スミックス【SUMIX】 GX100 SM/CF 5W-40
モービル1ですら『100%化学合成』という表記をやめた今日この頃。
堂々と『100%化学合成』を謳うオイルです。
缶サイドの説明文には『PAO100%』なんてことまで書いてあります。
高級オイルからクソオイルまで、およそエンジンオイルというものは基油に添加剤を調合して商品化するわけで、商品そのものがPAO100%というのは普通に考えてあり得ません。
しかし、『基油はPAO100%』というつもりで書いているのだとすれば、まぁ許しましょう(←上から目線)
ある特定のホムセンにしか無いのがスミックス。
私の行動範囲には扱っているお店が無いので、みんカラのお友達にムサシで購入していただきました。
入れての感想は…
PAO100%を謳うのは伊達じゃないって感じ。
VHVIですら鉱油振動を感じてしまうウチのヴォルツはとても正直者です。
アイドリング時の振動の出方(というかほとんど出ない)などは明らかに化学合成油のもの。
非常に滑らかにスムーズにエンジンが回る感じがします。
遠い記憶なので直接比べられませんが、トタルの『ステラーノシントラ 5W-40』より素性がいいような感じです。
とはいえ、吹け上がりという言葉とは無縁の1ZZヴォルツですらフリクションロスの少なさをダイレクトに感じた『モービル1 RP』ほどの気持ち良さには及ばず。
しかし、RPはある種の高価格オイル。
それに比べればこいつは非常にコストパフォーマンスの高いオイルだと思います。
入れたては暫定で★3つにすることが多いのですが、これは最初から暫定で★4つ差し上げます。
備忘録:投入日は8月14日
******使用後の追記******
9月4日に1447.2mi(約2329km)の使用で交換しました。
投入後1000前後kmから全体的に若干の粗さを感じ始め、1500km前後になるとアイドリング時に鉱物油のような振動を感じるようになりました。
アイドリング時の振動はエアコンのオンオフに関係なく、出始めると止まりません。
これは、気にならない人は気にならないレベルだと思われ、逆にブログに書いた『不幸せなスキル』として、
~どんな高級オイルでも、3000km満足させてくれるものなんか無い~
と割り切って使うしかないのかなと最近思っています。
プラスの部分としては、華氏表示で100度を超える日が何日も続いていますが、低速時油圧低下は1回も発生しませんでした。
とは言うものの湯温は上がりがちで、街乗りでも95℃くらいまで簡単に行っちゃいますし、高速で踏み続けると105℃くらいまで上がります。
それでも、油圧が下がりぎみで気になるということもありませんでした。
感覚的な部分で、最後までイヤになった感じはありませんでした。
コストパフォーマンスも考えて、総合的には高評価なオイルだと思います。
★の数は変更無しです。
交換権 +689(化学合成油のため2円1km)
トータル +1498
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パーツレビュー件数:152件
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