Projectμ LEVEL MAX900(旧)
前に使ってったプロμ・チタン改がフロントはまだ残ってましたがリアが終焉を迎えたので、銘柄を変える事もあり前後交換しました。チタン改はプロμのラインナップ変更で廃番となり後継は「HC+」となるのですが、差してチタン改に不満は無かったのですが「使ってみたい!」と言う自身の欲望だけで今回はチタン改より1ランク上の『LEVEL MAX900』にしました。f(^_^;
LEVEL MAX900はその名の通り適正温度域が900°まで対応します。ハッキリ言って私にはオーバースペックだとは思いますが、「安心」(特に耐フェード性)を更に向上させたという事でOKでしょう。しかしチタン改でも高温状態が続くと完全なフェードまでは行きませんでしたが効きは徐々に甘くなって行きましたので、その辺がLEVEL MAX900で改善されれば言う事ないでしょう。現状は「一先ず付けました」そして「とりあえず当りは出しました」程度なので、ポテンシャルの片鱗すら判りません。とは言え、効きは良いです。効きを10段階で評価すると、純正:1、旧HC:7、旧チタン改:9で今回のLEVEL MAX900:10、って感じがします。それから以外だったのは色々な方々の話や噂で「相当、鳴く!」「メチャ、うるさい」と聞いていたので、覚悟してたのですが現状は微かに鳴いてるか?程度で済んでます。本格的に熱も入ったらギャンギャン鳴くのかなぁ? それともローターが同メーカーだから相性がいいのか?
何にしても後日、ワインディングやサーキット等に行って、どんな按配か確認してみたいと思います。(画像はシム・レスですが現在はシム入れてます)
※06.05.03 追記
先日、本庄サーキットを60周ほど走って来ましたので、頑張って走った時の「LEVEL MAX900」のフィーリングを追記します。先ず“効き”に関しては申し分ありませんでした。前回使ってたTitanKaiよりも制動感も強く、確実に制動距離を詰められると思います。私程度のスキルでは1.5t級のBE5でも満足行く制動性能でしょう。但し、それには縦グリップの良いタイヤがあっての事となると思います。少なくとも各タイヤメーカーのフラッグシップ・レベル(ラジアル)は必要だと思われます。そして耐フェード性も文句ありませんでした。TitanKaiの時にTC1000を周回した時は、1ヒート(15分)内でタイヤがタレて行くのと同調かやや遅れて、だんだん効きが甘くなってペダル踏み代もどんどん多くなり(←いわゆるフェード前兆状態)クーリングラップを挟んだりしましたが、本庄サーキットに於いて1ヒート(12分)内でMAX900は全然フェードの兆候を見せず大丈夫でした(ちなみにローターは純正サイズ・社外品です)。先にタイヤがタレてクーリングラップを取るかドライバーの私が連続走行に耐えられずペースダウンする程でした(汗。そんな按配なので峠とかの下りがちょっと楽しみです。それからTitanKaiもそうだったんですけど、低温時に効き過ぎる感の強いフィーリングでしたが、TitanKai同様にMAX900も一旦、熱(600度以上)が入ると低温時に効きを確保する成分が飛ぶ(?)のか?そのフィーリングが緩和して低温時も踏力(踏み方)と自分のイメージに合う制動感になりました。但しTitanKaiとは違い、一日の走り始めだけは予想以上に効きません。まるで新品パッドに替えた一発目の効き方のように。とは言え、少し走って何回かブレーキを踏めば普通に効くようになるので走り始めだけ注意すれば問題ないと思います。ちなみにですがパッドの温度の目安に600度と説明してますが、これはプロμ・パッドのミュー・グリーン耐熱塗装が600度までの対応(ローターも同じです)で、それを越えると塗料が沸騰して乾くと白くなるので判るんです。あと「鳴き」ですが、充分に当りが出た現在も予想に反して、踏んだ時に酷い鳴きはありません。他の方々のレビューや私の旧友とかの話だとかなり酷い鳴きだと聞いていたのでとても以外です。但し、サーキット走行後、少しパッドを引き摺ってる音が出るようになってしまいました。多分これはサーキット走行でブレーキ廻りが高温に晒されてパッドグリスがダメになってしまった為だろうと思います。近い内にその辺のメンテをして確認してみようと思います。
※06.10.30 追記
ブレーキダストが凄いです! ホイールが汚れる所の話じゃありません。ボディまでブレーキダストが飛び散るほどです!(>_<)
ブレーキダストに寄る汚れを気にする方は、絶対チョイスしない事を強くお薦めします。(笑
900iにリニューアルされましたが、性能グラフを見るとブレーキダストに関しては改良が加えられてないようですので、現在販売されてる900iも凄いブレーキダストだと思われます。但しスチール材の改良でボディへのダスト固着は多少改善されたそうですが。でも効きや耐フェード性は申し分無いんですけどネ。
※下の価格は前後セットの価格(税込)です。
※07/04/13 追記
フロントパッドが終ってしまいました。全てこれで走ってた結果、装着期間1年で走行距離≒7000km(街中メイン、サーキットを2回、峠を3~4回)でフロントパッドは残1㎜になってしまいました。私的には耐磨耗性は低く感じます。せめてこの倍は持って欲しいものです。リニューアル版のMAX900iも使ってる人の話だと、やっぱり減りは早いようです。あとMAX900はローターへの攻撃性も相当なようで、ローターもほぼ終焉に追い込まれました。ただ、この辺はMAX900iでは改善されてるようです。対してリアはまだまだ残ってます。多分まだ半分ぐらいは残がありそうです=現在はリアのみ使用中です。
(フロントパッドの状態は「関連整備手帳」をご覧下さい)
【効き・耐フェード性・コントロール性・剛性感】は文句無く良いのですが、【耐磨耗性・ローター攻撃性・ブレーキダスト】等は誉められた物では無いので、評価は★3つに変更します。
※08/02/11 追記
リニューアル版【LEVEL MAX900i】導入しました。基本性能は同じ様な感じですが、ブレーキダスト固着はかなり改善された模様。ダストは相変わらず出ますが、容易に洗い落とせますので雲泥の差です。詳しくは下記URL先をご覧下さい。
(これにより残量があるリア用は、応急用在庫とする事に)
http://minkara.carview.co.jp/userid/110470/car/20442/1230267/parts.aspx
関連情報URL:http://www.project-mu.co.jp/product-folder/brakepad/max900.html

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