
コダイちゃんから聞かれた「ゆきぞう」の意味。
写真のヤツが「ゆきぞう」です。
えーと、これ
「グリーンイグアナ」というヤツです。
ホラ、時々脱走してワイドショーで話題になるヤツ。
まだ、子供が産まれる前に、ペットショップで買ってきたのです。
2000円で。
何でトカゲかっていうと、鳴かないし、糞も臭わないので好都合だったんですね。集合住宅では。
当然、
カミサンは悲鳴を上げましたが、最後は可愛がってました。
で、名前を付けたんですけど、
私の名前から一字取って「ゆきぞう」(笑)
買ってきた時は、体長15センチくらい。頭の大きさは人差し指くらいでしたが、
半年で全長1メートル20センチ位になりました。
で、1年ほどで「ゆきぞう」が死んでしまったので、
結局
「ゆきのじょう」「ゆきたろう」「ゆきまる」と3匹まとめて飼いました。
一匹850円で.
売れなきゃ処分するというので、可哀想になったのです。
ほとんどの人が
キモイとか
恐いとか言いますが、グリーンイグアナは臆病な草食動物なので、自分から襲ってくることはまずありません。(シツコク追い回すと
パニックになってしっぽのムチが飛んで来ますが)肌もジーンズみたいに
サラサラして
臭いもありません。
出身地は南米大陸で、あちらでは
日本のニワトリ同様に食べられており、それよりも淡泊で上品な味だそうです。
この方の手にかかれば、結構オイシイ料理になるかも。
日本には2種類入ってきており、鼻先に
角の付いたヤツ、無いヤツがあります。
ほぼ緑ですが、出身地によって
赤みがかっていたり、青かったりと個体差があります。性別は途中で変わったりします。
さて、たかがトカゲと思うでしょうけれど、実は
ハ虫類の脳は哺乳類のソレとは構造が違っているため、ビックリするほど賢いのです。
信じられないかもしれませんが、
人の顔を判別し、慣れてくると
食事をねだったり、風呂に入りたくなると自分で風呂場まで行きます。
トイレもしっかり覚え、ドアというものを認識して開けることもできるため、犬猫並の知能があるとも言われています。
食べ物は小松菜やチンゲン菜が主食。
ペットショップではキャベツやレタスをあげてますが、これは
通風やくる病にもなるので、ダメなのです。
弱点は紫外線不足と温度低下によるもので、ウチのも5年ほどで全員お亡くなくなりになりました。
寿命は確認されているもので35年が最長ですが、
それ以上も充分あり得ることで、
放し飼いで育てればいくらでも大きくなるのだそうです。(ウチのも水槽から出した途端に大きくなり始めましたので、体の成長を環境に応じて調整することができるのかも)
日本じゃ、イグアナなどの
ハ虫類はキモいペットとして思われますが、
ドイツなんかでは人気だそうで、ペットというより「コンパニオン・アニマル」という概念なのだそうで。
ハ虫類は哺乳類のように人間に慣れてもじゃれてくる事はないため、
孤高な野生と生活を共にするという、いかにも
ドイツ人らしい考え方ではありますので、
ドイツ車に乗っている人や、
買った人は明日にでもイグアナを飼ってみましょう。
この人とかもハマりそうな感じがします。
便利だったのは、
彼らは半月位なら飲まず食わずでも平気なので、
10日の長期旅行にもホッタラカシで行くことができ、なおかつ
空き巣対策にもなるってことでした。
なので、会社で長期間会社で生活する
この人や、日本中を旅する
この人にもオススメできます。
この人や
この人にすすめると、表参道を散歩させてみたり、皮を剥がれてシフトブーツにされるやもしれませぬ。(笑)
Posted at 2006/02/18 03:47:22 | |
トラックバック(0) | 日記