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2005年05月08日 イイね!

さよなら、そしておつかれさま。NBロドスタ

さよなら、そしておつかれさま。NBロドスタ以前、仕事でロドスタの絵を描いたことがあるのを思い出した。

当然、デビューして間もないNBを依頼されたのだけど、丸くて愛嬌のあるNAと比べると、男っぽく肩が張ったようなNBには違和感を感じ、入れ込むことができずに苦労した覚えがある。
また、当時はNAが火付けとなり、国内外で次々とオープンカーがデビューしていた。その中にあっては、あまりにもNBは地味にも見えてしまっていた。
また、末期の頃にはテコ入れのためか、ドキッとするようなモデルも出た。もう私の知っているロドスタは死んだ、そう決めつけてしまっていた。

そして少し前、ついにフルモデルチェンジするという噂を聞き、多分、今風のマツダデザインになるんだろうなって、冷めた予感をしていた。

私は個人的に今のマツダのデザインは、あまり好みではない。けれど、商売として考えるならば、今のマツダのデザインは妥当というか、正解だと思う。(そして大正解なデザインをやっているのはニッサンだと思う。好き嫌いは別として)

これは私の勝手な推測だけれども、5年10万キロっていう製品寿命はメカニズムや素材だけでなく、デザインにまで及んできた気がする。それ以下でもそれ以上でもいけない。これは日本車だけでなく、かなり高級な外車までに適用されていると感じてしまう。
何年経っても色あせないクルマを作ることは、マニアな一部ユーザーと中古屋には嬉しくても、メーカーには自滅行為だということを、身をもって経験したマツダやニッサンだけでなく、その他のメーカーも知っているのではないだろうか。

もう一つ、頭に浮かんだこととして、マツダはアテンザやアクセラなど、改名によってイメージアップに成功している。先代に当たるモデルは、モノ自体は競合他車と比較しても良かったものの、名前の持つ印象が足かせになっていた。(マツダは主力の2車種を改名して大失敗した過去があったので、もう一度よくやる気になったなぁと思ったが、この辺を事前に段階を経て変えてゆくトヨタは上手い。しかし、マツダにはその時間的猶予がないか、旧名の引きずるものが相当なものだったのか…)これらは不幸な先代から受け継いだ、モデルとしての魅力を蘇らせることには成功した。

反対に、末尾ナンバーが1個しか違わないRX-8がある。
こちらの場合は、他社のモンスターマシンと張り合ったRX-7とはちょっと方向性も異なり、新しい発想のスポーツカーとなって登場している。
(FC・FDの高橋兄弟に実は3男がいたとしたらエイトに乗るんだろうか。実はオヤジがRX-3、ジジイがファミリアロータリーに乗ってスカGを追っかけ回していたなんてのはあっても良さそうな話だが)

新しいロードスターの場合は、この二つの例にあてはまらないと予感した。マツダのラインナップを見ると、カペラ、ファミリアという基幹モデル無き後は、ボンゴ、MPVと並ぶ古株となってしまったが、明確なコンセプトと、誰でも知っている名前の結びつきは強いので、これらを大きく変える必要はない。
ロードスターの後継が「ユーロスター」とか「道路スター」「ロードマン(懐かしい)」「ロード・オブ・ザ・スター/屋根無し王の帰還」だったら、全くベクトルの違うモデルの可能性もあるが、同時にロードスターの栄光の歴史に幕を引くことにもなりかねない。

この難しい課題に対し、マツダはどういった答えを出してくるのだろうと考えているうちに、ネットで写真も公開された。
一見すると、新型はエンジンも含めてフルモデルチェンジしたものの、外観の雰囲気からは、初代から一貫して持ち続けてきたポリシーを大きく変えることなく持ち続けていると感じた。カペラ→アテンザ以上のインパクトを持ち、RX-8のような「これでもか、これでもか」感はない。誇張したり、背伸びをせずに、どんなスタイルの人にでも受け入れられる間口の広さ、一番ロドスタらしい部分がある。

欲を言えばもう少しハッピースマイル、有機的な顔つきが欲しかったけれど、メカメカしいか、可愛い系キャラかという、まるで男女別のグリコのおまけみたいに相反する現代のデザインの流れの中で、この辺をキレイにまとめたなぁ、と私は感心する。売れるかどうかは別として、ロドスタのコンセプトを受け継いでくれたことには胸をなで下ろすと同時に嬉しく思う。

新型が出てくれば、NAほどのインパクトを出すことのできなかったNBは、偉大な功績を残したNAとの間に板挟みとなって、余計に影が薄くなるのかもしれないけれど、2代目が踏ん張って看板を守っていなかったら、3代目は生まれてこなかった。そう考えると、NBはロードスターというブランドを消滅させることなく、守り続けてきた功労者に思えてくる。

とにもかくにも、ありがとう、さよなら、そしておつかれさま、NBロドスタ。

そういや、2代目はクリスチャンって映画あったなぁ。志保美悦子って、今はどうしているんだろう。まあいいか。
Posted at 2005/05/09 04:53:47 | コメント(2) | トラックバック(1) | たのしいじだうしゃ | 日記
2005年05月07日 イイね!

F1人気を上げるための秘策【バカ話】

そろそろGWも終わり。
何だか慌ただしく、休みって感じじゃなかったなぁ(哀)

そんな中途半端な通常のお仕事日、事務所のベランダで同僚とバカ話。

【Y=私 H=同僚】

Y「いやー、F1サンマリノGPスゴかったねー」

H「そうなんですか?全然見てません」

Y「アゴキングがバトンを抜いた時は、鳥肌立った」

H「へー。そういや、BARが大変なことになってるらしいですね」

Y「まぁ、昔からレースの世界じゃ、レギュレーションの盲点をつくようなことはよくあることなんだけどね」

H「WRCのトヨタなんかでも、リストラターが外れるようになったりと、結構巧妙なやり方ですよね」

Y「タービンの排気側がワザと壊れるようにとかもあったけど、ああいうコソクなのが日本人のなせるワザだな。5年でボロくなる市販車にフィードバックされとる」

H「けど、スポーツカー・スーパーカーってのは、子供に夢を与えなきゃ。ズルはいけないですよ」

Y「確かにねぇ。そうしないと人気も出ないような。じゃあ、いっちょ2人で、F1を盛り上げるための秘策を考えてみんベェか?」

H「仕事しなくていいんですか」

Y「今はこっちの方が大事だ」

こんな流れでお馬鹿な二人が考えたF1の人気を上げるための秘策を考えた。ちなみに午後イチなのでノーマルアスピレーション。つまり酒ターボは効いてません。

H「あのマクラーレンのツノ、あれは何ですか」

Y「ああ、あれはね、バイキングのヘルメットみたいなもんだよ。怖くて強そうに見せて、なんとなく抜きづらくなるような…」

H「ああいうのが、子供にウケるんですよ。ゆきぞうさんも、ユーノスのグリルに付けた方がいいですよ。水牛の角とか」

Y「オートバックスで売っていたら付けてもイイよ。しかし、F1に興味のないチミが興味を示すのだから、ある意味効果的かもしれないね。ああいう見た目的なもんは」

H「意味のないリトラクタブルライトとか、20センチくらいのガルウィングも欲しいですね。」

Y「それから、ハンドルのロックトゥロックも左右で20回転以上、ワケのわからんボタンやレバーも欲しいな」

H「インパネは昔のコンピュータみたいに、テープが回ってたり、マス目がピポパポと目まぐるしく変わるのもいいですね」

Y「…それは子供にわからん」

H「じゃあ、いっそのこと、ガンダムにタイアップしてもらいましょう。今は親子で楽しんでいるそうだから」

Y「最初のヤツしか知らないが、具体的にはどうすんの」

H「まず、赤いヤツには例のヘルメット被ってもらいます。あ、マシンには当然ツノとかパイプつけますよ」

Y「青いヤツには立派なヒゲだな。触れると電気が流れるとか」

H「白いのに乗る日本人には、もう少し暗い印象で、時々反抗して監督から殴られたりするんです」

Y「タクマも大変だなぁ…レギュレーションで、各チームは名台詞を10回以上喋らないと失格にしよう」

H「そんなの当たり前っすよ。それから効果音も入れたいですね。燃料給油中には、ガンダムの起動音を」

Y「あの、ウヨンウヨンウヨンウヨン…てやつか。紫色で3台体制のチームも欲しいなぁ」

H「緑のジャガーに復帰してもらって、普通のクルマの5倍くらいのヤツも出します。幅広で抜けず、最後はBARが飛び越えてゆくっていうシナリオ付きです」

Y「ヤラセかい!ズルはいかんのじゃないのかい!」

H「人気のためならズルもアリです。しかしこれ、ウケますかねぇ」

Y「とうとう本音がでたな。が、ヘタしたら日本人が思っている以上にウケるかもね。MIT卒の技士が、ガンダムのために日本語OS勉強したり、あっちじゃotaku=Meisterって意味らしいから」

H「kimosu=gentlemenと勘違いされてる可能性もありますね」

Y「だとしたら、小5の娘に言われていることも気にならないだろ」

H「余計なお世話です。ブちますよ。ところで、ガンダムでは何が好きでした?」

Y「ギャン」

H「何でまた?ボクは普通にグフでしたけど」

Y「あの卑怯極まりないとこがよかった」

H「…歪んだ少年時代だったんですね」

Y「やかましい」
Posted at 2005/05/07 07:24:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | たのしいじだうしゃ | 日記
2005年05月06日 イイね!

オークション、好きです。

前日のブログ、何だかブルーな感じになっちゃいましたので、今回はいつも通りに笑っていただきます。

多くの人が利用しているネットオークション。
私もコツコツセコセコと利用し、カミさんにバレいや無用の心配ストレスを与えないように、当然届け先は仕事場指定でやってます。

ところがギッチョン、彼女の方は、この思慮深い夫に対して配慮がないというか、イジメなのでしょうね。「私しか家にいない時間指定」で、着払いのクロネコマンを差し向けたりする時もあります。

こっちはこっちで、仕事場から

「いや~、仕事先でもらっちゃってさ~」

と、怪しい部品を脇に抱えて、視線の定まらない目でウソ(と言う名の優しさ)ブッこいているので、文句は言えません。

「何だこりゃ?送料、手数料含めりゃ、フツーに買った方が安いじゃんよ~」

彼女の一般的な印象「ダマされやすいお人好し」というのは、実はウソで、本当は映画「ユージアル・サスペクツ」並にダマされているのは私の方かもしれないと、これを書きながら本気で思い始めてきましたよ。ええ。

…今度、生命保険の額とかを確かめてみよう。

そんな入札者だけでなく、夫婦間でも心理戦の展開する我が家の「オークション」ですが、幸いな事に私が取引した多くの方々は親切で、一般庶民には理性・知性が宿っているのを感じ取ることができます。
(友達はまんまと10万近くダマされましたが、「日頃の行いだよ」と電話を切ったその日にレッカーされました)

そして、最近知人から教わった、ある出品者には、理性・知性はどうかともかく、抱腹絶倒のユーモアが宿っており、落札するしないに関係なく、多くのファンがいるようです。

私は彼の出品物の「撮影と解説の工夫」、「日々更新されるQ&A(落札されず、再出品でクリアされてしまうのが惜しいですが)」には、呼吸困難になるほど笑ってしまいました。

オークション情報を出すといろいろ問題があるかもしれないので、検索キーワードをここに書きます。

「4AG AE86」

これでヒットしたものを一括画像表示すると、おやおや、奇怪な写真がいくつか見つかるはずです。
IDは一つではないようですが、どちらもいくつか出品されているようで、一見の価値ありです。

ちなみに、出品者は私ではありません(笑)

あれれ、もうこんな時間。
結局寝ないで仕事かい…(タメイキ)
Posted at 2005/05/06 06:22:23 | コメント(1) | トラックバック(1) | たのしいじだうしゃ | 日記
2005年05月04日 イイね!

いたずら好きのクルマとそのオーナーとその女房

GWの前半がイレギュラーの仕事漬けでした。
その間、私は神奈川の右下の半島にある自分の実家に妻子を預けていましたので、本日はソレ(物かい!)を回収しに行きました。

このところ昼夜逆転の生活だったため、日中の暑さに驚き、慌ててエアコンを20度のメモリに合わせてスイッチオン。

ブホォ~ッ!!と出ました熱風が。
思わずのけぞる私。

昨年から出始めたこの症状、エアコンアンプだと思うのですが、直さねばならぬと思いつつも、イグニッションを入れ直したりすると収まったりするので放置状態。
3回ほどで冷風が出始めましたが、お茶目な我が500はやっぱり時々「冷えすぎは体に悪いでェ」とばかりに熱風を浴びせたりするのです。

帰りは2歳半と2ヶ月の乳幼児を搬送するので、シャレにならんぞカンベンしてくれとお願いしても、やっぱり「甘やかしたらアカンでェ」でした。

クルマはオーナーに似ると言いますが、私もこういう寸止めのジョークが好きだったりします。

真夏に汗だくで訪れた友人に、「麦茶風・薄めた醤油水」や「アイスコーヒー・塩味」をもてなしたり(雑巾は用意しておきます)、上司の女性のカバンの底に「飢えてます!オトコ募集中!」と書いた紙を貼って、まんまと電車で前の席に座った乗客から笑わせるなんてことが好きなわけです。(翌日、背中に「ホモです。突いてください」の張り紙の逆襲を受けた)

話は脱線しました。睡眠不足でハイテンションのなせるワザ。
いたずら好きの我が500の話の戻ります。

こんなクルマならば、普通の奥様は「こんなポンコツ売っぱらって、愛知の3列シート買えや!」と言うところですが、私と生涯連れ添うことを承諾した物好きですから、

「愛嬌があっていいわねー」

と笑うのです。出来た女房なのか、ズレた女房なのか。

この女、平気でMTや4トン車にも乗るクセに運転はヘタ、どのタイヤが回っているか知らないほどのメカ音痴ですが、不思議とぶつけないのがシャクに触ったりします。

私がクルマに関するウンチクをSBI・北尾氏調で説明した翌日、こすって帰ってきたりすると

「まぁ、そういうこともあるよねー」

と慰めるので、私はシッコをもらした5歳児みたいにイジけてしまうのです。






Posted at 2005/05/05 06:22:58 | コメント(2) | トラックバック(0) | たのしいじだうしゃ | 日記
2005年05月03日 イイね!

乗り換え・500までの道のり

乗り換え・500までの道のり明日は妻子が帰ってくるので、ゆっくり日記を書けるのは今日までかなぁ…

カミさんもロドスタを可愛がるようになったある日、ニヤニヤしながら彼女が言った。

「お腹に何かいるって」

サナダムシとかの寄生虫かい?と聞いたら怒られた。

周囲からもクルマはどうするのと聞かれ、移動の際は妻子がロドスタに、私がバイク。しばらくはそれでいいと思った。

ところが、ロドスタの助手席にチャイルドシートを装着すると、左視界がほとんどない。背の低いカミさんではさらにきつい。他にクルマを買うことも考えたけれど、維持費と使用頻度を考えると現実的じゃない。仕方なく、ロドスタは手放すことにした。

問題は次のクルマ。
ロドスタ以外のクルマなんてどうでもいいやー、と投げやりになりそうにはなった。
けれど、妥協やお金で手にしたものは飽きるが、惚れ込んで買えば長く好きでいられる性格なので、ここはマジメに考えた方がいい。

トランポならバイクも積めるけれど、使用頻度や安全面を周囲から指摘された。流行のミニバンは、便利だけど好きになれそうもない。「ウン、やっぱりクルマの基本はセダンでしょ」と勝手に思い、自分の希望する条件を出し、それを満たすセダンを見つけることに。

150万円以下、走行3万キロ以内、高年式、5人乗り4枚ドア、大体5ナンバーサイズ、上質な作り、信頼性、パッと見で好きか嫌いか、などなど。

当てはまったのはトヨタ・プログレ。
私にとって、トヨタは「嫌いだけど認めざるを得ないメーカー」だった。トヨタを買うことは、マニア趣味的な要素を捨てるだと思っていたけど、プログレは反則デザインの外観がトヨタらしくなくていい。コンセプトである「小さな高級車」の小さいことがたたって市場価格は低いけど、新車価格やセグメントからも、品質は相当高いはず。FR・6気筒っていうのもポイントが高い。

トヨタと言えば、代車で91年式のカムリを借りたことがある。ドベーンとしたフェイス、5ナンバーギリギリの長細い車体。走行10万キロ。「まさかコレ!?うそー!ヒドい!」と言うほどガッカリしたけど、使ってみると装備充実・広くて快適。最後の方には結構好きになっていた。市場価値ゼロ以下。でも、世話になったカムリを最後の日に洗車した。この個体にとっては最後の洗車だったかもしれない。

そんなカムリを思い出し、92年の自動車カタログを引っ張り出してみたら、Eunos500を見つけた。発売当時、名前は知っていたけど、見た目やペットネームの無いことから、「欧州テイストの変なクルマ」という印象しかない。が、こうして久々に見るとカッコイイ。コンセプトはプログレと同じ「小さな高級車」。しかし、中古市場の異常な安さは気になった。それとFF。当時、バイク乗りの私は、前輪が全ての仕事をこなし、後輪は引きずっているだけのFFは、何とも好きにはなれなかった。

とりあえず実車を見てみようとショップに行く。プログレは予想以上のいいクルマで、内装などケチっているような所が見られない。それと比べれば500は当然劣るものの、外観の雰囲気はただならぬものがあった。国籍不明、何か異様なオーラすらある。何だろう?また、低いノーズにV6がギチギチに収まっているのに驚いた。他にMS-8や800も気になったけれど、ロドスタからの乗り換えだったため、こちらは実際以上に大きく感じた。

最終的に、プログレは150万円以内、500は40万円以上っていうのを条件に探したところ、県内で1.8のMTを見つけた。驚くことに、2万キロ以内のワンオーナー。そこが引っかかった。

現物をチェック。ペダル、ストライカー、ヒンジ類などのヤレ具合からも、走行距離に偽りはなさそう。記録簿や全体の雰囲気からは、前のオーナーはATが苦手な年配の方、自分でクルマを弄ることは、きちんとディーラーに整備を出していたが、だんだんと乗る機会がなくなったので売り払った。(ここが怖いけど…)そんな推測をした。

以前、中古のNiKon・F4を買う時、人気のあるF4Sを買わず、プレーンなF4を選んだことがある。F4Sは電池パックが付いており、プロなどハードユーザーに酷使されるケースもあるので、あえてF4Sと同価格で「使いこなせなくて売った」ようなF4にした。この500も同様の感じで、市場価格よりも若干高いプライスが付いていた。

トヨタ高級セグメントの品質と直6・FRのプログレか、言葉にできない雰囲気と希少MTの500か。
悩んでいる時に、ネットで500のオーナーズクラブの存在を知った。当時の欧州ではデザインがとても評価されたクルマだったらしい。あのオーラはそれだったのだろうか。

結局、500を選んだ理由は、テンハチのV6・MTなんてこの先乗れないことや、あの何とも言い表せないオーラが決め手になった。丸くてヌメっとしたセダンは好きではないはずなのに、何か「イイ!」と感じてしまっていた。

市場価格の高い低いにかかわらず、製品には開発者の執念がにじみ出る。私はこういう製品がたまらなく好きだ。操作したり、磨いたり、いじったりする時、当時開発に携わった人たちの指先の動きをトレースできる。妥協せず、何度も何度も試行錯誤して決めたカタチ。これを自分の手先で感じながら、様々な想像を働かせてしまう私は、やっぱり少しおかしいのかもしれない。高価なブランド物よりも、100円で売られていたモノを30分以上も眺めて感心する時もある。

私は駐車場から離れる際、必ず一度だけ振り返る。恋人と別れたあと、もう一度お互いに振り返ってサヨナラするような、そういうロマンチックな感じで。
※電気の点きっぱなしや窓の開きっぱなしを再確認するっていう、ロマン台無しの現実的要素もある(笑)

納車して最初の日も振り返った。当然、そこにあるのはロドスタではななく500。けれど、同じユーノス・デザインで、同色でパールの入ったボディは、今までと同じ恋人が、今日はちょっと大人びたスタイルでたたずんでいた、そんな感じにホッとし、嬉しくなった。

なんか「チラシの裏に書いてろ」的になっちゃいましたね。
すみません。
Posted at 2005/05/04 07:03:31 | コメント(4) | トラックバック(0) | たのしいじだうしゃ | 日記

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