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yutty1325のブログ一覧

2013年05月05日 イイね!

293:ディーラーにてV40を眺める

 前々回、前回の続きです。今更ながらですがショールームにあったV40をレポートしたいと思います。確認しませんでしたが、シートがファブリックでしたのでグレードは一番低価格の素のT4だと思いましたが、SEのレザーパッケージなし、かもしれません。



眺めてみて:
 全体としての印象やデザインモチーフに対する感想については既にブログで何度か触れていますので詳しくはそちらを見ていただければと思います。実車を見て、ゴルフなど同セグメントのクルマに比べて、スペック的にも印象としても少し大きいなと思いました。ロングノーズ、ハッチバックスタイルのショートテールのスタイルは間近でみても好印象。

前席に座ってみて:
 S60に比べると天地方向、横方向はデータだけでなく実感としてもやや狭く感じます。グラスエリアも縦に狭く、思わず感じ押し広げたくなりました(S60に乗ってなかれば感じない程度、あるいはすぐに慣れるとは思いますが)。シートはS60に比べて小ぶりに作られていいますが、座ってみての感触はS60に比べて特に劣っているとは思いませんでした。



 ハンドブレーキが手動であったり部品的にはS60より一部安いものを使っていたりと、費用を抑えていることが伺われます(V40の位置付けからは当然ですが)。しかし組立精度は高く、見た目的にはグレード感を感じさせない満足できる内外装ではないかと思いました。また新型のデジタルメーターは見やすくかつ格好良く、これからのボルボ車はこのタイプのメーターになっていくのも受け入れられるなというのが個人的感想。



後席に座ってみて:
 後席はサイズ的に、またハッチバックで特に後席周辺のグラスエリアが狭いことも加わり、S60よりも窮屈感はありました。基本、4人乗りと考えるべきだと思います。なお、このクルマには装備されていませんでしたが、T5-CCに乗った際にはサンルーフは天井のかなり広い面積を占めて開放感の向上に効果が高いことが分かりましたので、S/V60よりV40にとってより考慮に値するオプション装備だろうと思います。

トランクを開けてみて:
前後には十分にスペースがありますが、横はホイールカバーの膨らみもあり、やや狭く感じました。ただ4名家族のドライブ旅行には十分だと思います。

 といった様に、眺めたり、触ったり、座ったりしていたらディーラーの方から試乗を勧められました。購買予備軍としてのポテンシャルは低いので申し訳ないとも思ったのですが、ご好意に甘えることとし、近日中に発売予定のT5‐CCモデルに乗せていいただくことにしました(続く)。

Posted at 2013/05/05 11:08:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | スウェーデン車 | クルマ
2013年05月05日 イイね!

292:ディーラーにてS60T4-RとS80を眺める

 前回はディーラーを訪れ、ブレーキパット交換とカーナビソフトを更新を話題にしましたが、今回は待ち時間にショールームで見たクルマたちの話です。まず、白のS60-T4-Rデザイン。


(GXR A12 50mmで撮影。28mmを持って行くべきが間違えて50mmを手にしてしまいました。なので撮影距離が確保しにくく窮屈な写真が多くなってしまいました。写真の出来が悪いのは腕の問題ですw、合わせてご容赦ください)。

 白のイメージは持ってなかったのですが、こうして実車をみるとこれはこれで格好良いです。フロントを始め全体としてスポーティーなデザイン上の演出は様になっています。続いて室内。



 シルバーの加飾はうるさくて好きではないのですが、ステアリングアンドルが2種類の革の組み合わせで握りやすいこと、シートも布と革のコンビのスポーツシートですが、これも座り心地、見た目ともに良く気に入りました。現S60‐T4購入時にもしRデザインの選択肢があれば、そちらを選んだかもしれません。

 続いてはシルバーのS80です。


 以前は1.6L直4ターボのDriv-eのモデルが入ってきていましたが、今は3L直6 ターボ4WD のみだそうです。いくら直4ターボがパワフルで実用上は問題ないとはいうものの「S80でFFテンロクターボは...」と感じていましたので、その判断は首肯できるものではありました。内外装ともにV70との共通性が高いのは当然として、ボルボ車における最新の装備はきちんと導入されており、その点では古さは感じません。



 パネルの装飾やシートの革、造り、広さを含めての室内の空間などに関して、座ってみて、触ってみての感触や印象など、やはりS60とは違う、上級クラスのそれであることははっきりと分かります。ただ700万円超の価格が、購入においてレクサスやドイツプレミアム3ブランドとの比較を余儀なくされ、これがS80の魅力を台無しにしているように思います。、ボルボの特徴を踏まえながらも上品でアクのないエクステリアや、適度な贅沢感とシンプルかつ機能的で好感の持てるインテリア、さらには必要十分なレベルの動力性能もこれらライバル車との比較においては没個性的であったり、安物感につながったりとやはり不利を否めません。正直パーソナルユーズでの購入は考えにくいと思います。少なくとも現時点では。

 セダン派の自分としては、総じて良いクルマだとも思いますし、V70よりもむしろS80に購買意欲をそそられるのですが、これでV70と同レベルの値付け、例えば450万円前後であってくれたなら上質なセダンとして本当に魅力的に思うのになと強く感じます。しかしS80はボルボのフラッグシップであり、ブランド内での、あるいは他社との比較において、値段を含めてそれなりのクラス感の維持が必要であることを踏まえると実現は難しいのでしょうね。



 実際のところ国内では台数は殆ど出ていなそうで、残念です。またフルモデルチェンジもまだ具体的な話はなく、3-4年は先になるのではないかとのことでした。しかし、もしトップオブボルボとして真に国内の購買層にアピールするのであれば、ボルボの考える(目指す)先進技術、各種セーフティシステム、PHVを含めた次世代省エネルギー技術、IT装備、デザインなどを極限まで追求したモデルにして欲しいと思います。



 そうであれば値段が高くても、他メーカーのクルマではなくS80を買いたいと思うのではないでしょうか?今はあまりに中途半端なのかもしれません。

Posted at 2013/05/05 09:42:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | スウェーデン車 | クルマ
2012年08月12日 イイね!

263:ビックセダン好き

 ひとつところの勤務地への通勤も期間が長くなると、毎日同じ時間に家を出て、同じ電車に乗り、同じ経路を通って職場にたどり着くことになります(サラリーマンの悲哀というなかれ)。そうすると毎日のように同じクルマを見かけるようなことも起こるわけです。で、最近、気になっているのがこのクルマ。



 そう現行のボルボS80です。おそらく日本では殆ど売れていないですし、今までにも滅多に走っているのを見た記憶はありませんでした。それが今は毎朝、目の前を走り過ぎていくのを眺められる訳です(遭遇しているのは写真とは違い、シルバーのS80ですが)。写真でも分かりますが、よく見ると結構ボリュームのある面構成と、V70と共通の今や旧世代にはなりつつありますが、シンプルで上品な造形には感心させられます。そうしてS60に比べるとひとまわり以上の立派さもあり、風格も感じられるのです。

 そもそもビックセダンは大抵そのブランドのフラッグシップであり、力が入ったクルマが多いといえます。Sクラス、7シリーズを例に挙げるげるまでもなく、シトロエンであればC6、ジャガーであればXJなど、魅力的なクルマが目白押しです(その分値段も張りますが)。どちらかと言うと、ゆったりと余裕を持って乗れる、快適性に優れた、クルマ本来の機能に優れたクルマたちであると言い換えることができるかもしれません。そんな訳で昔からビックセダンには、気を引かれるものがありましたが、今回改めてS80にはグッと来たわけです。

 そういえば昨年、ディーラーにお邪魔した際には、S80の展示車がありましたが、それはDriveと呼ばれる、S60と同じ1.6L直噴ターボ装着車でした。S60オーナーですから、当該エンジンがS80であってもパワーの面では不足ないことは分かりますが、さすがにボルボのフラッグシップであり、ビックセダンであるS80に、テンロクターボはどうかと思いました。昨今の省エネのトレンドには反してしまいますが、S80には最低でも3L直6、できうることならヤマハの4LV8エンジンがお似合いではないかと思います。

 S80、V70、そしてXC90辺りはもうすぐ世代交代すると思いますが、新しいボルボのデザインテイストを取り入れた新型S80には期待したいところです。本当に魅力的なモデルであれば、S60の次のクルマとして是非考えてみたいと思っています。
Posted at 2012/08/12 16:32:50 | コメント(2) | トラックバック(0) | スウェーデン車 | クルマ
2012年05月16日 イイね!

241:When the bough breaks (Saabの消滅に思う)

 Saabブランドの消滅は決定的なのでしょうか?以前にブログで新型9-5を話題にした際(こちら)も心配していたのですが、事態は悪い方向へ向かっているようです。破産申請の後も具体的な救済措置は未だに明らかにはなっていませんし、国内でも販売開始直後であった9-5が投げ売り状態になっているとのニュースも流れています。


(写真は新型ではなく自分のお気に入りの旧9-5)

 結構知名度が高い自動車ブランドであるSaabが消滅するとなると、自分の記憶としては2005年のローバー以来のことではないかと思います。ローバー消滅の時も感じましたが、クルマの歴史的な発展の経緯を系統樹的なイメージで捉えた場合、結構な太さといってもよい(Saabという)幹が折れるのは、多様性の維持の観点からは残念な気持ちを抱かざるを得ません。彼らの作ってきたクルマの出来栄えの程や、あるいはSaabという車の市場での受容度といった問題に係わらず、です。

 生物の世界においても、生物種の誕生と消滅(絶滅)は日常茶飯事です。特に微小な生物世界においては人間の把握していないところで、数多くの生物が種分化と絶滅を繰り返しているのだと思います。地球史的な視点でも、過去においてその時代に存在した生物種の95%以上が死滅するような破滅的な出来事(大量絶滅と呼ばれます)が繰り返し起こったことが知られています。

 こういった生物の絶滅は、勿論、ある意味で悲劇的であることを否定はできません。しかし一方で、ある存在の退場が新しい存在の参入と発展に繋がるという別の側面、むしろ積極的な価値を持ちうる出来事であるのも事実です。白亜紀末の隕石落下により前時代の覇者である恐竜が絶滅し、その後に哺乳類の拡散と発展の時代が訪れたことは、生物相の変遷の著名な例として取り上げることができます。

 とはいえ大型の生物種に限られるのかもしれませんが、生物の絶滅は避けるべきでありマクロには生物多様性はできる限り保持すべきであるというのが、現在の人類の視点からみた環境保護の考え方になります。ではSaabブランドの消滅という事実を生物とのアナロジーの視点で捉えた場合、我々はそのことを悲しむべきなのでしょうか?

 その答えはやはり「Yes」だと思います。Saab車はいずれ実体から人々の記憶へと変化し、そして独特の特徴の数々は完全に消え去ってしまうでしょう。それは残念なことです。しかし、ある自動車メーカーの消滅はもしかしたら、新たな存在の登場の契機となるのかもしれません。先に触れたローバーのクルマの一部は中国の自動車メーカーに引き継がれ、新たなクルマとして販売されている(いた)とのことです。かつては個性的なクルマづくりで知られたSaabの退場を悲しみつつ、欧州の自立した自動車ブランドとしての復活が叶わないのであれば、わずかな可能性ではあるものの、急速な勢いで成長する中国車やインド車の系統樹の幹の一部として新たな発展を遂げてくれることを密かに願ってやみません。


(写真はブログの内容とは直接関係しません)
Posted at 2012/05/16 22:32:31 | コメント(4) | トラックバック(0) | スウェーデン車 | クルマ
2012年05月13日 イイね!

240:MEAN GREEN (ボルボのトレーラーヘッド)

 ボルボはメルセデスと並んで世界的なトラックメーカーであることは良く知られています。尤も乗用車のメーカーであるボルボ・カーズ・ジャパンとは別会社であり、日本でもボルボ・トラックス・ジャパンとして、カンパニーシンボルは共通なもののまったく別のHPがあります(ここ)。

 先日のcarview(Response)の記事(抜粋)になります(引用元はここ)。

<ボルボのハイブリッドトラック、世界最高速記録を達成…236.577km/h>
~スウェーデンのトラックメーカー、ボルボのハイブリッドトラック(トレーラーヘッド)が、新たな世界最高速記録を樹立した。4月27日、米国ユタ州で行った最高速チャレンジにおいて、同社のハイブリッドトラック、通称「MEAN GREEN」が236.577km/hを記録。、1-2か月でハイブリッドトラックによる世界最高速記録と公式認定される予定。MEAN GREENは、「D16」型ターボディーゼルエンジンに、最大出力200ps、最大トルク122kgmのモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載。トータルで最大出力2100ps、最大トルク691kgmを発生する~



 ここまでの高速になるとおそらく走行抵抗の殆どが空気抵抗になると思いますが、それにしても2100馬力とは!重いとはいえトレーラーヘッドのみなのでパワーウエイトレシオはすごいことになっているんでしょうね(笑)。しかし、ストップ アンド ゴーが多いケースの実際のトレーラー用途であればハイブリット車のメリットが期待できるとは思いますが、最高速狙いであればあまり意味がないような気がします。環境に配慮する企業イメージをインパクトを持って主張する狙いなのでしょうが...。

 今回の記事を読んでトレーラー(ヘッド)に興味を惹かれて、少し調べてみました。
上述のボルボ・トラックのHPを見ると長距離輸送用途として「ボルボFH」という車種があるようです。



 結構格好良いですね。スペックは下記のとおり。

 駆動: 4x2、6x2、6x2low、6x4
 サスペンション:リアエアサス、フルエアサス
 ホイールベース:mm 3,300、3,735、4.570、7,070
 エンジン出力: D13H: 287kW(390ps)、324kw(440ps)、382kW(520ps)

 総排気量12.78リットル、水冷直列6気筒ターボインタークーラー(ディーゼルエンジンだと思います)、従来のクールドEGRとVPFの組み合わせに新に尿素SCRを採用、とのことです。最初のMEAN GREENに比べると、確かにパワフルではありますが、意外と地味なスペック。いや実用上はこんな程度で十分なのでしょう。

 最後にコクピットの風景を載せてみます。
 

 これも意外と格好良い。居心地も悪くなさそうです、上から目線で運転もやりやすそうですし。しかし、メルセデスとボルボ、トラックに関してはどっちが評判が良い(評価が高い)のでしょうかね。ご存知の方がいらっしゃれば是非ご教授いただきたいと思います。

 まあ、何にせよクルマに関する知識がちょこっと増えて良かったです(笑)。
Posted at 2012/05/13 12:47:40 | コメント(2) | トラックバック(0) | スウェーデン車 | クルマ

プロフィール

「久しぶりの投稿です。」
何シテル?   03/21 11:29
yutty1325です。シトロエンC5からの乗り換えで、ボルボS60に乗っています。下手の車好きです。ブログにはクルマを中心とした話題を取り上げていきます。
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