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CatDogの"Escu Dog" [スズキ エスクード]

整備手帳

作業日:2022年5月16日

25年間のメンテナンス史 25画像使い切り

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 12時間以上
1
1997.10.27 の納車日は、10日間の米国研修(ほぼ観光)でロスにいた。
ラスベガスで大損。11月、帰国して待望のご対面だった。
TA01に7年乗り、続いてのTA51Wだった。
同じボディながら従来の165%のパワー。自身初のDOHCエンジン。
シティターボより、軽く噴けるのに驚く。*あちらはOHCだから当然なのだが・・。

シティターボとジムニーに乗っていた身なので、両車の魅力を一車に凝縮した車だった
と言うのは、過去形なので「車だ。」 が、正しいか。
画像1は、納車翌年に初めて走った、奥武蔵グリーンラインの支線・笹郷林道にて。
新車ならではの、ボディの輝きが、眩しい。*銀塩写真をデジカメで撮影したもの。
2
あれから四半世紀、今もここを走るMY ESCUDである。

直近の姿。新車時と殆ど変化はない。
*TA51は、1996末から10カ月だけ生産された直4最終型。購入したのは最終ロットだ。

白化した、フォグのストーンガードを、バンパー同色にしている。
コーナーポールは、スイフトOP品をDIYで、そのまま付けている。
*配線済みで先端点灯可能。
純正鉄ホイールも一昨年、再塗装して復帰させている。
3
・床下防錆塗装  2012.05-10

寒冷地仕様で、防錆塗料だけで*100Kgと言う重さだったが、寄る年波に薄くなった。
*ジムニー拡大版のサムライが94Kgと言うデータからの推定値。

写真は。2012.05 防錆再塗装前
ジャッキUPして、潜ってのDIYだった。マスクをせずに、気化したシンナーを吸い込んだ。
4
・防錆再塗装後の写真。

これは、同年10月の車検時に、防錆塗装が十分でない部分を、再々塗装した後のもの。
5
・ホイールハウス内も、追加防錆塗装

ホイールハウス内は、当時樹脂カバーでなかったので、ピッチング塗料で再塗装。
6
・エバポレーター清掃   2012・05

TA51は、自身初のAC標準装備車だった。
シティターボも、ACはOPだった。2ストジムニーSJ30に至っては、OPにもなかった。
しかし、当時ACフィルターはまだなかった。
ブロアユニットを外しての大掛かりな清掃となった。
ユニットの外も埃まみれだが、中には、くす玉のような、拳大の埃の塊があった。
ブロアユニットを外すと、ようやくエバポレーターとご対面だ。
7
それでも直接の目視は無理なので、ミラー越しだ。
ミラーで見ながら、ACスプレーを噴射した。この時も家庭用だったなー。
助手席で仰向けで頭を上げていると吐きそうになった。

以前、画像6の内気取入れ口から、ACスプレーを噴射する簡易清掃をしていた。
それと、ブロアユニット内部の埃玉がブラックホールのように埃を吸収していた。
なので、意外にもエバポの汚れは最小だった。
現在は、内気取入れ口前にネットでDIY簡易フィルターを設置している。

8
・室内全体が水浸しになった。 2014.12末に発見 直後 - 2015.01 補修作業

2014年末、CDチェンジャーを外そうと床を見るとビッショリと濡れていた。
浸水は、前席・後席・更に写真の、トランクルームに及ぶ室内全域に及んでいた。

絨毯を剥がし、椅子を撤去して室内乾燥から始めた。
何せ、真冬の事だ。自然乾燥はない。まずは、雑巾で床の水を吸い取る。
次に、絨毯と床の間に1カ所に新聞紙1日分を挟み、吸水した。
新聞紙は、6カ所に敷き、1日2回交換した。乾燥まで、新聞紙1か月分を使った。
9
水分がなくなると、次は濡れた絨毯の乾燥だ。絨毯は荷室以外は全部は剥がせない。
絨毯を、まくり上げて新聞紙でサンドしての暖房運転を、毎日6時間実施した。
こうして1週間後、濡れていた絨毯が、ようやく乾燥した。

中央のコンソール部は高いので浸水は免れた。周囲の絨毯は剥がして新聞紙を挟んだ。

長期間、浸水したままだったが、床上も防錆塗装が塗られ、錆は出ていなかった。
床も再度、防錆塗装を実施した。
10
床は錆びていなかったが、固定金具やボルト類は錆びていた。
金具は、錆取してから防錆塗装。錆びたボルトは全てステンレス製に交換した。

・漏水はエスクの持病?
バックドアからの漏水は、エスクの持病としては有名だ。
これを機に、車を手放す人も多いと言う。
11
・防水対策  数度の対策で漏水止む

2週間がかりで、ここまでDIYした後、Dに持ち込む。
この作業を頼んだら、軽く5万以上掛かりますよ。と、懇意の整備長に言われた。
漏水場所の特定に、シャワーテストをしてくれた。それも無料で・・。
結果、漏水はこのバックドア上部からと判明した。
重いスペアタイヤを、長く背負ってきた事が原因だろう。
バックドア取付位置調整は不可。まずは、バックドア周囲のゴムモールを交換した。
12
・防水対策2 2015.01-02 + 2019.05+2020.05

以後、バックドアストライカー調整や、漏水箇所周囲に堤防を作った。
更に、スペアタイヤを口径は同じ軽量のジムニー用に交換。
8Kgも軽い16Kgにした。*2019.05
そして、ジムニー純正OPカバーを30年ぶりに付けた。*2020.05

更に漏水の場合、すぐに分かるように、絨毯の下に新聞紙を各部に敷いた。
13
・マフラー交換  2014.10

純正では、当時珍しかったオールステンレスマフラー。18年目にして新品交換した。
前年、折れたのを繋いで使っていたが、溶接でないと車検不可との事で新品交換。

「折れたマフラーを溶接せず繋ぐ」は整備手帳1位の34千PVで、現在も増加中だ。
数年後、整備手帳合計100万PVを達成できれば、入会時の目標に到達だ。
現75万前後で、友人実数50名以下のものの、PVとしては、まずまずか?

・カーライフも終章なので、プチ自慢
エスクの愛車ランキングは、ほぼ毎年365日中、364-365日が1位だった。
*それほど初代は登録が少ないが、歴代エスク総合でも100日ほど1位だった。
 毎日見る訳ではないが推定で・・。スイフトは2位、時々1位が多い。

14
・外装リニューアル 2016.01 

経年劣化により老朽化。交換した外装純正パーツの写真。全て純正部品だ。

テールランプカバー。リアバンパーモール。バックドアパネル等々・・。
サイドマーカーは、一時クリアを付けていたが、純正オレンジに戻した。
今では、これの方が新鮮だ。*下15画像

写真にはないが、カーエンブレムのSUZUKI と ESCUDO も新品交換した。
15
・EGドライブシャフト・トランスファーのオイルシール交換  2008.09&2015.01

オイルシールが、やや弱いエスク。画像3では、オイルが床下に飛散している。
ドライブシャフトのオイルシールは、ミッションも降ろしての交換となる。
*パーツ代はオイルシール500円+税のみ

この時、66,148 Kmの走行だったが、ミッション降ろしついでに、クラッチ交換した。
バックギアが、入りやすくなったのに驚く。
16
・前後泥除け交換 2022.03

スタイルの一部である実用品のマッドフラップ=泥除け。
新車時にSUZUKI SPORT の純正OPフラップを付けていたが、破損により10年前から
フロントは新車時のもの、リアはDIY 画像6を付けていたが今年、前後とも交換した。
リアの幅が細くなったが実用上は問題なし。
17
・EGルーム内スチーム洗浄と錆対策 2022.04-05

2011.06 にスチーム洗浄して以来の再洗浄だった。
全体に薄汚れたルーム内。タワーバー内部には赤錆が出ている。
18
カバーを外して、たこ足も錆止めした。
カバーはシルバーに再塗装した。

錆止めは耐熱温度・150度が分かり、剥がしたが、濡れた感じに変色した。
19
前回、使い終わって以後、不使用だったスチーム洗浄機が、まだ今回使えた事に感激。
さすが、Made in Japan (コロナ製)だ。

*DIの点火コイルや、プラグも2-3年前に全交換している。NGK、MITUBISISHI製
20
・スチーム洗浄後、防錆処理(タワーバー内部)と、錆び部分に黒塗装した写真。

・EG下の画像18の銀カバーも外して再塗装。
・裸配線部もコルゲートチューブでカバーして防水対策した。
21
・室内

新車以来の追加は、ウェットスーツ生地のシートエプロンや腰痛対策のボディドクター。
それに、トレイマットで、清掃の手間が最小のグッズ装備。
ハンドルカバーも、スエード調に交換した。

・手塩にかける

オイルシール・クラッチ・ブロアユニット交換以外はDIYで行った。
文字通り、手塩にかけたTA51Wである。
22
・タイヤはMOMO&ピレリのATタイヤ

純正鉄チンには、ピレリの全天候タイヤ・スコーピオンデルデ215/65-R16。
写真のアルミには、ステアリングのMOMOのやはり全天候のM-TRAIL 215/65-R16。
ピレリは、オンロード寄り、MOMOはオフロード寄りの造りだ。
MOMOの乗り心地が意外に良い。ピレリは走行2千キロ、MOMOは、まだ千キロ未満だ。

以上が、25年に渡る主要な整備である。エンジン快調!
自分が、運転出来なくなるまで、エスクは、走れそうだ。
23
・函館旅行 GW明けの台風が北海道へ

2015.05 待望の北海道 だったが・・。
子供時代から、見たかった大沼の駒ケ岳。GW明けに何と台風が、しかも北海道に・・。
史上初の事だと言う・・。

大沼遊覧舟の湖上巡りも、雨と霧で殆ど何も見えず。ハッキリ見えたのは五稜郭の
函館奉行所と、この剥製のヒグマだけ・・。
希代の自分の、雨男ぶりを発揮した。
24
・始まりはいつも雨 待望の上高地

同年9月に、行きたかった、上高地にようやくツアー参加出来た。
だが、この日もまた雨で、見えるのは霧に雨だった。

写真は、その3年後の、やはり9月。旅行では、雨無しだと言う晴男と一緒だった。
TV等で見た、夢の景色だった。

以前、車で来たのは、現地まではマイカー禁止になった、その年だった。
25
・秋晴れの中、白川郷を歩く。だが・・。 

唯一、晴だったのは、世界遺産・飛騨白川郷であった。
2015年の上記、上高地の翌日だった。
快晴だったが、自分は食あたりで、腹痛を押して時速1K/Hで歩いた。
帰宅後、回復に5日を要した。この日は素晴らしい天気と景色だった。
*画像24.25は自分の一番のお気に入り。

なお、ビーナスラインで全線が晴れたのは、実に7回目の訪問での事だった。
この時も、晴男と一緒だったからだろう。

見知らぬ方、お一人での、数多くのイイね!が時々ある。同時刻で10本のイイね!
読まずに、付けられるのは嬉しくもない。むしろ不快だ。
自分で付けたのを忘れて、これを繰り返す人もいる。
そう言われて、フォロー開始から取り消しまで30分と言う方もいた。
読まれない10個のイイね!より、最後まで読んで下さる1個のイイね!に価値がある。

半日がかりの大作 25画像、最後までご覧頂き、ありがとうございました。
工程数の上限に達しました。終わり。

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