えいチャンのブログ一覧

この記事は、福島ナンバー拒否、教室で陰口…風評被害に苦悩について書いています。

今日、私の治療院に双葉郡大熊町から我が町に避難して来ている方が来ました。
住んでいた場所は福島第一原発から直線距離でも５キロくらいですって。
災害後に市民に無償で募集した、我が町の空家に避難して中長期的に住む予定との事です。


私は不謹慎かもしれないけれど、「良くぞ来てくれました！」と思った。
そして、当院に来てくれて嬉しかった！
だって、自分にも直接支援できる機会を貰えたから。
こんなに嬉しい事ってありますか？


膝が痛いおばちゃんですが、自分が出来る最大の
努力をしてあげられればと思います。
仕事での損得勘定は一切抜きです！

「今回は大変な思いをしましたね。。」
私はそう言いました。

世の中には福島ナンバーの車両を拒否したり、学校でも避難先で陰口をささやかれているお子さんも居るらしい。
なんで被災者の方が自分の町に来てくれた事を「嬉しい！」「喜ばしい事♪」って思えないんだろうか。
被災者を差別する日本人よ。
あなた達が払った義援金は「自分が被害をこうむらない」為の手付金ですか？
お前らの流した涙はフィクションか？
ドラマや映画じゃないんだよ？
実際に狭い日本のどこかで起きた現実なんだよ。

信じられないし、本当にガッカリする。。

世界が認めて、賞賛した日本人の助け合い譲り合いの文化。
自己主張をせず他人を優先する優しさ。

ＹｏｕＴｕｂｅで見た、若い女性中国人研修生を助けて津波にのまれ亡くなった女川の水産加工会社佐藤水産の佐藤専務。
彼女達と一緒に１ヶ月避難所に居た多くの日本人と彼女達が帰国する時の涙の別れには中国と日本のイザコザなんて一切関係ない羨ましい位の同じ励ましの気持ちがあったと思います。
「絶対に頑張ろう！元気で頑張れ！またおいで。」
凄く感動し涙しました。

差別って最低の言葉だと思います。
これからが本当の意味で「日本人の資質」が試される時だと思います。

私も自分ができる努力をしたいと思います。