外箱に見る高級時計のクラス感
投稿日 : 2024年01月02日
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無謀にもBreguetの時計をゲットしてしまい、左腕が重たすぎる気がする今日この頃・・・・
でもこのクラスの時計は初導入なので時計自体の凄さとともに箱の良さも堪能したのでここで紹介したいと思います。今回ゲットしたTypeXXIは中古とはいえ外箱や付属品完揃いで購入しましたので、新品で購入した我が日本の誇る高級時計、GrandSeikoのSBGJ237との比較でいきたいと思います。
なお前もっていっておきますが両者の価格差は定価ベースで倍以上ありますので、そこは加味してご覧ください。
まず外箱・・・・
Breguetは縦X横X高さが20cmX20cmX13cm、GSは同16cmX16cmX13cmで、どちらも紙製の箱になっています。
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時計箱本体です。
Breguetは表面が革製(合皮かも?)で縁取りに無垢のウッドがあしらわれています。木目からしたらサクラ材かなぁ?ちなみに今回ゲットしたTypeXXIはチタンモデルですが、ステンモデルもおそらく同じ箱で、製造年によってバリエーションがあるようです。それが金無垢モデルになると表面が革の代わりにバーズアイメープルの美しい仕上げとなり、一気に高級感が爆上がりします。
一方のGSは紙かプラスティックフィルムかの仕上げで、正直高級感は限定的です。
なお両者とも重さからして芯材は木質の集成材ではないかと思われます。
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内部です。
Breguetは落ち着いたベージュのアルカンターラ(もしくはそれに似た素材)で仕上げてあり、外装と同様ウッドの縁取りがしてあります。また時計か収まる部分は取り外せる構造で、ここはサクラ材?で作られていて大変きれいです。時計を守るクッション(座布団)は内装同様にアルカンターラ仕上げです。
一方のGSは真ん中に時計が収まるスペースがあり、その左右には化繊かな、で仕上げた出っ張りがあり、真ん中の時計が収まる部分のクッションはやはり化繊のような素材です(まさか絹じゃないよね?)。
ここはGSはかなり質素に見えちゃいますね・・・・
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付属している取説やギャランティ類です。
Breguetは内箱が収まるスペースの下に収納スペースがあり、そこにピッタリ収められています。
一方のGSでは外箱の底にスポンジが敷いてあり、そこの窪みにこれらが収まるようになっています。
内容物はどちらも似たようなものですが、Breguetの方は同社の歴史を語る冊子が妙に豪華になっています(マリーアントワネットが、とかナポレオンが、とか書かれています)。
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付属品です。
外した駒は同じ様にポリ袋に入れてありますが、Breguetにはおまけでついていた純正オプション(だと思う)のアリゲータストラップとステンレス製バックルがついています。これを後で買うと軽く10万超えと思います。
また本革製のタグがついています。
一方のGSはおまけでもらったポリウレタンのストラップは別所にある(ここに入らない)ので画像にはないですが、タグはついていませんね。
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内箱の蓋の裏側です。
どちらも象徴的なブランドロゴ、あるいはブランドマークがついています。これは内箱処理の定番なんですかね。
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これ、結構見れないんじゃないでしょうか、内箱の裏側(底)です。
面白いことにどちらも生産国が記載されています。
Breguetはびっくり、イタリア製ですね(しかもわざわざハンドメイドと書いている)。
一方のGSはもちろん日本製です。
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最後にBreguetの箱だけ・・・・
内箱の時計収納部分はこのように外れます。ここも手を抜いていなくて、しっかり美しいウッドで作られています。工作精度も高く、はめ込む際にすーっ、っとゆっくり落ちていきます。
以上比較をしてきましたが、正直日本の時計は箱に対する執着がまだ足りないように思います。メンテナンス時の返却収納ケースの時も話題にしましたが、GSさんは日本を代表する高級ブランドなんですからここはしっかり手を入れていってほしいなと思います・・・
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