
って程ではないですが(^_^;)
続けて、「走る、曲がる、止まる」の「曲がる」について。
念のため、再度言っておきますが、自分は技量が足りないので、本来はハンドリングなど評価できるレベルではないのですが、素人なりの感想と捉えていただければと思います。
曲がることに関して、これはX-BOWがもっとも得意な科目。
メーカー仕様の足回りは、概ね4種類かな。
1. 初期の標準車に用いられていた、非調整式のダンパーと柔らかめのスプリング。
2. オプションで交換されている車両が多いスポーツサス。(フロントが柔らかい白スプリング)
3. 調整式ダンパーにロード/トラック用にスプリングが交換されたもの。(オレンジorガンメタスプリング)
4. 調整式ダンパーにハードなスプリングが組み合わされたもの。
2.と3.の車両が多いと思いますが、自分は3.と4.の車両のみ経験があり、弐号機はProflexのダンパーとハードなスプリングの組み合わせで、これらと少し違います。
自分が乗ったことがある仕様と、そこからの推測になりますので、ご了承下さい。
先ず、狙ったところに行く感覚。
どんな車でもその誤差は、実際には大きく変わらないと思いますが、感覚的なトレース誤差は、X-BOWを1とすると、エキシージ:2、ロードスター:5、普通のセダン:10、ミニバン:20、って感じでしょうか。
ほんと、感覚ですよ、感覚。
次に、レスポンス。
もちろんシャープですが、それほどクイックという印象は受けません。
どのくらいのレシオか知りませんが、そんなにクイックなレシオではないのでは?と思います。
好ましいのは、クイックさの演出がないことと、それによるオーバーシュートがないこと。
(過剰演出のステアリングは苦手です。リニアが一番。)
コレも含めての、車両の安定感なのだと思います。
次に、重さ。
重ステなので重いです。普段は問題ありませんが、フロント加重が思いっきりかかったところ、例えば袖森の4コーナーとか、何周も走っていると腕が疲れて手アンダーになりそうになります。
いや、自分は筋力弱いほうなので、そのためってのもありますが(^_^;) でも他車より重いです。
次に、絶対速度。
速いです。以上。(笑)
で、コーナーリングの流れですが
アプローチは、きちんとした荷重移動が必要です。
他のMRに比べても、前後重量比はリア寄りなので、きちんとした操作が必要で、前輪が温まりにくい傾向があり、ワインディングでもサーキットでも、その点に注意した走り方も必要ですね。
前述の1.2. のサスペンションは、フロントのスプリングが柔らかいので、比較的荷重移動が簡単で、気難しさが薄まっているのかもしれません。あくまで想像ですが。
クリップ付近は、ここはどの車でもそう変わらないか。
基本的にはニュートラルでいけますが、リアを少しだけ出して姿勢を変えるなんてのは、ちょっと難しいと思います。少なくとも自分には(^_^;) 出ちゃった場合の対処は、まぁ何とかなるレベルですが。
ジムカーナ的な走りとか、ミニサーキットでリアを少し出してニュートラルに抜けるとか、自分には出来る気がしません。なので、TC1000とか楽しくなくて…
出口は、ちょっと我慢
下からトルクがあるので、ステアリングが真っ直ぐになってからフルスロットルが無難です。
(特に弐号機は唐突に来るので…)
コーナーで無理に回転を維持するのではなく、大型バイクのように無理に回転を上げず、トルクが唐突に立ち上がらないところから開けていったほうが、安全に速く走れるように感じます。
コーナーリングの快感は、いろんな要素があると思いますが、X-BOWの快感は、絶対速度を得る快感、高い速度域でのヒリヒリした快感だと思います。
公道をひらりひらりと軽快に、ってのとは少し違うかもしれませんし、その方向でベストな車は他にある気がします。
もちろん、仕様やセッティングによって、軽快感を出すことも可能でしょうし、軽快感が薄いといっても、ある一部の特殊な?車と比較しての話で、普通のセダン等より軽快なのは勿論です。
といった感じで、乗る人によって評価が分かれるハンドリングですが、自分にとってはベストです(^_^)
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KTM X-BOW(弐号機) | クルマ
Posted at
2018/07/10 01:07:33