これまでに3回にわたってつらつらと書いてきたボルボS60のインプレションも今回で終わりにしたいと思います。最終回は細かい話を順不同で挙げていきますのでご容赦ください。
キーは運転席のメーター左側パネルにある収納口に差し込み、スタート/ストップボタンを押して始動します(停止も同様)。キーにはキーロック、アンロック、トランクオープン、アラート、ライトの一時的点灯のスイッチがあります。また予備の機械式キーも組み込まれています。本来はインテリジェントキーが標準装備ですが、日本仕様ではドアハンドルを専用のクロムメッキのものに変更して車体幅を数センチ狭くしてタワーパーキングの制限内とし、インテリジェントキーもオプションにしたとのことです。ビジネスとして諸般の事情があることは理解できますが、私的にはオリジナル仕様の方が好ましかったです(当該オプションは在庫車購入のためつけられませんでしたが)。
ナビ、オーディオ、エアコン、ラジオ、諸設定等の操作は、センターコンソールおよびステアリングのスイッチ類で行いますが、使い勝手(操作系)はもう一つですね。機能が複雑化している分、コンソールのスイッチの数は増えて、サイズも小さくなり、更に数字キーもあったりして、何やら電卓(?)のようになっています。かつてのボルボ車は寒冷地での使用を想定して手袋のままでも操作できることをアピールしていたと聞いていますが、S60でそれは無理!と思います。ところで話が少しズレますが、ボルボ車の内装はしばしば「スカンジナビアンデザイン」と表現されますが、S60や直近のボルボ車については、どのあたりが”そのデザイン”なのか、もう一つ実感できていません。先輩のボルボ車オーナー諸兄には是非教えを請いたい所存です。
購入2ヵ月後記載:慣れてくるとステアリング内の右側にあるコントロールスイッチが使いやすくなり、大抵の操作はそこでカバーできます。またセンターコンソールも他社のそれと比べるとスペースが空いており、押しボタンスイッチも主に、中央の一部の大きなボタンとと外周部しか使いませんので、その面でも、手袋を嵌めていても使えるというアピールポイントもあながちうそとは言えないと思うようになりました。
話を戻しますが、オーディオの音は良好。TVも画質良好ですが感度はそれほど良くないです(つまりフルセグで見える地域が少ない)。最新のHDDナビもセンターコンソールにビルドインされており、タッチパネルではありませんが、センターコンソールあるいはステアリングから操作できるようになっています(巨大リモコンもついてます、笑)。DBの情報量、案内精度は優秀ですが、今後10年使うなら、やはりタッチ&音声認識が欲しいところではあります...
感動したのはiPhone(3GS iOS4.3.2)ではBluetooth経由で音楽再生、ハンズフリー電話が可能なことです。一度認識させておけば、次回からは勝手に準備OKになり再生開始です。大変未来的。またUSB端子経由でも音楽再生は可能ですが、純正以外のケーブルでは充電はできましたが再生は不可となりました、この点注意が必要かと思います。
最後になりますが、ディーラーサポート体制としては3年間の整備サービス、トラブル発生時のケア、消耗品が一定交換回数まで無償になるなど他車と比べても劣らない体制になっています。また追加費用を払うと保証期間を2年延長し5年間にすることも可能です(長く乗られる方は検討されたらと思います)。詳細はボルボのHPをご覧ください。
以上、自身の備忘録を兼ねて、今のところで思いつくことを書かせていただきましたが、今後も新たに気づいたことがあれば別途報告させていただくつもりです。それでは複数回に渡り長々と続けてきましたS60のインプレションはひとまず終わりにしたいと思います。ご覧いただきました方、少しは参考になりましたでしょうか?
次回には今後のブログの予定など考えていることについて触れたいと思います。
Posted at 2011/05/03 23:34:32 | |
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ボルボS60 | 日記