目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
37度5分の熱が出ていた。熱以外の症状はなく、安静にしていて回復した所。
原因はわかっているが省略。
コロナワクチン接種が視野に入ってきた現在、慎重にも慎重な日々の生活が続く。
さて毎年の事だが、今時期から春にかけては風強く、花粉や黄砂も飛んでくる。
エスクも、いつの間にか真っ茶の埃だらけだ。息を吹きかけると、埃が舞う。
先月、平成以来のオイル交換をしたが、今日は水を掛けてボディを拭いた。
ついでにワックス掛けもした。自分の整備管理帳を見ると昨年10月以来の事だ。
助手席に林道本を積んで、出歩いたのは遠い昔のような気になる。
2
洗車と言うより、埃落としの水拭きだけ。
ホースで全体に水を掛けて、合成セーム革で拭き取るだけだ。
これで終了と思ったが、気が向いたので、そのままワックス掛けに進んだ。
微量のコンパウンド入りなので、念入りな洗車なしでも、汚れは奇麗に落ちる。
下地仕上げが重要なコート剤より、手軽な部分である。
ワックス回帰の要因は、何よりも深みのある艶だ。旧車になると、よりそれを感じる。
スイフトも10年を越えた頃、ワックスに戻した。理由は同じである。
3
1. メッキや樹脂塗装部分にも
メッキには掛けるな とワックス缶にも書いてあるが、自分は新車以来メッキにも、
ワックス掛けしている。掛けないと逆に早く剥げる。
ワックス掛けの弊害はない。23年間ないのだから、今後もないだろう。
手前に映る、フォグランプカバーにも掛ける。IPFフォグカバーは当初、無塗装黒
が白化したので、プロにバンパー同色にウレタン塗装してもらった。
年数回のワックス掛けで、メッキも樹脂塗装も23年間剥げていない。
4
2. フロントレンズカバー等の透明樹脂にも
スイフト用コーナーポールをエスクにもDIYで付けた。先端部はLED内蔵で光る。
スイフトはメンテしなかったので、1年以内に煙草のヤニのような黄色に変色した。
エスクはワックス掛け時に、ここも掛けている。
設置から13年経過したが、まだクリアである。
金属部にも掛けているので、ウキ錆も出ていない。
*このエスクのフロントレンズカバーは、何とガラスだ。透明感は永続する。
5
・ワックス独特の深みのある艶
この深み感は、コートでは中々出せない。
コートに較べて劣っていた耐久性も、近年は青空駐車で、雨風に晒されても3か月位持つ。
それも、扱いやすい半練りタイプでもだ。
ところで、この色は何色か? カタログではダークブルー ではなく、グリーンなのだ。
見た目も写真通りだが、新車時はグリーンぽさもあったような気がする。
だがそれも年々、濃いブルーになっていくようだ。不思議な色である。
EGルーム内も同じような変化で、グリーンには見えないのも、また不思議だ。
6
ワックス効果は、樹脂レンズでも表面コートされた被膜を保護して長持ちする。
*写真に映る金色樹脂バンパーも、しかり。
これは、2か月前に純正新品交換した3代目。逆側は2代目のまま。
左右同時交換した5年前以降、故意に付けられたような長い傷が増えた為。
7
水拭き・ワックス掛けの作業時間は、約90分だった。
拭き取りは、この専用クロスで楽だった。昔からあるネルのような生地だ。
ワックスの弱点は?
それは、鳥糞に弱い事である。コート剤は、2日程度なら塗装に浸透するのを防ぐ。
ワックスだと即日、塗装に浸透し始める。鳥糞は強酸性なので、塗装を傷める。
特に白系は、塗装に入ると黄ばんでコンパウンドでも中々落ちない。
*スイフトで経験した。
発見次第に水洗いして、弱アルカリ性の石鹸で中和するのが良い。
早期発見が第一だ。
8
ワックス掛け前のスポンジは新品で、作業後は下のように汚れた・・。
ワックスなら塗装の保護と汚れ落としが、多少混在しても大丈夫なのは良い。
これは、使い捨ての3個100円のスポンジだ。そのままゴミ箱行きだ。
昔は週末になるとコイン洗車場は、どこも、若者でいっぱいだった。何とか車は
買ったが、お金がないからどこへも行けず、洗車場で半日過ごす日もあった。
2時間程で切り上げ、ドライブに行き、夕方そこを通ると、まだ同じ人が必ずいた。
*当時のガソリン価格は、相対的に現在より大分高かった。
最近の洗車用具は進歩して、DIYするのも楽になった。特にワックス掛け・拭取りの
時間が格段に短くなった。が、自分でワックス掛けする人も、最近は殆ど見かけない。
昔は1日中、洗車・ワックスで、今は1日中、スマホである。
[PR]Yahoo!ショッピング
[PR]Yahoo!オークション
関連整備ピックアップ
関連リンク