ATLASBX MF90D23L 初期補充電
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
届いたばかりのバッテリーですが、基本的には充電済みですので装着前の充電は不要とされています。
ですが、販売店によっては初期補充電サービスを行っているところもあるということで、充電器は自前のがあるので初期補充電を行います。
2
箱を開けた直後ですが電圧を計測したところ12.8Vでした。
GSユアサによると気温20℃の満充電状態では12.72Vとのことなので100%ということに・・・
バッテリーの電圧(端子開放電圧)と容量の関係ですがざっくりですが
100% : 12.8V
50% : 12.3V
10% : 11.8V
という関係にあります。
車両に装着した状態ではざっくりと0.2Vほどの電圧降下があるのでこれまたざっくりいうと
100% : 12.6V
程となります。
3
充電前に液口栓(キャップ)を緩めておいて充電器を接続します。
メンテナンスフリーバッテリーと呼ばれる液口栓(キャップ)が無いバッテリーも増えてきていますが、無理な使い方というか液が減っていたら補充したい派というか・・・
メンテナンスフリーじゃ無いバッテリーのほうが個人的に好みです。
充電はそのバッテリーの容量の1/10の電流を12時間ほど流して各セルからガスが盛んに発生してきたら終了とされています。(定電流充電)
今回使用するのは全自動充電のOMEGA PROです。
AC Delco AD-0002も持っていたのですが、その後同機能で廉価なOMEGA PROも購入しました。
4
ご存じの方も多いと思いますが、この充電器は何が良いかというと、最初に充電電流を設定しておけば充電完了から満充電維持まで自動で行ってくれるところです。
バッテリーの充電は容量の1/10の電流を12時間ほど流すとされていますが、この充電器は今回の場合は充電電流を6Aに設定すると、最初は定電流充電を行って一定の電圧まで上昇(Stage1)したあとは、定電圧充電に切り替わって(Stage2)、最終充電電圧にて充電を行い(Stage3)、充電終了後はトリクル充電に切り替わり(Stage4)満充電を維持してくるところにあります。
こちらの画像ではStage3に入っており、16.3V 2.9Aで充電を行っています。
充電電流を設定して、タイマーを掛けて、バッテリーの様子を見て・・・といったことが不要な充電器です。
例えばガレージを持っていてあまり頻繁に乗らない車を所有している方だと、車で帰ってきて充電器を接続しておけば次に乗るときまで満充電を維持し続けてくれると言った使い方も出来ます。
ちなみにこの充電器は10年ぐらい使っています^^;
5
初期補充電ということもあってか、2時間強ほどで満充電になりました。
このときの電圧は14.8V、電流は0.9A程が流れていました。(Stage4)
この状態のまま次の休みまで放置しておいてからチェイサーに取り付けを行いたいと思います。
あまりにも乗らなすぎてバッテリーを痛めてしまったこともあるので、次は心を入れ替えて週1は乗るか充電するかを行いたいと思います。
6
充電を開始してから24時間後に充電器を取り外し、その時の電圧は13Vちょっとだったと思います。
充電直後というわけではないと思いますが、それから48時間後の電圧は12.96Vになっていました。
開封直後の電圧が12.8Vだったので、それから+0.16V・・・
この差が満充電になっていると言えるかどうかはわかりません^^;
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