毎日更新しているのは暇だから(^_^;)
現行X-BOW RRと弐号機の比較をしてみました。
現行モデルはフェイスリフトで空力も改善されてるでしょうから、参考になるはずです。
サイドからの画像では
全体的に見ると結構似てて、車高も殆ど同じように見えます。
前側は、ナンバーステーの有無で違って見えますが、フロントスプリッターは同じ形状のはずです。
新カウルの前輪前は、旧カウル+フロントエアロの形状に似てますね。
カウルの中ほどが、新カウルは上がっているように見えます。実際に上がってるのと、カウルが左右に広がって、その分上がってるのもあるかと思います。
カウル後端が弐号機のほうが上がってるのは、弐号機固有で、普通はRRと同じです。
フロントフェンダーは、弐号機はレーシングフェンダーで、RRは標準形状のカーボン版ですので、弐号機のほうがサイドドロップとの繋がりが良く、空力的には優れてるのではないかと思います。
現行のリアカウルは、後端部分が下がるような形状に変更されてますね。
ドラッグの軽減と、リアウイングとの組み合わせを考慮してのことでしょうか?
カウルに穴が開いている部分は、弐号機はインテーク、RRはアウトレットです。
ここは思想が少し違いますね。新型はヘッドレスト脇にインテークがあることと関連してるかもしれません。
後端は、アンダーウイングの有無が最も大きな違いです。
これは基本的にはレース時に有効なバンパーで、空力的な意味は薄いかと。
しかし、RRのホイールは格好イイなぁ。
切れ込みが深いので、フロントのブレーキディスクはRRのほうが大きくも見えますが、実際は同じ径のはずです。弐号機はリアディスクの径を大きくしてるので、ここは差がありますね。
斜め前から見ると

(同じ側からの画像がなかったので、RRは左右反転しています。)
両車とも、フロントのインナーウイングはありませんね。
カナードの形状が違い、RRは最新の空力理論を反映しています。こちらが正解でしょう。
新型カウルは、ライトの上側までカバーし、ドラッグを減らそうとしていますね。
弐号機は両側カウル間を塞いで、ダンパーを隠すことにより、空力を改善しています。
ワンメイクレースでは当然のように取られている改善ですが、サスペンションが見えるX-BOWのデザインアイデンティティーを守ったRRは、ここはそのままです。
空力効果としては大きいところですが、やはりサスペンションが見えていたほうが格好イイかな。
RRのフロントフェンダーには、ガーニーフラップが付いてますね。
RRのリアウイングは、bimota-sb6さん、hiroshi!さんが付けている、幅広でストレート形状のもの、弐号機は3D形状といわれるもので、幅は30cmほど狭いです。
空力的には幅広のほうがいいのでしょうが、弐号機くらいの幅でも、ダウンフォースとしては十分で、ここは好みの問題のような気がします。
といったところですが、殆どオーナー意外には分からない、間違い探しのレベルですね(笑)
Posted at 2018/08/15 01:00:35 | |
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