4代目のレンジローバーが等々発表されましたね(
ここ)。ランドローバー好き、SUV好きとしては注目せざる得ないところです。以前より次期モデルの噂は出ており、過去のブログでも話題として取り上げたりもしましたが、正式発表された4代目レンジローバーは、少なくとも外見上は(予想以上に)保守的な変化にとどまっているようです。
まあ、初代から2代目、そして3代目への代替わりにおいても、基本キープコンセプトであった訳で、今回もその路線に沿ったものと言えます。フロントフェイスを中心にイヴォーク同様の最新のデザインを取り込み全体的にブラシュアップしたと。クラムシェルタイプのボンネット、ブラックアウトした各ピラー、切れ上がったリアのオーバーハング部、プレスライン等、これらが必須要素としてレンジローバーのデザインを構成していると考えると、納得できるところかもしれませんね。内装もこれまた全然見た目、雰囲気は変わっていない。まあ、これも変える必要がないと言われればそれまでですが(笑)。
一方、内外装ともに、(見た目は同じだが)成り立ちや機能は大幅に刷新あるいは改善されているようです。フルアルミモノコックボディによる軽量化、新型サスペンション、改善されたテレインレスポンスなどなど。しかし、かねてより次世代レンジローバーには必須であり、おそらくや導入されるのではないかと考えていた、ハイブリッドシステムについては、今回のプレスリリースでは触れられておらず、残念ながら見送りになったようです。
レンジローバーが代表するようなプレミアムSUVの購入層は限定されているので、クルマ個体レベルで環境性能を追求したところで実際的に殆ど意味を持たないでしょう(そのために代金の一部を環境保全のために使うといった施策に説得力が生まれてきます)。とはいうものの、やっぱり「無駄をあえて贅沢として味わう」という品のないものではなく、ハイブリットシステムも積極的に導入してクルマとしての本来の魅力で勝負できるハードウエアを実現して欲しいと思うのです。
Posted at 2012/08/19 14:56:11 | |
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