2011年10月28日
~ニュースより~
◆東海大・菅野 智之投手 プロ野球のドラフト会議が27日、東京都内のホテルで行われ、最速157キロ右腕、菅野は巨人と日本ハムから1位指名され、日本ハムが交渉権を獲得した。巨人は昨年12月から1位指名を表明していたが、単独指名はならず、抽選に敗れた。菅野は伯父である原辰徳監督(53)が指揮を執る巨人入りの夢を抱いていた。会見では笑顔はなく、胴上げなども急きょ、中止となった。原監督は「くじを引く状況にならないと信じていた。非常に残念」と言葉を絞り出した。
驚きと悔しさが入り交じっていた。菅野は会見中、目を潤ませた。交渉権を獲得したのは、プロを志すきっかけをくれた伯父・原監督が率いる巨人ではなく、指名を予想もしていなかった日本ハムだった。
神奈川・平塚市の東海大での指名後会見。菅野は“意中の球団”への思いを問われると言葉に詰まった。「小さい頃から巨人でプレーできればいいな、と。夢が現実となることを思い描いていたが…。でも、その、何と言ったらいいのか分からない」とショックを隠せなかった。
相模原市内の実家も、静寂に包まれた。祖父の原貢・東海大野球部顧問(76)、父・隆志さん(49)、原監督の妹にあたる母・詠美さん(48)ら一家が勢ぞろい。テレビ中継に見入ったが、日本ハムが交渉権を獲得すると沈黙した。「4月から指名を決めていたということでしたが、事前に指名あいさつは一切なかった。1位指名は光栄です。競合入札もルールにのっとってのことと理解しています。ただ、道義的にこうしたやり方は許されるのでしょうか。残念で仕方がありません」と隆志さんは強い不信感を口にした。貢さんも「事前に話がないなんて。そりゃないよ」と憤った。
相思相愛の巨人入りはならず、東海大で会見後に予定されていたナインによる胴上げや、写真撮影は中止。日本ハム入団への現時点の意思について菅野は「さっきの出来事なので、両親と相談してまた決めたいと思います」と明言を避けた。
昨年12月14日。巨人は過去最速でドラフト1位指名を表明し、誠意を見せてきた。「早々と、1位の表明をしていただいた。その評価に恥じないプレーをしようとここまでやって来ました」。巨人への思いと、原監督の甥という“宿命”が右腕を大きく成長させてきた。しかし、伯父さんとの共闘はかなわなかった。
「(ドラフト会議の)10月27日という日を夢見て、ここまでやってきました。どんな結果であれ…」。そう言うと約10秒間沈黙した後、言葉を絞り出した。「無事に終わり、ホッとしています。強い体に生んでくれた両親に感謝したいです」。28日には日本ハムの岩井スカウト、大渕スカウトディレクターらが東海大を訪れる予定だが、菅野や横井監督に面会できるかは未定。31日には、明治神宮大会の出場権のかかる関東地区大学選手権が始まる。まずは、大学日本一へ向け、集中する。
◆菅野が指名を拒否したケース
▼社会人または国内独立リーグ 来年のドラフト指名が不可となり、13年からドラフト対象選手になる。
▼MLBや米独立リーグ 08年秋の12球団実行委員会では「外国球団との契約が切れてから2年間、ドラフト指名しないこと」で合意。米球団退団後、2年間は指名が不可となる。
▼浪人 来年のドラフト指名はOK。米国での浪人暮らしには江川卓、元木大介の例がある。
▼米国留学 明確な規定がなく、今後検討することになるとみられる。
先に言っておきます。
私は巨人ファン。
金満球団だの4番寄せ集めだのよく言われてきました。
アンチ巨人の多いことは逆にそれだけのチームなんだと羨ましがられているんだと勝手に思ってます♪
(笑)
私はただ、純粋に昔っからジャイアンツが好きです。
在京球団ですしね。
小中学生時代の原監督の現役時代からTVにかじりついて見てました。
中学野球部時代もバットの構えはアゴを左肩に乗せるような原さんのフォームをマネしてました。
あまり打てませんでしたが・・。
(汗)
昔から日本プロ野球界の何様?って思うほど、ナベ会長は嫌いです!
早く○ねば良いのに・・・。って思うことも。。
ただ、昔は巨人が我が物顔で球界を牛耳っていた感がありますが、今はパ・リーグの人気、知名度もあがり巨人一辺倒というバランスは無くなってきた感はあります。
ナベツネがギャ~ギャ~言ってんなぁ~位に他の球団は思っているんだと思いますね!
昔のように、多くの選手が巨人を目指すような時代でもなくなり、「弱いチームを自分が強くしてやろう!」とか、「チームには拘りはないので12球団OK♪」という図太いというか、頼もしい現実的なアマチュア選手も多くなってきましたよね。
逆に福井投手のように巨人だけは嫌とかね♪
それでも、誰だって、子供の頃から憧れの大好きなチームってあるじゃないですか!
自分の実力で、意中の相手球団から早い段階から1位指名の宣言を受けていたら、その気持ちは汲んであげて欲しいと思うんです。
「これは巨人とか関係なくです!」
前にもで現日ハムの陽選手が意中の球団であるソフトバンクに一度交渉権獲得発表をドラフト側の不手際でやっぱり日本ハムでした!っていう悲劇があって、その時の彼の号泣には本当に可哀想だと思いました。
結局彼は日ハムに入団して頑張っていますが、今思うと正解はいったい何だったのかは未だにわかりませんね。
NBPもドラフトシステムをいろいろ試行錯誤していますが、未だに誰もが気持ちよく終わる結果にはなっていないような気もします。
機構側、チーム側の都合を最優先にしています。
前には現ソフトバンクの新垣選手(高卒)が意中球団以外のオリックスに指名、交渉権獲得され、交渉拒否をした結果、オリックス球団のスカウトが自殺し、新垣選手が凄く批判された事もありました。
でも、それはそういう結果も前提とした覚悟の指名だという事を指名球団も受け入れなければいけないんだと思うんです。
高校生は子供で大学生は大人?
確かに未成年と成人という差はありますが、それを通り過ぎてきた我々ですら、現代ではあまり関係ないと思いませんか?
たしかに中学生は子供といっても仕方ないとおもいますが、高校生だって、自分の人生の岐路を全てくじ運任せというのはあまりにも酷なぁ~って「私は」思います。
もちろん、それは全員という訳ではなく、昔の逆指名みたいに、ドラフト1位という「特権」の上に成り立つようなシステム。
素質だけじゃなく血の滲む様な努力をして実力で結果を出して得る一握りに与えられる権利は高校生、大学生、社会人やクラブチームと全てのドラフトにかかる選手に均一に与えられる権利を作ってあげて欲しいですね。
どんなに頑張っても1チーム1人しかそれは選べないんですから。。
今回の菅野投手のお父さんのコメント内にもありますが、
「4月から指名を決めていたということでしたが、事前に指名あいさつは一切なかった。1位指名は光栄です。競合入札もルールにのっとってのことと理解しています。ただ、道義的にこうしたやり方は許されるのでしょうか。残念で仕方がありません」と隆志さんは強い不信感を口にした。貢さんも「事前に話がないなんて。そりゃないよ」と憤った。
これは紛れも無い本音だと思います。
他球団からは「日ハムの強行指名を評価するというコメント」もありますが、これはどうかな?と。
巨人に嫌がらせする気は構いません。
やられても仕方が無い過去も数々知っていますので。
ただ、もし日ハムに行くとしても、行かないで上記の方法で次のドラフトを待つにしても、拒否した彼らにとっては人生での自分が一番輝ける「時間」を無駄にされる事でもあるんだと思います。
これは医学的にも証明されていますが、人間の運動機能は18歳~20代前半だと言われています。
という事は、菅野選手の場合は現在一番心身ともにピークな訳です。
人生のずっと後で、「あの時の遠回りは無駄じゃなかった」というのはその本人ですが、できれば「遠回りをしたいハズがない!」のが当然の気持ちでしょう。
今回のドラフトで、菅野選手以外、何人がそう思うかは分かりませんが、チーム側の言い訳、肯定よりも、ドラフトを受ける側の彼らの気持ちを一番大事にしてほしいと思います。
「みんなが気持ちよく」なんて結果は不可能かもしれない。
でも、それでも少しでも~を考えなきゃ、それ以上の良い制度なんて作れないと思います。
これは今の政治にも同じことが言えますね。
と、思うところを私なりに書き殴ったようなブログですが、
ようは悔しかった訳です!
(爆)
気分を害した方がいましたら、御免なさい。
日ハムさん交渉権獲得おめでとうございます!
コラ~清武~!原監督にクジ引かせんか~い!!!
(笑)
菅野君、再来年待ってます♪
Posted at 2011/10/28 11:34:50 | |
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