えいチャンのブログ一覧

私は昭和生まれの３４歳。

小学校の頃には担任の先生は学校一番怖い先生で、授業中に不真面目だとチョークを投げつける先生でした。
その先生の授業は一種の緊張感に包まれた時間でした。

今ではありえない光景でしょうね。
でも、怖かったけど、集中力は身に付いたのと、先生は強く偉いものなんだと思っていたということ。


ニュースでこんな事件がありました。

～以下抜粋～

徳島県立徳島商業高校野球部の監督（４０）が練習試合中に１年生部員１人を足でけっていたことが２５日、同校への取材で分かった。部員にけがはなかった。

　学校側は体罰があったとして県高校野球連盟に報告。高野連の処分が決まるまで、監督の野球部への指導を見合わせる。

　同校によると、監督は１２日、校内での練習試合に参加した部員をベンチ裏に座らせ「覇気が感じられない」と尻の付近を数回けった。

　県教育委員会に「体罰があるのではないか」と届けがあり、同校が調査した結果、判明した。監督は反省しており、出勤も自粛している。


私はずっと体育会系の運動部に居ました。
先生、監督とは怖い存在なのは当たり前、精神がまだ成長期の高校生までは自分で考える事は限界があり、監督の指導法は様々あれど、それに従う事でチームの一体感、団結力が増すのだと思います。

実際に後にその重要性に気付き、感謝さえ覚えます！
その当時は「コンノヤロォ～！いつか○してやるっ！」って思ったものですが。（苦笑）

胸ぐら掴んでブン殴った訳ではないんですよ？


言われたとおりに出来なかった選手を叱るのが監督なんです。
覇気が無い！という理由が、ミスを犯すのを恐れて消極的になったのか、スポーツの基本である声を出す事を怠ったのかは知りませんが、ケツを蹴った位で教育委員会へチクるのも少し問題あるように思います。
監督だっていつでも怒っている訳ではないんですよ！
褒めて貰える時だってもちろんありますし、部員と笑って話をする事だってあるんです。
だからみんな歯を食いしばって先生に付いて行くんです！

公然でケツバットしたわけではないのだからねぇ。。

話せば分かる、体罰は一切いけない！という教育の結果が現代の大人をナメテるガキが増えた一番の原因でしょう。

今の子供が歯を食いしばって何か努力する事って運動部に所属する以外ありますか？
受験勉強では努力はすれども、歯を食いしばる事はしませんから。


確かに昨今、大人としてのモラルに欠けた大人が多いのも問題ですけど、家庭で出来ない教育をしている現場、特に部活での監督の許容範囲の適切な体罰は認めるのも致し方ないと思いますし、私もそう思います。

これは実際にそういう現場で努力してきた人達は納得している面も多々あると思います。

親になってつくづく思いますが、親って友達みたいな関係も良いとは思いますが、時には厳しく、そして怖い存在でなくてはならないのだと思うようになりました。
「大人は怒ると怖いんだ！」って子供は思わないといけないのだと思います。
それが後に親や教師や指導者を頭から馬鹿にするような事は減るのではないかと思います。

そして、卒業の時、鬼のような先生、監督が自分達の為に涙を流してくれる姿を見た時に、子供達は最後まで頑張って良かったと素直に感謝出来るのだと思うんです！
そして、嗚咽を漏らす程、高校生だって泣くんです。

高校野球の悔し涙、うれし涙をみて感動したばかりなので、少々テンション高いですけど。
（汗）
高校サッカーの試合後の監督の選手へかける涙ながらの叱咤激励も本当に感動します！
もう貰い泣きです！（笑）

そんなそりゃ～もう怖いけど、とても熱い先生が私は大好きです♪


そんな熱くてウザイ私が思った事を綴りました。
賛否両論あると思います。
今回の事件は皆さんどう思いますか？