
みんカラに集まる野郎共で、嫌いな人はあまりいないと思いますが、この2つの好みは共通するんじゃないか、なんてフと思いました。
助手席に座る女性というのは、そのクルマと違和感なくマッチしているような気がするからですが、私の実家がヤンキー生息地帯だったため、毒虫色のビッグセダンに、やはり毒のありそうなオネイが乗っていたケースが多かったからでしょうか。
銀座界隈で見かける美しいメルッツェデッツやジュワアグワァの座席には、この不況下にも関わらず、湯水のようにお金を使えるマダム達が乗っているわけで、これは「妖艶なジャグワァ」と「妖怪なブァバァア」の言葉は似てても見た目は全然似てないのは別として「優雅」という点では共通していないでもなくもないようでないです。
しかし、これはそのクルマのせいではなく、オーナーの使い方、思われ方によるところと信じたいものです。同じ車種であっても、オーナーが心底大切にしていクルマの横には、相応に愛された女性が乗り、税金対策とゴルフ場とお隣の見栄対策で買ったようなクルマの横には、打算的に仕留められた老獪な妖怪が乗っているのだと勝手に決めつけます。
まだ二十歳ソコソコで、高級クラブのホステス風な女性がベンツのEクラスに初心者マークを貼って運転しているのを見ると、ついつい横付けして「そのベンツは何チョメチョメで買ってもらったのだ?」と聞きたくなる私は卑猥な負け組のオッサンですが。
しかしまぁ、街をカッポする最近の女性を見ていると、日本人のDNAは突然変異をしてしまったのだろうかと思うほど素晴らしいスタイルになりました。私はこれを自動車に置き換え、ひとつの仮説を立ててみました。これは一つの試みであって、決してエロスなオヤジの妄想ではないと言い訳しつつ。
●●●は「クルマ」、「オンナ」のどちらが正解でしょうか?
現代の日本●●●は、一昔前とは比べものにならないほど魅力的なボディ・デザインを持つまでになった。古い時代の●●●は、欧州●●●と比べると地味で、北米●●●のようなグラマラスさなど微塵もなかったのだが、現代はシルエットだけでは日本●●●と判別できないほどになったと言っても過言ではない。
これは日本が第二次世界大戦に破れた後、焦土から復興への目標を欧米先進国に設定したことに起因しているのだろう。目標はやがて憧れとなり、輸入される様々な欧米文化を取り入れ、戦前の日本的美しさを古いと否定するようになった。これらが急激に進んだ原因は、復興から高度経済成長期、そして現代に至るまでに●●●の力は社会に欠かせないものになったからだ。その反面、過去にはなかったような●●●による社会問題も増えつつあるのだが。
すっかり日本●●●は過去を捨て去り、欧米のデザインやスタイルを取り入れたものが主流となった。しかし、この多くは見かけ倒しであったりする。外見をいくら似せたとしても、中身は日本●●●なので、長年の伝統や歴史に育まれた欧米の気品などは存在しない。初めて街中で見た姿に心奪われたとしても、手にした瞬間にゲンメツしてしまう日本●●●は少なくはないのだ。また、無理をして欧米風にしているため、短期間のうちに魅力は色あせ、古臭くなってしまうケースも多い。そのため日本●●●は5年で飽きられてしまうのだが、企業としてみればこれは願ったりかなったりなのだ。古くなった日本●●●は最新のモードを取り入れたイメージチェンジを繰り返して、回転させてゆけば企業の収益は増えるのである。例え古くなった日本●●●であっても、修復業者の手にかかれば再び美しさを取り戻すことができる。現代の修復技術は驚くほど高く、様々なカスタマイズによってプレミアムすら付くケースもある。しかし、悪質な修復業者の場合は数年後に取り返しのつかないことにもなるのだが。
こうもなってしまうと、昭和や平成初期の日本●●●を懐かしく感じる。確かに、欧米●●●のような華やかさはないものの、中には欧米には存在しない日本的なすばらしさを持つ●●●も存在した。地味で小柄で華奢ではあるが、繊細な美しさと健気さ、そして忍耐強さ、力を内に秘めていた。もともとこのような先祖のDNAを受け継いでいるのだから、再び日本的な●●●への回帰を期待したい。欧米で過去の日本●●●は、日本での評価とは逆に神秘的とすら言われていたのだから。
新聞のチラシにある「何キロ痩せた」とかの広告で、比較写真なんかが載ってますが、これを見ると板金屋の広告や、アフターパーツメーカーの比較広告などを連想します。日本じゃゲーノー会以外はまだまだ倫理の壁にブチ当たっているようですが、お隣の国では改造公認が当たり前だそうですね。
最後に私は以前、同僚の女性に「君はクルマに例えるとポルシェだネ」と言った事があります。
非常に喜び、どうしてかと聞くので、シマッタと思いつつも「キリン」という硬派二輪車漫画におけるポルシェの呼び名からインスパイアしたのだと、正直かつあいまいに答えました。
それから数日間は何もなかったのですが、そんな出来事もすっかり忘れたある日の朝、出くわした瞬間に中段蹴りをもらい悶絶したのですが。
ちなみに、キリンでのポルシェの呼び名がわからない人はググってください。(笑)
クルマもオンナも、尻に見とれてしまうオトコが多いなと思うのは気のせいでしょうか?フロントマスクは顔、フェンダーは胸、ボディのくびれはウエスト、ホイールとタイヤは足ってトコでしょう。
今はデカチチアイドルが売れているので、寄せようが上げようがのオーバーフェンダーのクルマを作ったらバカ売れするかもしれません。
Posted at 2005/06/01 01:48:26 | |
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たのしいじだうしゃ | 日記