
お盆休みはいかがでしたか。
自分は例年どおり、しっかりと働きました。
さて、今回のブログは個人的な偏った意見ですから気分を害されましたら是非スルーしてください。
すでに
整備手帳に修理というか応急処置を載せましたが、エスティマの電動サードシートが故障しました。
クルマは機械ですから故障はあって当然と理解しているつもりですが、それでも「良い故障」と「悪い故障」があると思います。
故障する場所、理由、時期、そして修理するためのメーカーの姿勢、かかる費用によって、さらにオーナーによって感じ方は様々だと思います。
例えば130Zは良く故障します。しかしそれは30年も、そして16万キロも走った上での故障ですから、ほとんどの故障が納得が出来る訳です。
BMW325(E36)も頻繁に壊れました。しかしハンドルを握れば「駆け抜ける喜び」を体感でき、修理に支払う少なく無い費用もチャラだと許せてしまうのです。
つい先日、故障ではありませんがモビリオスパイクのVベルトから異音がして交換しました。11年で11万キロ走ってくれたので、よくぞココまで持ってくれたな、と思いました。ある意味「良い故障」です。
しかし国産の、それもファミリーカーに自分が求めるのは何か、と考えればそれは「
楽しくないけど壊れなくて快適に移動できる道具(クルマ)」なんです。
消耗品ならともかく、壊れるべきでないトコロが壊れるなら国産を買う意味が全く無い。今回の故障箇所はどうやら頻繁に起きている故障のようです。しかしその故障に対するメーカーのフォローは何も用意されていません。故障時の手動ギミックも無い上に、修理するにはセンサーひとつの故障でシートASSY.全体の交換に10数万円。
今回はたまたまカプラーを外して事なきを得ました(解決になっていないけど)が、多くの一般ユーザーはどうされるんでしょうか。
ディーラーで「10数万円かかるのでそろそろ乗り換えましょう」と耳元でささやかれるんでしょうか。
最近の国産車に思うこと、、、。
「過剰なコストダウンと燃費競争のための軽量化、、、と言えば聞こえがイイですが実際は部品薄くしたり、小さくしたり、省いたり」「家電のように不要な過剰機能をつけて価格アップ」、そして肝心のクルマ作りに関しては「クルマ好きが作ったとは思えない設計とデザイン」
自分は古くて、偏った考え方を持っていると自覚しています。
だからメーカーの考える一般的な購買者に当てはまっていないことは理解していますが、それでも国産車の未来が心配です。
Posted at 2016/08/15 22:36:01 | |
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