team477tm0003のブログ一覧

長年、滋賀に住んでいながら、琵琶湖の治水事業に関して良く分かっていませんでした。先日の台風１８号が一番接近した１６日に、実は琵琶湖から流れ出る瀬田川の水門を「全閉」していたらしい・・・。

ようするに、どんどん溜めてダム化させるってわけです。





■４１年ぶり「全閉」

　台風１８号の影響で記録的な大雨となった１６日には、国土交通省近畿地方整備局琵琶湖河川事務所（大津市黒津）は琵琶湖から瀬田川へ流れる水量を調節する「瀬田川洗堰(あらいぜき)」で放水をやめ、水門を全て閉じる「全閉」の状態にした。下流の宇治川や淀川が氾濫する恐れがあったためで、１９７２年以来４１年ぶりという。

　同事務所によると、同日午前２時４０分に全１０門を閉じ、午後２時半まで約１２時間にわたって全閉を続けた。この間、大小４００本以上の河川が流入する琵琶湖の水位は一気に上昇。１５日（午前６時時点、以下同じ）ではマイナス２５センチだったが、全閉から約３時間後の時点で２３センチに達した。全閉を解除した後も上がり続け、１７日には７６センチとなり、２日間で１メートル近くも上がった。




え、そうなの？？？

まさに逆の発想でした。　　(・_・;)

むしろ、「どんどん流す」と思ってました。滋賀県民でも知らない人の方が多いのではないかと・・・。

下流域には、天ケ瀬ダムや平等院などがあって、放水するとむしろ被害が大きくなるらしい・・・。

湖岸の地域では、水があがってきたところもありましたが、
一応コントロールされた洪水だったということでしょうか・・・。


「日本一の湖」であるが故の治水事業なのかもしれませんが、
いずれにしても、今回の台風を教訓に、治水行政についても
もうちょっと勉強しておこうと思ったteam477なのでした。