2006年06月04日
E/G&ギアオイル交換と、フラッシングと、その賛否両論と、その効果と。
最近、平日はすんごい忙しいのです。
休日も、残った仕事や2匹のチビ怪獣相手で、あっという間に終わってしまいます。
溜まったストレスを、バイクかクルマでトバすのは、正しいチョイワルじじぃの解消法ですが、走るばっかでオイル交換を全然してませんでしたヨ。あわわ。
オイルってのは、エンジンに対してどれだけ重要かってのは、よーっく知ってるつもりでしたが、忙しさですっかり忘れてました。
今日はヨメと子供が実家帰り。休日持ち帰った仕事はありましたが、半日ほどヒマができました。今やらずして、いつやるのだ?
で、いつものリーズナブルなGSに行ったのですが…
原油高騰でメチャメチャ高ェ…
なので、某AB店へ。
ついでにミッションオイルの交換も頼んでみると、古いクルマはサービスデータがなくてスッタモンダ。
5分後、店内アナウンス。
おー。最近のAB店はこんなに作業が早いのか、と感心して行くと…
「お客さん、メッチャオイル汚れてます。フラッシングした方がいいです。」と。
んむー…
フラッシングについては賛否両論です。
油膜が少ない状態でエンジン回すこと、パッキンに対する影響、今までこびりついていたスラッジが落ちて流路を塞ぐなど、恐ーいウワサも聞きます。
ちょいと前、私の主治医から聞いた話では、
「マァ、フラッシングは昔からあったけど、灯油みたいなシャブシャブなオイルを入れてもね、内壁にこびりついたスラッジを全部落とすのはムリなのよ。」
なんで、悪徳中古屋は、オイル注入穴のトコだけ磨くので、賢い客は指を奥まで突っ込んでスラッジ確認するのだとか。
どーしてもキレイにしたい人は、全バラですが、手軽なのはオイルパンを外すのだそうです。ココにはギットリ溜まっているそうで、コレを取ると宿便を取った時みたいにキモチヨクなるのだとか。
宿便、取ったことないですが。
で、それを聞いた一人の客が、せっせとガレージで同じことをしたら、絶好調に。
ただし、50kmほど走ってオシャカ。
分解したら、ストレーナーに繊維がギッチリ。
聞いたら、オイルパンの裏をキレイにしたついでに、軍手でケースの内側奥までゴシゴシやったそうです。ザラザラした鋳物の内壁に、軍手の繊維が絡んじゃったんだそうです。
オイルを入れて、エンジンが回ったら、大量に抜けた軍手の繊維が落ちてきて、ストレーナーに溜まってオイルをせき止め、メタル死亡…と。
主治医いわく、まぁ、今はメタルもフラッシングオイルもいいだろうから、やって壊れる事はないけど、オイルパンの底まではキレイにならんかもヨ。と聞いてましたが、忙しくてストレスが溜まってると、何だかいっぺんにイイ思いしたくなるのです。
せっかくキャバクラに来たのだから、ギャルとお話するだけじゃなく、見栄張って高いメニゥを注文してイイトコ見せたいのと心理は一緒でしょう。
庶民を忙しくさせればさせるほど、金遣いが荒くなって税金を徴収でき、企業からも法人税をいただけるというスンバラCな仕組みを利用している、ヤクニン様と同じ商売のやり方です。(笑)
何言ってんだ?オレ?
さらにキャンペーン中だとか、内部コーティングもサービスするとか言われると、もうダマされてもいいワ、と。ABの兄ちゃんに気前のイイトコ見せて、税金も払ってやろうと。
結局E/Gオイル+フィルタ+洗浄・コーティング+ミッションオイルで、土曜に引き出したカネが95%すっ飛んでいきました。
あ、自動車税、払ったっけ?
さて、その効果は。
こういうのにはプラシーボ効果がつきまといます。
スゲー、調子よくなったよー!なんて言って、ホントはオイル交換してなかったらアホです。
そーゆー疑い深い私は、風邪薬が効きません。
なので、何も気にせずというか、いつもよりも厳しい目で見るわけですが…
アクセルのレスポンスと、低中速トルクの太さに若干の向上が認められました。
ただ、チと重く回る。これは、少し前からエンジンオイルが少なかった事や、粘度が下がっていたからかもしれませんが、回転がダルというワケでもなく、トルクの粒が出ていてイイ感じでもあります。
走りながら音を聞くと、メカノイズも減っているようで、これには満足。
ミッションに関しては、ギアの入りは…変わりません。
馴染んできたら変わるのでは、と時間の許す限りグルグル走り回っていたんですが…
そんなこんなしてたら、床屋に行き忘れました。
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たのしいじだうしゃ | 日記
Posted at
2006/06/05 02:18:43
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