいと思います。
Posted at 2011/05/19 01:10:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ評価 | クルマ

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何シテル?   03/21 11:29
yutty1325です。シトロエンC5からの乗り換えで、ボルボS60に乗っています。下手の車好きです。ブログにはクルマを中心とした話題を取り上げていきます。
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