ボルボはメルセデスと並んで世界的なトラックメーカーであることは良く知られています。尤も乗用車のメーカーであるボルボ・カーズ・ジャパンとは別会社であり、日本でもボルボ・トラックス・ジャパンとして、カンパニーシンボルは共通なもののまったく別のHPがあります(
ここ)。
先日のcarview(Response)の記事(抜粋)になります(引用元は
ここ)。
<ボルボのハイブリッドトラック、世界最高速記録を達成…236.577km/h>
~スウェーデンのトラックメーカー、ボルボのハイブリッドトラック(トレーラーヘッド)が、新たな世界最高速記録を樹立した。4月27日、米国ユタ州で行った最高速チャレンジにおいて、同社のハイブリッドトラック、通称「MEAN GREEN」が236.577km/hを記録。、1-2か月でハイブリッドトラックによる世界最高速記録と公式認定される予定。MEAN GREENは、「D16」型ターボディーゼルエンジンに、最大出力200ps、最大トルク122kgmのモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載。トータルで最大出力2100ps、最大トルク691kgmを発生する~
ここまでの高速になるとおそらく走行抵抗の殆どが空気抵抗になると思いますが、それにしても2100馬力とは!重いとはいえトレーラーヘッドのみなのでパワーウエイトレシオはすごいことになっているんでしょうね(笑)。しかし、ストップ アンド ゴーが多いケースの実際のトレーラー用途であればハイブリット車のメリットが期待できるとは思いますが、最高速狙いであればあまり意味がないような気がします。環境に配慮する企業イメージをインパクトを持って主張する狙いなのでしょうが...。
今回の記事を読んでトレーラー(ヘッド)に興味を惹かれて、少し調べてみました。
上述のボルボ・トラックのHPを見ると長距離輸送用途として「ボルボFH」という車種があるようです。
結構格好良いですね。スペックは下記のとおり。
駆動: 4x2、6x2、6x2low、6x4
サスペンション:リアエアサス、フルエアサス
ホイールベース:mm 3,300、3,735、4.570、7,070
エンジン出力: D13H: 287kW(390ps)、324kw(440ps)、382kW(520ps)
総排気量12.78リットル、水冷直列6気筒ターボインタークーラー(ディーゼルエンジンだと思います)、従来のクールドEGRとVPFの組み合わせに新に尿素SCRを採用、とのことです。最初のMEAN GREENに比べると、確かにパワフルではありますが、意外と地味なスペック。いや実用上はこんな程度で十分なのでしょう。
最後にコクピットの風景を載せてみます。
これも意外と格好良い。居心地も悪くなさそうです、上から目線で運転もやりやすそうですし。しかし、メルセデスとボルボ、トラックに関してはどっちが評判が良い(評価が高い)のでしょうかね。ご存知の方がいらっしゃれば是非ご教授いただきたいと思います。
まあ、何にせよクルマに関する知識がちょこっと増えて良かったです(笑)。
Posted at 2012/05/13 12:47:40 | |
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