
酔っ払って書いた先日のブログが好評だった?ので、少し追記を。
ダウンフォースがある場合はどうでしょうか?
前回の記事の式に、ダウンフォース:DFを追記したのが、今回のタイトル画像の式です。
X-BOWのダウンフォースは大きく、200km/h時に約200キロのダウンフォースがかかるようです。
ダウンフォースはよく○○キロと書かれていますが、力なので単位はkgfですね。中学校だったかで習う「キログラム重」ですね。
自分のX-BOWの車重は、車検証上で750kgです。ドライバーが乗って800kgとしましょう。(もちろん私はそんなに軽くないですが、簡単のため。)
となると、左辺のmは800kgですが、右辺はmが800kgで、DFが200kgの質量に相当しますので、1000kg=1.25*mになります。
つまり、右辺だけ1.25倍に出来るので、限界速度はその平方根となり、約1.12倍になりますね。
ただ、実際には、DFは速度の関数なので、速度が上がればまたダウンフォースが増えるので、単純に1.12倍速度が上げられるではなく、それより少し多く上がるはずです。
これはまたそのうち、簡単に計算してみたいと思います。
X-BOWは、市販車の中では、異例にダウンフォースが大きい車ですが、最近だとフェラーリF12は、200km/h時に123kgfのダウンフォースが得られるそうです。
これは、X-BOWの6割のダウンフォースが得られるってことでしょうか?
ダウンフォース自体はそうなのですが、先ほどの式で分かるとおり、重要なのは、ダウンフォースと車重の比率です。
走行時の車重を計算して、ダウンフォースを比率で比較すると、X-BOWの35%程度のダウンフォースしかないことになります。
こうしてダウンフォースを考えると、車重はコーナリング速度にとって重要になりますね。
Radicalなんて、軽くてダウンフォースが大きいので、あそこまで速く走れるのです。
昔、富士を走ってたとき、当時は箱もフォーミュラも混走だったのですが、GT300クラスのポルシェとかは、直線では気をつけてないといけなかったのですが、コーナーに入れば気にすることはありませんでした。
だけど、FTとか羽根つきフォーミュラーは、不意打ちで100Rで外から抜かれたり、びっくりさせられたことを思い出します。
これがダウンフォースがなせる業なんですね。
ブログ一覧 |
レース | クルマ
Posted at
2012/12/22 13:44:15