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Yuckyのブログ一覧

2007年08月13日 イイね!

妻子元気で留守がいい




今、ヨメと子供が実家に帰っとります。

いや、まだ逃げられたわけじゃないです。

暴れん坊将軍&鬼姫の2匹がいない間、ぼくには

部屋の掃除 アーンド 模様替え

っちゅう重要任務があったんですわ。









コラーーーーッッ!!!


誰じゃーっっっっっ!  こんなに散らかしたのは!!!!







工具とか、パーツとか!!!











オレかーーーーーっっっ!!!!!!????





   …仕方ない、頑張ってやるか。





 …  し  か  し





暑いYO!

しかも、食料ないYO!
Posted at 2007/08/13 01:46:43 | コメント(6) | トラックバック(0) | 事故紹介 | 日記
2007年02月24日 イイね!

アイスクリーム娘のヒップアタック(その5)

昔、私の家にガイコクジンがやってきました。

「チョトスミマセーン、アナタハ、シアワセニナリタノデハナイデスカー」

「はぃ?」

「ゼヒ、コノホンヲヨンデクダサーイ。アナタ ト セカイノヘイワヲ…」

「いりません」

「…デハ、イツカ ヨミタクナタトキニ…」

「いらないです」

「…トリアエズ、ココニ、オイテオキマスノデ…」

「置かないでください。持って帰ってください」

「…ドウシテデスカ、セッカク…」

「あなたは親切かも知れないが、私にとってはものすごーい迷惑なんです。ゴミなんです。明日、その分厚い本をわざわざゴミ捨て場まで捨てに行かなければならないので。絶対読まないので、紙がモッタイナイし」



ガイジンさん、眉間にしわを寄せ、首を振りながら帰って行きました。

友人に、オマエは非道いヤツだと言われました。

しかし、せっかくの休みの日、グータラとワイドショーで大好きな「デヴィ夫人VS野村サッチー特集」を見てたのに、それをピンポン一発で中断され、いそいそと着替えて玄関のドアを開けたら、近所に見られたら誤解されるから、こっそりと捨てに行かなければならないような「厄介なゴミ」を渡してくる。


「アナタノ タメヲ オモッテ」




前回の続き。

言っておきますが、私はケンカしたり、怒ることはしません。

もー毎日毎日、漫才みたいなバカをやって、キャッキャと笑ったり笑わせたりするのが好きですから。

しかし、そんなノーテンキな私の心にでも地雷があるようで…。




「そんな!私たちは彼女のためを思って…」

「子供の事を考えるならば、自分で責任を取らせるのが『躾』ってもんでしょう」

「ですが、彼女は…」

「引きこもりの何がわるいんです?」

「…?」

「厚底サンダルを履いてよそ見か何かをして、それでカマ掘った。何の苦労もせず、親に買ってもらったクルマは100馬力。簡単に人を殺せるパワーだ。そんな恐ろしさも知らないで乗るのなら、家で引きこもってる方が世のため人のため、自分のためだ。損保やってんのに事故の怖さも知らないのか、アンタは」

「…実は、私はこういった事故の交渉は初めてでして…」

「何ぃーっ!?ならばなぜ出しゃばるんだ。慣れてないならマニュアルに従ってくれよ!」

「そうですね…。ところで、彼女はそんなカッコで運転してたんですか?」

「都合の悪いことは話さない。過失を認めている当事者の供述なんてそんなもんですよ。」




事故現場で少しは申し訳なさそうにしていたアイスクリーム娘。だから助手席のバカよりも多少はマトモであるということは何となく感じてました。

しかし、周囲のバカな保護者共のおかげでどんどん堕ちていくのを想像すると、この大人達に対して止めどなく怒りがこみ上げてきました。




「それに『友達』とかいっても、オレのクルマに『ぜんぜん平気じゃーん』とか笑って、マニキュアで尖った指をカリカリ突き立てる『しょーもないバカ』なんて、百害あって一利なしだ。現場は新宿方面の夕方。意志の弱い娘がその辺に夜な夜な通ってたらどんな風になるか想像できませんか。『友達』なんて建前で『アシ』にされてたり、飲酒運転もするかもしれない。家で引きこもっているほうが安全だ!」

「…」

「まぁ、それでヒドイ目にあうのも一つの経験ですが。」

「いや、それは…」

「与えすぎるのがいけないんじゃないですか。引きこもる場所、遊ぶカネ、免許、クルマ、困ったときの代理人。いい歳の娘が、何でもかんでも誰かにやってもらって、マトモに育つわけないだろ!」




このしょーもないダメ野郎の私が説教たれているのです。自己嫌悪。
しかし、『ハァハァそれはお気の毒でございますねぇ』と聞いていたら相手の要求を受け入れてしまうことになるので、言いたい事は徹底的に言うわけです。
しかし、相手は火に油を注ぐことばかり




「ですよね、私も、ちょっと過保護なのかなぁと思ってました」

「おい。ちょっとまて。あんた、自分のことはマトモだと思ってるのか?」

「え?」

「事故後の処理は保険会社がやる、それがルールだ。それを交渉経験もないのにアンタは出しゃばった。」

「ですが、それでは代理店の役割が…」

「普通にセンターで処理すればもうとっくに終わってる話だろ。100:0のオカマ事故だよ。過失割合の算定なんてないんだよ。アンタとババァがそっちの理屈で訳のわかんない失礼な事ばっかりすっから、オレがメチャメチャに腹を立ててコジれまくっているんだぞ!それで契約者が満足なんてするのか?自己満だ!」

「…」

「それに、社会人としてもズレてる」

「はい?」

「あんたのクルマ。なんだッ、あれは!」

「ああ、昔から好きでして…」

「クルマ趣味のことを聞いているんじゃない。謝罪する相手のトコに『ベンツ』で来るのが普通ですかって聞いているんだよ!」

「…」

「あんた、サラリーマンやってたんだろ?営業が何で乗りたくもないようなみすぼらしいライトバンで、安いドブネズミ色の背広を着るかわかってるだろ。」

「そうですね…」

「ベンツとはいえ、あれが型遅れの190、つまり普通のセダンだってのは私はわかるよ。だけど、普通の人からすればベンツだ。『シャチョーの乗るエラいクルマ』、『コワモテ』だ。そんなんで来られた相手がどう感じると思うんだ!」

「すみません…あれしかクルマがないもので…」




○○と言えば、××と言い訳が返ってくる。その言い訳は、常に自分の都合。
まただ!どうしてこの男は頭を使おうとしないんだ!常にオレを腹立たせるような事を言う!
そして、それに対していちいちムキになる大人げない自分にも気が狂いそうになります。




「電車やタクシーがあるでしょう。それがダルくてイヤなら、こっそり離れた駐車場に止めるとか、ずる賢くとも『相手と自分のため』を思ってそういう配慮をしますよ。」

「…ごもっともです」

「それに、そこは上座。」

「あっ、失礼しました」




「さて、事故の件ですが…毎日医者に診てもらい、補償を妨害した代理店のクレームを保険会社に叩き付けることも可能です。」

「…」

「しかし、とりあえずあなたはここに来た。だからそれは一応の誠意として受け取り、そういうことはしません。約束します。しかし、それはあなた自身が出しゃばって補償プロセスを混乱させたことの謝罪としてです。」

「はい!」

「ただ、娘さんとの事故は一切関係ない。彼女と両親の謝罪の気持ちは感じない。さっきの話ですが、私はあなたが彼女に同情を求めるような話をしてきたから、第三者として客観的に感想を述べたまでです。」

「わかりました。勉強になりました」

「勉強?ふざけんな!!あのねぇ、アンタは保険のプロで年上、オレはシロウトで年下。しっかりしてくれよ!このオレにとってどーでもいい無駄な時間、どうしてくれるんだ!」





いや、ホントに私はあんまりキレることなんてないんです。
周囲から年甲斐もなく…と言われるようなイタズラばっかりして笑っているようなダメなオッサンだと思います。

けれど、何かこういう善意とか誠意とか熱意とか情熱とか、いわゆる世間一般で『正しいこと、美しいこと』を、その奥にある本質を自分の脳みそをフル回転して理解するような努力をせず、ステレオタイプに「私は正しいことを一生懸命やってるんだ。いい人なんだ!頑張っているんだ!だから大変かも知れないが理解して!」と、難しい作業だけを人にぶん投げ、求めてきて、最後にちゃっかり自分の手柄にしようとするようなクソワガママな天然利己主義野郎(長いよ)には人一倍に腹が立つようです。

(アレ?仕事でもそういう鼻息の荒いヤツ、結構いたなぁ)



その年の暮れに、その代理店から年賀状が届きました。
私も当たり障りのない事を書いて返信しましたが、翌年は来ませんでした。
まぁ、世の中、そんなもんかもしれません。気にしません。

あれから8年。あのアイスクリーム娘も、女性として一番いい時期を迎えているはず。
水や肥料も与えすぎれば腐る。そんなことに負けないで、形はどうあれ自分の力で自分の幸せな人生感を掴んでいたら、それはそれで結果オーライだと思いますわ。



え?下心があったんじゃないかって?



ないない、ぼくはせいじつなだんなさまなのでおくさんいがいのじょせいはがんちゅうありません。




偉そうに言った私自身も何かをきっと間違えている。常日頃、自分に疑問を持たねばならず、何か自分に不満があるのならば、それは自分の行動の結果なのだと捕らえなければならない、そんな風に思った出来事でした。


(おわり)

ああ、私らしくない…
次からは普通のバカブログになりますんで。(陳謝)
Posted at 2007/02/24 01:12:50 | コメント(9) | トラックバック(0) | 事故紹介 | 日記
2007年02月22日 イイね!

アイスクリーム娘のヒップアタック(その4)

前回のつづき


「Yukiさんですか?」


珠のような雨滴を身にまとうベンツから、傘も差さずに降り立った大柄な男、年齢は40歳ぐらい。
私のNAを確認すると、一直線に近寄ってきて、そう言いました。


「…そうです。(ひーっ!恐ぇ!!!)

「お時間を取らせてすみませんね」

「まぁ、ここじゃなんですから、どこかに入りましょう」



夕方のファミレスに入ると、大柄な男は菓子折を差し出してきました。

大男はタオルで頭や顔をぬぐっています。その所作を見ると、どうもその筋の人間ではないようでした。しかし、相手がどんなバックボーンを持つ人間かはわかりません。

この話し合いの中でそれを探りつつ…ええい。どうして被害者のオレがそこまで神経を使わなくてはならないのだ。ヤクザやチンピラが何だというのだ。もう、難しいこと考えず、言うだけのこと言うしか無いな、こりゃ。と、腹をくくりました。

とりあえず、先方は私に対して全く配慮する気持ちはないのです。言葉遣いこそ丁寧ですが、つまりそれは「ポーズ」なわけで、ならばそれに「これはこれはご丁寧に」とペコる必要もありません。つーか、謝りながらナグってくるようで、逆にすんごいムカつく

しかしここは冷静に、こじれた経緯を確認しながら解決策を話し合うことにします。私もクレームを付けたくて呼んだのではなく、そこまで言うなら会って話した方が正々堂々としていていいだろうと思った事を伝えました。



実は親父に事前情報を仕入れていました。

「ああ、○○保険の、はいはい、何だ乗り合いか。それじゃーしょーがねーなー。」

「何だ『乗り合い』って」

「保険の代理店ってのはなー、他に中古車販売とか、不動産とか、いろいろやってるトコがある。それを業界では『乗り合い』っていうんだ」

「へぇ、つまり、何でもやってるから、よくわかってないと」

「そういう事だ。そういう乗合代理店に知識が不足してるのはしょうがないとして、保険会社自体、おかしなヤツはたくさんいる。最近流行の外資なんかもな、交渉術を知らない担当者は多い。相手がベテランだと過失割合でもやりこめられる。安いからって入っちゃうけどな。」




大男は、今回の事故はアイスクリーム娘の不注意であり、一方的に過失があることを認めました。そして彼女とその両親が、私に対してとても申し訳なく思っていることなどを話しました。その代理として自分がここに来てお詫びしているのだと。代表でもあるこの大男は、もともとサラリーマンで、親の隠居に伴って保険や不動産などを営む家業を継いで2年ほどである、ということなども聞きました。


「意地悪なことを聞きますが、当人達の謝罪の気持ちってのは、その2,000円ぐらいの菓子折なんですね。」

「そういうわけでは…」

「私はそこまで謝罪の気持ちがあるのなら、来てみなさいよと言ったんです。」

「ですので、私がここに来た次第です」

「その菓子折、誰が買ったんですか。」

「…」

「当事者達はここに来るつもりなんてないんでしょう。」

「…」

「そんなもんですよ。事故っても保険に任せておけばいい。そんな契約者はたくさんいます。別に不思議じゃありません。」


しばらくの沈黙の後、大男はまたあのアイスクリーム娘のことを話し始めました。
高校時代から引きこもりがちであったこと。短大入学を機に友達も少しづつできて、最近はやっと表に出るようになったこと。だから、この事故を機に、また引きこもってしまうことを皆が心配をしているのだというのです。

「で、私にどうしろと」

「いろいろご迷惑はおかけしましたが、そのような背景があるというのをご理解いただきたい。」


この図体の割に丁寧な大男が、顧客の家族を大切にしていることはよくわかりました。今時、そういう人は少ない。そういう気持ちは私もわかるし、大事にしなきゃならないと思うのです。
しかし…

『慈悲深い善人でいればヨイ』という考え方には賛同できないのです。あまり頭を使わずに、誰彼からも「いい人」と思われたい。偽善者ほど、自分のことを『偽善者』だとは夢にも思わないものです。

バカなことをやって誰かを笑わしてやろう、と決めてバカをやるのが大好きな私ですが、真剣に考えなければいけないステージで頭も使わずに真性のバカをやって

『私は正しいのだー、だから皆、私に従いなさーい』

などと善人ぶっている人間を見ると、モーレツに腹がたつのです。


ああ、もう。何でこんな役回りをしなきゃならないんだ!とヤケクソモードのスイッチが入りました。


「もういいよ。補償の事はセンターに話をする。ただ、そっちがそこまで私に理解を押しつけるなら、こっちも言わせてもらっていいでしょうか。お節介な第三者の意見としてですが」


「はい。何なりと」


あんたと、その両親が娘をダメにしている。」

(つづく)
Posted at 2007/02/22 04:32:19 | コメント(2) | トラックバック(0) | 事故紹介 | 日記
2007年02月21日 イイね!

アイスクリーム娘のヒップアタック(その3)

前回の続き

「大変申し訳ございません、社長の○△です」

「どうも。お宅の受付の女性、何ですかあれは?こっちの言うことを一切聞かない」

「すみません。ですが、彼女は彼女なりに仕事に対してマジメでして」

マジメな人がテレビ見ながら電話応対するものですかね。普通

「…すみません」

受付の礼儀知らずな更年期ババァとは打って変わり、超低姿勢の社長に少し驚きました。







この社長も『くせ者』でした。

「で、クルマの修理代及び、カメラの整備点検代、それから…」

「はい!カメラの点検代と慰謝料はお支払いできませんっ!」

「はぅぇ?」

「そこまでお客様にご負担はかけられません!」

「お客?迷惑?何のこと?????」

聞いてみると、この○△社長は加害者のギャルの親父さんとは何十年に及び家族ぐるみのつきあいがあるのだそうで。

で、アイスクリーム娘、実は少し前に引きこもりになり、その事でも相談事にも乗ってきたのだと。

クルマは、両親が娘に少しでも表に出て欲しいために買い与えたそうで、やっと友達とドライブに言くようになって笑顔が出てきたころに、私と事故をしてしまった。

この事故の件で、再び閉じこもってしまうかも知れない…という懸念があるのだという。

「社長、あなたとその両親はおかしい」

「どうしてですか」

「あなた達は加害者である娘のことばかりを考えているじゃないか」

「その何が悪いのですか」

「私にとっては関係のない話だ。被害者である私への保証はどうなる」

「それは…」

「アンタ、保険の仕組みってを知らないな。」

「いえ、知ってますとも。それは契約者を…」

「違う!被害者救済のためのものだ!」

「…」

その間、私は保険の流れについて確認しました。事故後は保険会社のセンターが執り行うわけで、代理店の人間が中間に入ること自体がおかしいのではないかと。

「しかし、それでは代理店としての役目が…」

「わかってないなぁ。アンタがゴチャゴチャやればやるほどこんがらがって、代車の費用も嵩んでいくんだぞ。誰の損失になる?」

「…」

「とにかく、誠意が微塵と感じられない。」

「いえ、誠意を持っているからこそ、こうやって電話しているわけでして」

「じゃぁ、こっちに来いよ。電話ならテレビ見ながらでもできるぞ。来ないなら来ないで、さっさとセンターに連絡してくれ。そっちで念入りに話す」

「わかりました。明日、そちらにお伺いします!」

「明日は仕事だーーーっ!こっちの都合も聞けーーーっ!」


後日、雨の降りしきる中、私は待ち合わせのコンビニの駐車場に来ていました。
こういうイジワルキャラみたいな役回りをやらねばならない自分にも嫌気がさします。しかし被害者はこっち。バカの言うことを聞いて無き寝入るわけにはいかないのです

タメイキをついていると、ワックスもバリッと効いた黒いセダンが少し離れたスペースに滑り込みました。

ベンツ

しかもエアロ付き。

へぇ、今時この型のベンツにこんなエアロ付けて乗ってるんだー、なんて見ていたらドアが開きました。傘も差さず、どすん、と降り立った大柄な背広の男

私の白いNAを見つけると、じっと目をこらしています。

うそーっ?

(つづく)
Posted at 2007/02/21 00:47:17 | コメント(4) | トラックバック(0) | 事故紹介 | 日記
2007年02月20日 イイね!

アイスクリーム娘のヒップアタック(その2)

前回の続き


「Ryuさん、カマ掘られました。」

「ああ、なら新品になるねー。この間の自爆は前だったけど中古部品だったから、今度も前ならよかったのにね。」

「前だったら掘られるんじゃなくって、掘る方ですよ。」

「そりゃそうだ。」

修理工場でそんな会話をしながら概算見積もりを聞いたら、30万円以内で直ってしまうとの事。念のため、Nikon F4とF-801も有楽町のサービスに持っていったがこちらも問題なし。

何だ、意外と安く済むなぁ。と思ったものの、相手の保険会社から電話が全くナッシング。しかし、代理店から電話がかかってきたとカミさんより連絡が。なので、折り返しかけてみたところ…



はい、もしもーし



あれ?どこのおばちゃんにかけてしまったのだろう?と、一瞬思いましたが、○○保険の代理店さんですか?と聞くと、ハイソウデス、と。なので、○月×日の事故の件で、と聞くと。

「あー、あー。あー。アレね。はいはいはいはい。じゃぁ、 は や く 、修理見積もりをFAXしてください」

はい?修理工場の電話番号を教えるから、そっちでやってくれ、と言うと。

だーかーらー。あなたが、修理工場からFAXをもらって、それを、こちらにFAXして、くださいねー。」

仕事中でできない。というと、そんなのは知らない、さっさとヤレという。

「そういう決まりになってるんです。ウチじゃやらないんです!」

猛烈に威圧的な口調である。

その電話口の向こうでは、昼のワイドショーの雑音が聞こえた。ばばぁも何かせんべいのようなモノを喰っているようだ。



キレない方がおかしいですよ



「おい!アンタなぁ、仕事の電話してんだろ?」

「…そうですよ。」

「お宅の会社じゃ、テレビ見てセンベイかじりながら電話応対するのか?」

「…」

「   ビ を  せ  コラーーーーーーッッッ!

「…」

少し雑音が静かになりました。

「ボリュームを絞るんじゃなく、『消せ』っつってんだよ!」

こっちは大ボリュームです。

「大変申し訳ありませんでした。でも、手続きはそういう決まりなんです。」

「あのなぁ、コッチは過失割合0なんだぞ。アンタ、被害者に向かってその口のきき方は何だ?ええっ?」

「…申し訳ございませんでした。ですが…」

「わかったわかった。アンタじゃ話にならない。他の人と替われ」

「社長は外出中です。」

「いつ戻る。」

「夜です。」

「なら夜かける。」

「私が責任持って対応しますのでぇ…」

「被害者の当人であるオレが『アンタと話をしたくない』って言ってんだよ!」

電話機が壊れるっつーほど、受話器を叩き付けました。

そして夜。その代理店の社長より電話がかかってきましたが…

(つづく)

Posted at 2007/02/20 02:08:12 | コメント(3) | トラックバック(0) | 事故紹介 | 日記

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