2005年07月28日
週の初めっから、ある社長さんから怒られました。
こちらに全く非がないわけじゃないのですが、あちらが怒っている内容は姑が嫁をイビるような些細なことです。
一体何をイライラしてるんだと思ったのですが、しばらくして気が付きました。月末は支払いが多いのです。
私は理屈の通じないヒステリーってのがヒジョーに苦手です。
オトナであれば、お互いの立場を考えて決着をつけられます。(ユルくとも)ヤングであれば、土手で喧嘩した後、熱い情熱でガッチリ握手もできるもんです。
昔、被害妄想爆発でヒステリックな知人がいたのですが、無謀な借金や、給与の査定額まで私の責任にしないと気が済まなくなり、あげくの果ては彼女まで譲って欲しいようなことを言い出したので、人としての付き合いをやめました。
しかし、機嫌のいい時はホントに明るく楽しいヤツでした。自分の気持ちに正直で、純粋でガラスのように弱いからこそ、胸くそ悪い時には表にガーッと出しちゃうようで、精神を守るためのブローオフバルブがないと壊れてしまうのかもしれません。
このヒス持ちな知人との関係をどうにかしなければと思い、その時に何かの本で、鳩は優劣で4階級の身分があり、強い鳩は身分の低い鳩を突っつきますが、一番弱いヤツは地面を突っつくのだというのを読んだことを思い出しました。
エネルギー普遍の法則同様、ストレスってのはお金みたいに世の中をグルグル回ってるのかもしれませんね。カネはみんな欲しがりますので奪い合いですが、ストレスは押し付け合いです。
人間でのケースであるならば…
セージ家(外国からカネをよこせとイジメられる)
↓
官僚(どうにかしてカネを作れとイジメられる)
↓
社長(増税で冷え込んだ景気にイジメられる)
↓
部長(どーにかしろ!とイジメられる)
↓
課長(能ナシめ!とイジメられる)
↓
係長(給料ドロボウ!とイジメられる)
↓
主任(辞めちまえ!とイジメられる)
人材派遣会社のCMで似たようなのがありましたが、きっとこの先もあるのでしょう。
↓
主任の奥さん(子供の教育がなってないとイジメられる)
↓
子供(勉強しろとイジメられる)
↓
その弟(ゲームが下手だとイジメられる)
↓
弟の級友(ムカツクのでイジメられる)
↓
親ネコ(ムシャクシャしてイジメられる)
↓
子ネコ(イジメられることなく乳をもらう)
この場合、一番リッパなのは、人間様の世界で生じたストレスを一身に受け止め、愛に昇華した親ネコだったりします。イスカンダルから輸入したコスモクリーナーも真っ青です。
(親ネコはネズミをなぶり殺しているかもしれませんが、そうだとしたら、ネズミが電線をかじるのは人間の自業自得ということに)
子は親の姿を見て育ちますので、将来自分が親になっても、やはり親と同じ行動をするのでしょう。
人間様の場合、虐待の輪廻などという社会問題があるので、知能と理性で負けるはずのない畜生ごときに負けとるのですね。トホホ。
かくいう私も、ストレスを自分の中で昇華できる器の大きさがあればいいのですが、まだまだ未熟者のためか、慈愛に満ちた親ネコほどの能力はありません。
なので、ヒステリックなストレス・サーブが飛んでくると、レシーブエースを心がけているのですが、社会ではそういうワケにはいかない場合は多々あります。が、家で発散すると、メシが用意されなくなったり、保険金の掛け金が上げられたり、将来オムツを替えてくれなくなったりするかもしれませんので、ストレス・タンクに貯めるのです。
貯め込んだタンクが満タンになると、早朝の山道やクローズド・コースに持参し、ガソリンとタイヤのカスと、少量の尿と共にブチ撒けてしてしまうのですが、結局は環境破壊になってしまうのですね。あうあう。
Posted at 2005/07/29 01:16:59 | |
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低性能CPUで考える | 日記