【恒久対策】エンジンハーネス断線

引き続き、ディストリビューター（クランクアングルセンサー）のカプラー問題です。既存のカプラーは劣化により中身が朽ちて再使用不可でした。クルマが使えないと生活が成り立たないので、やむを得ず、ハウジングなしで直接端子を繋ぐという雑な暫定措置で過ごしていました。

このハウジングを探し出して、手に入れるのが一苦労。結論から言うと、住友電装の【6195-0035】という品番で、唯一Amazonでヒット。中国発送品で納期１ヶ月、問題なく使用できました。

旧型で、かつ、他車でもあまり例のない6極ということで、ロードスターやRX-7の共通部品はどうにかなりますが、本品は小売されていないのが実態でした。間違っても、住友電装の現行6極を買ってはいけません。端子は接触せず導通しません。

既存のハーネスをぶった斬り、エクステンションをかまして（私はギボシで繋ぎました）、末端を当該サイズの端子で処置しました。

適切な向きでハウジングに端子を差し込んで、カチンと固定できれば完成です。なおNo.3はダミーです。問題なくエンジンが始動し、感慨もひとしおでした。そもそものレイアウトに難ありで、コルゲートチューブなどエンジンの熱害対策を施したいところですが、直角の取回しは存外端子にテンションが掛かっており、ひとまずは様子見です。

【参考】断線していたハーネスの状態。クランクアングルセンサー系統が断線すると、燃料噴射が停止するためエンジンは始動不可となります。

カプラーに補修部品の設定はないので、正攻法は、ハーネスAssy交換になると思います。

スロットルボディやエアフロセンサーのカプラーは入手済で、水平展開する予定です。