
今日、歩いていたら自転車
(やはりオバちゃん)にカマ掘られました。(痛)
とことんついてませんけど、ここまでついてないと、何だか面白くなってしまうのは、僕が真性のMだっちゅうことでしょうか。
「だっちゅうの」ってあったなぁ。(遠い目)
さて!
いろいろあったが、このミッションクリティカルな時代、いつまでも落ち込んではいられないだろう。
もう、500は入院したので、ここはUBPM
(urtra baka positive mode)で代車生活を楽しもうではないか諸君!
おお!オラ、何だかすっげぇワクワクしてきたぞ!
カローラでもマーチでも(商用車でもKaでも)何でも来いやぁぁ!
と、思っていたのに、やってきたのは…
娘「インフルエンザ!」
息子「蕎麦!お茶!」
Y「オゥ、チガウチガーウ、ナニモチガウデショーッ!!」(このネタ知ってる人いるんか?)
もとい!
やってきたのは予想外の
「スバル・インプレッサ」。さすがにAT車。
保険担当「インプのMTも1台あったんですが…」
Y「あ、あったんかい!(汗)」
担「ちょうど貸し出し中らしくて…」
Y「借りるやつがおるんかい!!(激汗)」
あーた、『インプレッサ』っつーたら、WRCで大活躍のAWDでござますが、代車で出すようなシロモノなので、当然ながらFFの1.5リットルざますのよ。
それでも「アレは無かったことにしよう」的な“スプレッドウィンググリル”が意外とカッコイイじゃんか。ナビもついてるし、キーレスなんて便利なモノまで!
『取説』などを読まない僕なので、何ーンも考えず、とりあえず試乗。
お、遅ぇぇぅぇぅぇ!!(泣)
ビックリしてボンネットを開ける。
すると、当たり前のようにあの“水平対向ユニット”が鎮座ましましているわけだが、カタツムリ付きのWRXやSTIと違って補器類も少ないのでスカーンと空間があり、なーんかレトロな雰囲気。
そうかそうか、レトロと思ってもしょうがない。
何しろ、これはあの“水平対向”なのだから。
メーカーはWEBサイトでV6や直列を引き合いに出して「低重心・低振動!」と、まるで水平対向が世界一のように謳っているが、ソレを本気で信じている人はほとんどいないだろう。
効率化のためにコンマ何ミリ単位の設計をされ、ネジ1本、ホースを1mmケチるような現代の乗用車設計では、水平対向は効率が良いものとは決して言えず、自慢の低重心もグランドクリアランスが必要な市販車の場合、これを最大限に活かすことができず、整備性の悪さや足廻りの制約といったデメリットが露呈する。
しかし、スバルが今さら主力車に直4やV4を積んで効率化を進めることは考えられない。かつてのポルシェがソレをやろうとして大変な事になったから、老舗の味的な水平対向は他社には絶対にマネできない商品価値として売り続けるべきなのだ
。(もしも積んだとしたら、トヨタの陰謀だ!)
「レガシィ」の意味は「遺産」だが、IT業界で「レガシーシステム」は「旧いシステム」と、言葉の印象はずいぶん変わってくる。
だからかどうか知らないが、理工学系の自動車評論家から「骨董品」とか「古典芸能」などと揶揄され、ロータリーと同じく「変態エンジン」のレッテルを貼られているのだが、そのテの方々が好んでレガシィやRX-7を乗り回していたりもするのが面白い。
確かにFFだったら、直4かV6の方が効率はいいが、日進月歩のITと違い、クルマの場合はレシプロ自体が戦時中に考えられることは全部出し切った古い技術なので、同じ古典やるなら面白い方がいい。
ボクサーエンジンと言えば、オートバイではBMWが有名だが、ここも20年位前に水冷マルチに刷新しようとして大ゴケし、慌てて老舗の味である空冷フラットツインを新設計した経緯がある。多分にそういう理由でクルマは必ずFRを守り通すわけで、この賢さが堅実な経営と多くのリピーターを獲得しているのだろう。
それにだ!
デートに効率&コストを最優先した秒刻みのスケジュールを組むような男子は女にモテない。
「何だかよくわかんないけど、君の事がメッチャ好きで、身体が燃えそうやぁぁー!」
とか言って、
突然海に飛び込んでしまう真性バカの方が確実にモテるわけで、そういう意味で言うと、水平対向やロータリーは幸せな趣味として自動車を満喫できる手段の一つであり、それが日本という国に残され、世界的には激安で買えるのはとても幸福なことではあるまいか?
それに、この形式のエンジンをイジリ倒して、WRCで強豪相手に互角の勝負をするのだから、カーマニアにはたまらない魅力となるはずだ。
何だかよくわからなくなってきたが、そんな事をしばし考えて脳みそをほぐした
(こんがらかったか?)後、再び試乗してみる。
やっぱりかなーり遅いのだが、この排気量でこの車重を引っ張るのだから無理もない。
エンジンはバリバリ改なWRXとかSTIみたいに「ズボボボボー」とか言わんけど、「うももも」位のサウンドが一応聞こえる。まぁ、車内にいるとほとんどわからんのだが。
それに、5ナンバー車体の取り回しは非常によろしく、適度にノーズが角張っているので、あのスーパー国民車「カローラ」よりも見切りは良い。
あれ?何だかこのクルマ、結構楽しいじゃないか!
非力でも、あの『水平対向』を回して走っているんだという、何とも言えない嬉しさがこのクルマにはある。
そうだ、忘れていた。すぐにでも行きたい場所があった。
あの『事故現場』だ。
クルマじゃ過去に1度だけだったが、バイクですっ転んだ後、真っ先に同じ現場を走るようにしているのだ。
それは何故か?
実はよくわからん!!
多分、自分がどういうミスや見逃しをしたかを、記憶が残っているウチに確認するのと、変なトラウマにならんようにするため、かもしれん。。。
あっ、いや、そうだそうだ!
なーんかカッコイイから、そういう事にしておこう。
Posted at 2008/12/03 01:13:56 | |
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たのしいじだうしゃ | 日記