Grand Seiko SBGR011の詳細画像
投稿日 : 2012年11月23日
1
今までほぼ見向きもせずに過ごしてきましたが…・
急に欲しくなって買ってしまいました、Grand Seiko・・・・
グランドセイコーは日本を代表するプレミアムブランドなわけですが、なんというかメッセージ性が乏しく、並み居るスイス製時計ブランドに比べ”オシ”が弱いと言うのがあっしの見方でした。
あくまで雑誌等の耳情報ベースですが、部材の仕上げやメカの精度などは世界でも最高峰と言われているものの上記の理由で食指が伸びなかった、と言うわけです。
そんなあっしが今回なぜグランドセイコーユーザーになっちゃったのか告白していきたいと思います・・・。
頑張ったんですが写真で魅力が十分伝わるかわかりませんが、かなり素晴らしい時計であることは確かです。
2
今回一番気に入ったのは・・・・
モチーフが良かったからです。
通常のグランドセイコーコレクションとはいささか毛色の違ったタイプで、滑らかな曲線が魅力と言われるグランドセイコーの中では異色のカクカクしたデザインです。一番特徴的なのはフェイスのフレーム部分で、かなり主張の激しい12角形になっています。このおかげでラグやケースサイドなどは曲面で構成されているにもかかわらず、エッジが効いた印象をもたらします。
また、モチーフとしての”6角ナット”はネジ愛好家であるあっしのハートに突き刺さりました(爆)
見ての通り、リュウズの内側には6角ナットみたいな造形が付けられていて、通常モデルにはない個性を発揮しています。
3
あっしが気に入った6角ナットモチーフはベルトにも付けられています・・・。
そもそもセイコーの高級ランクの時計ベルトはその仕上げや構造が凝っていて素晴らしいクオリティなのですが、このSBGR011では更に突き抜けています。
このベルトのピース真ん中を横方向に貫く棒状の接合部の両端にどう見ても6角ナットにしか見えないパーツが組み込まれています。しかもベルト調整してもらった際にショップの人が言われていましたが、このベルトこまは左右の”コの字”型のパーツと真ん中の棒状パーツ、さらに”6角ナット”状のパーツが両サイドからネジで留められており、ネジを外せば全てばらばらになる(別部品で構成)そうです。
どんだけ手間かけて作ってんだか…・(呆れ)
また今回のハートズッポシポイントはチタン製である点ももちろんあります。しかも通常は磨いてもなかなか光らない純チタンではなく、光沢がちゃんと出る、セイコー独自のブライトチタン製ですので、要所要所にポリッシュ仕上げが施してあります。
ただ、光り具合と言う点では入念に磨き上げられたステンレス製にはかないません。
4
もちろんグランドセイコーをアピールするGSマークがバックル部分にはつけられています。これ、結構電車とかで人に見られているんですよねぇ…
5
さらに・・・・・
裏ぶたにはグランドセイコーの中でもエントリーモデルでは装備されていないメダリオンが付けられています。実はこの裏ぶた仕上げには同じ限定版として裏スケバージョンもありました。検索の最中にけっこう悩んだんですが、結局裏スケはやめにしました。理由は・・・・
このモデルが搭載している9S55と言うキャリバーは8ビートの精度も抜群な優秀なキャリバーで性能面では不満はないのですが、仕上げ部分は最新型8ビートメカである9S65に劣ります。それを裏スケで見せられてもあんまりうれしくない、というかどうせなら9S65が欲しい、となっちゃいますので、だったら裏スケじゃないけどGSモチーフの象徴であるメダリオンがいいな、となり011となりました。またオマケですがこのメダリオンは真鍮金メッキなどではなく、18K製とのことでプレミアム感もばっちりです。
6
りゅうずのGSマークももちろんしっかりあります。
しかし・・・・
やっぱりこ6角ネジはかなり変わっていますね・・・
7
雑誌ネタでパーツの仕上がりの素晴らしさを耳学問で得ていましたが、実物手にして、ルーペで見ると良さが良くわかります。
バーインデックスとハンド(針)の仕上げは本当に見事で、肉厚のパーツをおそらく手作業で正確に磨き上げており、おかげで少しでも光が当たるときれいに反射して輝きます。思うに女性は宝石の輝きに魅せられるようですが、男性はこうした金属の輝きにヤラレるんじゃ?
8
iPhone搭載カメラの限界に挑戦!?
やはり大きな特徴でありあっしが気に入ったポイントでもある文字盤の模様がなんとか撮影できました。。。
この画像ではひし形が並んでいるようにしか見えませんが、このひし形は六角形が並んだ間を正三角形が埋めてできているもので、その六角形の真ん中にグランドセイコーのエンブレムにある横を向いた獅子が描かれています。たしか文字盤上に40頭いるとか?
しかも画像にあるデイト表示窓下のバーインデックス、これは4時位置ですがこの下の1頭だけ右を向いていると言うのが遊びポイントです。
と短期間とっても気に言って導入したグランドセイコーSBGR011ですが、その正確性とぱっと見派手さがない点、さらにチタン製と言う堅牢性を活用した通常主力使用として使っていく予定です。
今日の段階では4日間で+4秒(実装着での測定)と極めて優秀な精度を出しています。このへんもさすがGSです。
タグ
関連コンテンツ( 腕時計 の関連コンテンツ )
関連リンク
おすすめアイテム
[PR]Yahoo!ショッピング