終わり　そして

2年前の　2月15日。

申し訳ないけれど、去年の3月11日より　自分的には一生忘れられない日。


一つの命が目の前で消えました。
たった一つ？
ごめんなさい、でも自分には重い重い命



去年の今日は、お花が置いてあったけど

今年の今日は、お花はありませんでした。

そうやって、みんなは忘れていくんでしょうけれど



私にはどうしても忘れられません。



きっと彼女は、私などより覚えていてほしい人がたくさんいたと思いますが、残念ながら彼らはたぶん誰ひとりとしてもう覚えてないと思われます。
何よりも、それが一番痛ましいと思う。
その痛ましさが私から彼女の記憶を消し去れない原因です。


記憶って
消えていくこともまたその人にとっての祝福なのでしょうけれど

覚えていてほしいこと
忘れて仕舞われること
哀しい相関関係


そんな事柄に
（このことだけでなく）
翻弄されていた2年間だった気がします。
自分にもいろいろあって、この冬にもすごく悔しいことがあって、でもきっとあの人たちはそんなことは記憶しててはくれないでしょう。


ここを区切りに、リスタートします。
ゆきちゃん、おばちゃんは一生忘れないからね。
そして、

そう、わすれない。
でも、そこからまた歩き出します。
あれは、終わりでもあり、

自分的には始まりです。




覚えていてほしいなら
それはやり方がたぶん違った。
哀しいけど、それが現実。





また、新たに、よろしくお願いいたします。