出発の下ごしらえ
ユーノス500のクラブが毎年秋に行っている一泊ミーティングに参加させていただくことになった。これだけブログでバカを晒しているのだから、リアルでも笑ってもらわないとあきまへん。
で、木曜日には大ヒット商品「ジンギスカンキャラメル」を有楽町まで買いに行く。ちなみにこの週はケツから胃が飛び出るほどのスケジュールだったが、ソレとコレとは話は別。金曜日にはそれだけでは物足りないと、パッケージ(図版)も小一時間かけて作ったのが運の尽きだった。土壇場で電話が鳴って延長戦が確定し、少なーい脳みそで構築してあったスケジュールは完璧に崩壊。コレをテキトーいや電光石火でヤッツケて小走りで帰宅、妻子を実家に強制送還、洗車して再び帰宅したら、夜中の12時と、のっけからツマヅクどころかヘッドスライディングでアウトである。
ヤケクソ気味にキャラメルを試食してマズさを確認。非常に気分が悪くなったが高見盛のようにホッペを叩いて気を取り直し、さらに引き立たせるための容器を探してセットアップ。景品も気の利いたモノをと、ドンキホーテに走って「うまい棒70本入り」を買ってきたら、草木も眠る丑三つ時。起きているのはバカだけだろう。
まぁ、出発は4時半なワケで、3時間睡眠でラクショーと思ったら、カミさんが「用意してやったゾ」と豪語した荷物は、なんともラブリィなバッグにタオルと下着のみで仰天。なぜかパンツは2枚。コレはお漏らし対策か…さすが我がヨメ。こういう時を狙ってボケをかますから、我が家には笑いが絶えないのだろう。地球滅亡の前日に「明日の牛乳がないので買ってこい」と平気でいうようなヤツなのである。
能面のような薄気味悪いツラでスーツケースを押し入れから引きずり出し、防寒用の上着だのをブチ込み、ああ、PCだ、カメラだ、レンズはドレだ、とやってたら、懐かしいレンズがゾロゾロ出てきてウットリ。ハッと気がついたら4時。ダメじゃん、オレ!そこから30分ウトウトしていると爆睡モードに入りそうだったので、飛び起きてココリコ遠藤の「ホホホーイ」をやってみたり、ハードゲイのモノマネでハイテンションを保って出発を決意するのである。家はすでに空き巣に入られたよーな状態なので安心だ。
なに、私の省電力な脳ミソは最大3日間連続稼働可能だしぃ、徹夜2日目あたりからターボが効いてくるからダイジョウV…なハズだった。
談合坂まで飛ばすと呪いの雨?…
談合坂PAに早く到着すればちょっと寝られるかと思ったら、そうはイカのキ●タマだった。
カンパチや20号はトラック並走だの、道路工事だのでダラダラ走行。車線減少で他車に割り込みさせないアホ運転の愛知産セダンに
「テェーメー!この自己中、セカチュゥ!貴様の頭にャ地軸でも刺さってとるンか!?こーのバカちんがァ!!」
と半切れしながらも、やっと中央道に進入。5速全開マキシマムスピードといきたいトコだが、見知らぬ道ではオービスが怖いので普通よりチョイ速めが目一杯。到着は待ち合わせ時間通りで、すでにお馴染みの面々が惰眠さんの赤いロドスタをリンチするがごとく取り囲んでいた。
ばばぁいや、おばあさまは長生きしすぎるとネコマタという妖怪になるが、長い事使ったモノにも命が宿るという。惰眠さんは台風の日に屋根付駐車場の500を追い出し、そこに赤い新車を入れてしまったので原因不明の高熱にうなされたが、今回も赤幌車に乗ってきてしまったので、やっぱり雨が降る。
もしかしたら、タダの雨ではなく、幌を劣化させ、ハイレフ塗装しか耐えられない強烈な酸性雨なのかも。くわばらくわばら。
その後、バラバラと残りの関東のメンバーも集まり、結局私はPAで一睡もせずにレッツラゴーだ。
(ツヅク)
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たのしいじだうしゃ | 日記
Posted at
2005/10/26 15:08:31