料理だとイマイチ美味しくなさそう…(^_^;)
SWMって、名前は知ってましたが、詳しくは知りませんでした。
ネット情報の受け売りですが、一言で言うと「中華風味のイタリアン」ですね。
1970年代にオフ系で活躍したメーカーらしいですが、リアルタイムは知らないので、どれくらいのブランドバリューがあったかは不明。
昔のモデルはこんな感じ
SILVER VASE は、上手くイメージを踏襲してますね
そしてよくある話で、ブランドは中国のバイクメーカーの手に。
工場はイタリアの旧ハスクバーナの工場。ハスクバーナがBMW傘下にあった時代の、いわゆるイタリアンハスクの工場です。
なので、Made in Italy. イタリア車であることは確かなようです。
4輪では、ロータスやJLR、ボルボもそうですが、これらは中国資本になってもメーカーとしての成り立ちは大きく変わらず、資産を引き継いでいい形たと思います。
それに対してSWMは、メーカーとしての実態が消滅している訳ですから、多分設計は中国で、部品もほとんど中国/アジア製(これはどこのメーカーも大差ないか)、最終組み立てだけがイタリアな気がします。
実際に製品に触れても何となく…
勝手にライバル視しているGB350/SR400との比較も交えて、SILVER VASEがどんなバイクか見てみます。
ネット情報によると、エンジンはホンダのXR400/CL400/CB400SSと同じらしい。確かにボア/ストロークは同じだし、ラジアルバルブであることも一緒。29ps⇒27psと下がってるが、SR400も27ps⇒24psと下がっているので、排ガス/騒音規制に対応するものかと。
エンジンはコピーというより、ホンダに供給していたメーカーそのものがそのまま作っていて、製造機械からまんまそのものだと。
日本以外の仕向は440(445㏄)で、日本は併売ながら400が主力のようですが、少ない日本のために400を用意できたのも、元が400㏄だったのと、他のモデルで400も作ってて、対応が簡単だったってのがあるように思います。
そういう意味では、ホンダのスクランブラーCL400の真っ当な後継車ともいえるかも?
SILVER VASEのマフラーも、この頃のホンダの4バルブ単気筒でよく見られた、エキマニからマフラーまで2本出しのタイプですね。
SILVER VASEは、アップマフラーにしてるのに、エキマニはエンジン下を通ってて、クリアランスのためにアップマフラーにしたんじゃないの?って何故?も残りますが、それでも最低地上高は191mmと、CL400の185mmよりも高く、インド向けで高くなってると思われるGB350の166mmよりも25mm高いので、一応スクランブラーとして合格点なのかな?
車重は、いろんな情報を総合すると、乾燥148kg、装備(ガソリン抜き)153kg、車両重量(ガソリン満タン)170kgのようです。
車両重量で比較しても、GB350の180kg、SR400の175kgより軽く、タンク容量が22.5Lと大きいので、同量のガソリンを積んだ状態では、12~15kg軽いようです。
(スペックで決まるバイクではないですが)これだけ見ても、結構頑張ってるというか、いいとこ突いているのでは?
新車価格はGB350の550,000円、SR400の605,000円に比べて、682,000円と少し高いですが、スタイルが気に入ればアリではないかと思います。
今度機会があれば、GB350/SR400と並べて見てみたいです。
車両は引き取ってきたばかりで、メッキ部分とかの錆び落としとかして
完全逆光…
少しだけチェックで動かし
前オーナーさんはこれやりたくてTripセットしてたのかな?

自分でほとんど乗ってないキリ番(^_^;)
これから働いてもらいましょう(^_^)
Posted at 2021/08/03 22:27:07 | |
トラックバック(0) |
SWM SILVER VASE 400 | クルマ