ドアストッパーの隙間埋め

ハスラーを観察していると、どのドアも閉状態でストッパー（ゴムの塊）が、ボディ側と接触していないことに気づきました（クリアランス：10mm弱）。

ドア閉め時の商品性？ノイズ対策？部品転用でサイズ選定をミスった？この隙間に意味があるような無いような、色々と想像しますが、この状態ではウェザーストリップとドアストライカーが当たっているだけなので、ドアの端っこは振動で振れてしまうのでは？と推測します（実際、手で押し込んでみるとブヨブヨと動きます）。

そこで隙間を埋める素材を、ストッパーの当たり面に貼ってみることにしました。今回は検証用として、厚みの調整がしやすいように、家具の底面に貼り付けるフェルトを用いました。

結果、ステアリングの初期応答のタイミングが早くなり、車両挙動が遅れやお釣りがなくシャキッとします。ネガな面は、若干ドアが閉めづらいくらいで、外すと操作に対する反応が色々とノイジーで、瞬時に走る気が失せるくらい変化があり、たったコレだけのことで、少々驚きました。

とは言え、クルマのキャラクターとして、どうでしょうか。ジムニー的な「ゆったり」とした動きから、GTカー的に「キビキビ」と操作に忠実な動きになり・・・。私の好みと使い方は圧倒的に後者ですが、案外、つくり手は「ゆったり」を狙って、意図的に隙間をつくっているのかも知れませんね、知らんけど。お好みでどうぞ。素材は耐候性や減衰特性を考慮して、検討が必要。

※2023/5/27、素材をEVAに変更。