分解とは言っても、回路までいってませんが…
とりあえず、Net上に画像がなかったのと、自分の備忘録のために。
まず、分解前はこんなステアリングです。

実際にはもう分解されていて、乗せてあるだけなのですが。
スイッチがたくさん付いてます。
X-BOWは、スターターとハザード以外は、全てステアリングでの操作となります。
(一部、メーターで出来ることもありますが、基本的にはステアリングだけです。)
実はスタートも「儀式」が必要なので、ステアリングのスイッチ類が操作できないとエンジンがかかりません。
(非常時には、キーを回してエンジンをかける方法もあります。)
今回のトラブルは、このステアリング側のトラブルのようです。
操作できたりできなかったりなので、簡単な接触不良とかだったら分かるかと、淡い期待で分解します。
ステアリングホイールにセンターの部分は、後ろ側のビス3本で止まっているようです。
しかし、そのビスを外しても、簡単には取れません(^_^;)
オプションでバックスキンのリムだけってのがあるので、何か外す方法はあるはずなのですが…
で、ゴニョゴニョ探りながら、ゴムの部分を動かすと、外れました!
中はこんな感じ

写真撮るときにには、真ん中の黒い箱は既に外してあるため、少し浮いています。
外して抜き取ると

回路は全部、中央の黒い箱に入ってます。
中心の丸い部分が、ステアリングのセンターから出て、ステアリングシャフト内の回路と通信する部分。
黒い箱を裏返すと、こんな感じ。

スイッチは黒い箱があると取り付けられないので、後から配線してシールしてそうです。
バラバラで部品供給するのは難しそうですが、このAssyで供給してもらいたいですね。
シャーシから3本足が出て、そこにあるネジ穴が、ホイールとの締結部分です。
そのネジ穴の下に四角い穴がありますが、そこにゴムの部分にある爪が入り込んでました。
組み立てるときはすんなりは入ると思いますが、外すのは厄介です。
ここから逆に、組み縦方向でいくと、まずホイール部分だけのステアリング

中心に△配置されている3本のビスが、クイックリリースとの締結です。左右がボスでしょう。
これに、ゴムのカバーを乗せます。

真ん中の四角いスペースに、電気回路の黒い箱が入ります。中心の穴が通信用ですね。
四角の外側にある3つのビス穴で、黒い箱を締結し、それでゴムカバーが固定されます。
スイッチパネルの外周を、ゴムカバーの外周にある溝に入れながら嵌め込みます。
組み立てるときは多分、普通に組み立ててビスで固定すれば、ゴム部品の爪はシャーシの穴に入るかと。
組み立てのほうはすんなりいきそうですね。
台数からして、サービスパーツの種類を増やして管理するのは、面倒でコスト高になり、
手順書等を作成する手間もコストもかかるので、やりたいくないのはよく分かるのですが…
(自分も商品は違えど、逆の立場でよくあったので…)
ユーザーの立場で言えば、少しでも安く直せるようにして欲しいものです。
黒い箱もばらしてみるかな?
どうせ完全に壊してしまっても、ステアリング交換しか方法ないのであれば問題ないし。
調べた限りだとステアリングAssyは、現地価格で30万円くらいのようです。(>_<)
国内で手配を考えてますが、幾らになるのか…
まぁ、単純な構造ですが、生産台数と管理コストを考えると、そんなものでしょうね。
Ferrariとかだったら、100万円越えるんじゃないかな?(^_^;)
ここを直さないと動かせないし、直すしかないんだけど、困った…orz