トゥース!
先日挫折した
王者的キーレスの取り付けにリベンジ。
何しろ相手は王者なので、世界タイトルへの挑戦みたいなもんである。
<1R>
誰じゃー!ブチルゴムなんてクルマに使おうと言い出したヤツは!
キライ!大ッキライ!
そんな感じでブチルゴムとの格闘。ガムテープで打つべし、打つべし。
<2R>
アクチュエータとリンケージの取り回しを再考。
やはりアクチュエータがデカ杉だが、ステーを工夫して美しく取り付け完了。
問題は車内への引き込み配線をどうするか…。やはりここも美しい仕上げにしたいのだ。
<3R>
ドアの真ん中あたりの配線カプラーを見ると、赤と緑の空き配線があった。
コイツはオプションのキーレスのためのアクチュエータ用配線に違いない!
そこで後付アクチュエータの配線をコイツに接続してロックノブを動かすと、集中ロックの配線でまんまとアクチュエータが動作。
アクチュエータの配線を逆に付けたら、ロック→アンロック→ロック→アンロック→ロック→アンロック→ロック→アンロック→…と、デンプシーロールのような猛烈連打を浴びた。
<4R>
ここからが問題。最初はドアから引き込まれているアクチュエータの復活配線につなごうと思い、インパネ下部を取っ払ってエビゾリで潜り込む。たが、テープでグルグル巻きでラチがあかない。
で、取説を読むと、ロックスイッチがマイナス作動の付け方というのがあるので、それを探す。検電ドライバーで蝶のように舞い、蜂のように刺す。的が外れて指が血まみれに。
TWSユニットの裏に黄/茶と茶のロック信号とアンロック信号の配線発見。これがアースされると動作するようなので、とりあえず再びエビゾリになって、これにキーレス本体の配線を接続。
<5R>
キーレス本体の電源をどこから取るか?
以前、ETCを取り付けてもらった際、イグニッションあたりから常時電源とイグニッションの電源を引っ張ってあったようなので、これを利用。
<6R>
試しにリモコンを押してみる…
…動かん!
そりゃそうだ。本体にハーネスつけとらんし!
気を取り直してハーネスを接続して再チャレンジすると、まんまと動いた!!
<7R>
もー、勝ったも同然。王者陥落寸前で、世界はおれのもの。
「どんなもんじゃー!」と言ったり、リサイタルでもしようか。…などと、コーヒータイムの妄想で余裕をブチかます。
それが後々ボディブローのように効いてくることになるとは。
<8R>
このキーレスにはセキュリティなどの機能も付いているので、他にもいろいろ配線しなければならない。
アンサーバック配線のために、インパネ下のウィンカーリレーに、ブレーキペダル上のブレーキランプを取り付ける。スピーカーと振動センサは誤動作とか恐いので今回は見合わせる。
<9R>
いよいよ後は、本体を取り付けるだけ。
そんな時にご近所様が来襲。30分ほど立ち話。ご近所付き合いは大事なのだ!
その直後、K先生から電話。頭の中のシナプス配線がこんがらがっていたので何を話したのかあんまり覚えていないが、「まぁ、どーにかなるっしょー」と連呼した記憶も。
電話を切ったら、急に冷え込んできて空も暗くなっていた。。。
<8R>
わー!寒いし暗いし!!
REOパパから引越祝いにもらったハロゲンライトで明かりと暖の両方を取りながら作業。
しかし、本体をどこに入れようか悩む。足下でけっ飛ばすのもあんまりよろしくないし、意外に500のインパネ下部は隙間がない。で、小物入れ上のスペースにギリで入りそうだったので、そこの太い金属ブラケットにタイラップでガッチリ固定。
ついでに髪の毛をハロゲンライトで焦がす。あちぃー!
おっちゃん、このまんまじゃ真っ白になりそうだぜ…。
(念のため書いておくが『おっちゃんという自分の髪が真っ白になりそう』というのではなく『おっちゃんという人に対して『髪が真っ白になりそう』と言っている』)
<9R>
ガッチリ固定したものの、あんまり本体に振動あたえちゃアカンよなぁと思い、一回外してゴム板を当てて再び固定。
その後、ごっちゃごちゃの配線をまとめ上げ、タイラップで亀甲縛りにする。
しゃー!あとは全バラになった内装パネルを取り付けるだけじゃー!
<10R>
内装パネルを組み上げる。うぉぉ、1個謎のネジが残った。
特に重要なネジでもなさそうなので、見なかったことにする。
剥がしたブチルゴムの代わりに、ホムセンで勝ってきたブチルテープを貼って、ドア内装も完了。ブチルのバカ。死んでおしまい。
<Final R>
結局、かかった時間は7時間。。。2時間はエビゾリでクタクタ。
おっちゃん、燃え尽きたぜ…。
(念のため書いておくが『おっちゃんという自分が燃え尽きた』のではなく『おっちゃんという人に対して『燃え尽きた』と言っている』)
こんなに手間がかかるなら、どこかの店で大人的な解決(つまり金)でもよかったかもしんないとか思ってはいけない。いけないのだ。
キーレスの感想は
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